英語でしゃべらナイト
ジミー・ペイジとジーン・シモンズが別々にゲストで出演。
レッド・ツェッペリンは自分の中ではロックのルーツであり、人生の一部といってもいい存在なので、深く書くのは無理だけど、ジミー・ペイジの人柄の良さがにじみでるインタビューだった。
キッスのジーン・シモンズは、オジー・オズボーンと並んで、音楽的は別としてロック・スターとしての誠実さと欺瞞のなさを実に率直に表現している人だと感じており、ある意味敬意を払っている存在。ロック・ミュージック=お金儲けの為のエンタティーメントと割り切って営業しつづける態度の清々しさには見習うものが多い。90年代にメイク・アップ復活で再編成した時のロッキング・オン誌掲載のインタビューで、カート・コバーンや他の政治的なバンドに対し「かつて多くのロック・ミュージシャンが自殺したがるのを見てきた。しかし俺は今その終結を宣言する。さあ、ロックしようぜ。」という最高の名言を吐いていて、うっとりしてしまった。
9歳まで英語が全く話せなかった貧乏なイスラエル移民の子が、なぜゆえ世界制覇し、欲しいものを意のままにするロック・スターに成り得たのかは、近年邦訳も出たジーンの自伝にも詳しくあるようですが、出演後数秒で釈由美子を口説きまくる、素顔が冴えないおっさんになぜ魅力を感じてしまうのかということで解った気がする。
「なぜロックしつづけられるのか」「シャイじゃないから」という返答も最高。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4401617355/249-0223764-6221167
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント