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2004/06/05

ZAO大阪公演

6月4日
フランスのジャズ・ロックの最高峰MAGMAの初期メンバーによるバンド、ZAOが10年ぶりに再結成されてのワールド・ツアー初日。新今宮BRIDGEを見てきました。入場するとサイン入りCDが2,000円で発売されており、1st~3rdを購入。4~5枚目はアナログで持ってました。
前座は関西カンタベリー・ロック・シーンの元祖的存在のアイン・ソフ(AIN SOPH)。10年ぶりのライブらしく、私も見るのは88年以来だったりして懐かしかったです。短めのステージでしたが、あいかわらず安定したテクニックで懐かしい曲も披露してくれました。ギターでリーダーの山本要三氏はエフェクターを使わないナチュラルなギター・サウンドで素晴らしかったです。ソフトマシーンの6~BANDLESS時代を彷彿する瞬間も。

続いていよいよZAOの演奏。メンバーは
Francois Cahen:PIANO
Yochk'o Seffer:SAX
Gerard Prevost:BASS
Francois Causse:DRUMS
Cynthia Saint Ville:VOCAL

フランソワ・カーンはファットン・カーンと紹介され、巨体を揺らしながらエレピを好演。白髪になったヨシコ・シェファーも絶好調でソプラノ・サックスを吹いてました。ドラムもベースも鉄壁のリズム。女性ボーカルもハイトーンで複雑なパートを完璧にこなしていました。
MAGMA直系というか、MAGMAと双璧をなす反復フレーズを基調とした重厚なサウンドに圧倒。フレンチ・ジャズ・ロックの最高峰といってもいいでしょう。4人とボーカル1人であれだけのサウンドが出るとは・・・。カタルシスとアドレナリンの応酬という感じ。それでいてカーンのピアノは繊細でソロではアンヴィエントな美しい輝きを放っていました。
終了後カーンのソロ・アルバムやZAOのアナログ盤にサインをいただき感激でした。

もう1回見たい!!

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