« 中島らも死す | トップページ | RUSHカナダ公演 »

2004/08/11

デヴィッド・クロス(ex.キング・クリムゾン)in大阪

larkstonguesinaspic
信じられないことですが、元キング・クリムゾンのヴァイオリニスト、デヴィッド・クロスが8月10日大阪市内の和式カフェ・スペースで秘密ライブをやりました。
本人のオフィシャル・サイトに告知があり、その後の友人達の検索で、松屋町のカフェ「」でやるということが判明し、行ってきました。
なんか奥さんが日本人らしく、小さなお子さんたちを連れて里帰りされたついでにライブをすることになったみたいです。無料で、ドリンク代のみでした。6畳位の狭いスペースに直接床に座って40人位で見ました。
私は仕事を早々に切り上げ、はりきって2時間前から行って、最前列(80センチ位の距離)をゲット。先に玉造ギタースクールの先生である岸本栄一さんという方がギターソロを披露。続いてデヴィッド・クロスがエレクトリック・ヴァイオリンを抱えて登場。時にはソロで、時にはシーケンサーの打ち込み音をバックにエレクトリック・ヴァイオリンをプレイしたのですが、まさしくあのクリムゾンを思わせる音色で感動しました。あの名曲『トリオ』を思わせるフレーズもあってもう何も言うことはありませんでした。美しかったです。
シーケンサーには日本語のカーナヴィ・システムの移動アナウンスなどが入っていてコミカルで面白かったです。エレクトリカルでノイジーな曲もあり、ラストの「ホームラン」という曲は野球のホームランのことらしいですが、悲しげでした。全部で40分位の短い時間でしたが、とても貴重なものを見ることができました。
その後、前出の岸本さんに女性アコーディオニスト、女性ヴァイオリニストを加えて数曲演奏があり、最後に再びデヴィッドを交えてインプロヴィセーションを展開しました。
終了後、『太陽と戦慄』と彼のソロアルバム"Exiles"にサインを貰い、ツーショット写真にも応じてもらえました。感激!物凄く物腰の柔らかい人で、ニコニコしながら希望者全員に応じてくれました。「次は自分のバンドで来てくださいね!」と言ったら「そうしたいね!」と答えてくれました。
レア度からいうと人生でも指折りの貴重すぎるライブでした。クロスが80センチ前で演奏しているなんて・・・。

|

« 中島らも死す | トップページ | RUSHカナダ公演 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: デヴィッド・クロス(ex.キング・クリムゾン)in大阪:

« 中島らも死す | トップページ | RUSHカナダ公演 »