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2005年7月

2005/07/31

スザンヌ・ヴェガ Live at duo MUSIC EXCHANGE

suzannevega
Suzanne Vegaの待望のライブDVDが唐突に発売された。今年の4月1日に渋谷のduo MUSIC EXCHANGEで行われたアコースティック・ライブの模様を収録したもので、DVDと同内容のCDがカップリングになっている。4月のジャパン・ツアーは大阪での公演がなく、残念ながら見ることができなかったので嬉しい発売。編成は彼女のアコースティック・ギターと、近年ずっと一緒にやっているベースのMike Viscegliaのふたりで、セットリストも『マレーネの肖像』から始まるここ数年定番になっているもの。

デビュー当初から知ってはいたが、格別興味は持っていなかった。1999年の6月にドイツのボンにMike & The Mechanicsのライブを見に行った時、前座で出たのがスザンヌ・ヴェガで、今回のライブと同編成でほぼ同内容のセットリストを演奏した。1曲目の『マレーネ~』から深く広がる歌声に完全に魅せられてしまい、ギタープレイも本当に綺麗に響いていて、完全に彼女の世界に惹きこまれた。以降大ファンになったが、ゴージャスな音作りのアルバムはあまり好きじゃなくて、コアな部分が引き出されているアコースティックのライブ音源ばかり聴いていたので、今回のリリースには感謝。

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ウルトラマンマックス

先週の予告編を偶然に見て、ピグモンとレッドキングが出るというので、数十年ぶりにウルトラマンシリーズを見た。39年前のオリジナルのウルトラマンはリアルタイムで見ていたのだが、一番古い記憶に残っているのがピグモンとレッドキングの出た『怪獣無法地帯』の回。なぜ覚えているかというと、弟が生まれた日だったから。ウルトラマンマックスは特撮の大半はショボいCGで情けなくなってくるが、とりあえずピグモンもレッドキングも着ぐるみで出たので安心。で、科学特捜隊(今回は何という名前か忘れたけど)の長官と博士の役が、なんと黒部進さん桜井浩子さん。桜井浩子様の今のお姿に。・゚・(ノД`;)・゚・ 。 いまだに優美で可憐でした。私の永遠の女神です。

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2005/07/22

しずちゃん

今の若手のお笑いって全く見ないし、知らないのですが、ちょっと見て大ファンになったのが南海キャンディーズです。
はじめて見たのは毎日放送の「ちちんぷいぷい」で、ボケのしずちゃんの強烈なインパクトに「なんじゃこりゃ~!」と思ったのですが、今はカワイク見えてしまいます。どのくらいカワイイかというと、ちょっと前までカワイイなと思っていた、だいたひかるよりちょっとカワイイくらいのかわいさ。がんばれしずちゃん!

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エレクトリック・ライト・オーケストラ in 電車男

elotime01
まさか2005年の夏にELOブームが来るとは予想できなかったです。ドラマの主題歌としては大穴です。まあ、スティックスの『ミスター・ロボット』やCCBなんかが使われていることから、その辺の世代の人が作っているんだろうし、ELOにどれだけ思い入れがあるのかもわかりませんが。

『トワイライト』が収録されているTimeは81年作でオリビア・ニュートンジョン主演の映画のサントラで主題歌もオリビアが歌った『ザナドゥ』の次のアルバムで、コンセプト・アルバムっぽい作りがプログレしてますが、ELOを聴いてたのはそれ以前の『オーロラの救世主』~『アウト・オブ・ザ・ブルー』~『ディスカバリー』あたりで、あの長岡秀星の描いた『アウト・オブ・ザ・ブルー』の宇宙ステーションのジャケットが強烈な印象として心に残っています。

ELOは当時はストリングス・セクションのいるレーザーショーがハデなバンドとしての印象が強くて、ジェフ・リン自体にはそんなに関心は行きませんでした。独特のポップ・センスがビートルズ(特にジョージ)に通ずると感じたのは、『ディスカバリー』あたりからでしょうか。その後のジョージの復帰作『クラウド・ナイン』やビートルズ・アンソロジーでの『フリー・アズ・ア・バード』でのプロデューサーとしての手腕は見事でした。

私にとってのELO必殺の1曲はやはり『テレフォン・ライン』で、こちらもある意味電車男に合っているじゃないかと思ったり。ラブ・ソングとしては生涯のベスト5ぐらいに入れてもいい傑作だと思います。
(脱線しますが同タイトルの邦訳的存在の矢野顕子の『電話線』も名曲で、ベストアルバムの解説にもあったように、インターネットの出現を予言していたかの内容。バックはリトル・フィート)

これを機会にアキバ男達がジェフ・リンを掘り下げて、トラヴェリング・ウィルベリーズやビートルズのフリー・アズ・ア・バードや、ジョージ・ハリスンの遺作を聴く日が来るのでしょうか。んなことはないとおもうが、でも、ジェフ・リンの熱心なファンって明らかにマニアという気がする。(ジェフ・リン自体がビートルズ・オタクだし)そこらへん相通ずるかも。

ここらへんが私の今年の夏のヘヴィー・ローテーションとなりそうな予感です。

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2005/07/15

ジェフ・ベック 大阪公演

jeffbeckosaka
JEFF BECK9度めの来日公演を7月8日、大阪厚生年金会館大ホールで見た。初めて見たのが、テリー・ボジオ、トニー・ハイマスと3人で演った1989年の大阪城ホールで、あと99年、2000年と見て、今回が4度目。ライブ・ワイアーからのリアル・タイム世代にしてはライブを見るのが遅かったミュージシャン。Who Else!からの打ち込みビートを中心とした3部作はとんでもない衝撃で、ベックが常に前進するミュージシャンであることを思い知らせ、同時期の来日公演でもそのことを再確認させられた。

今回はアルバムの発表を伴わない唐突な来日公演で、何とボーカリスト(『フラッシュ』で歌っていたジミー・ホール)も連れてくるというので、今までにない内容を予感させた。いきなり1曲目から『ジェフのボレロ』で、その後も新旧とりまぜ、途中で5分だけの必要最小限の休憩をとってのグレイテスト・ヒッツ的な展開。途中でジミー・ホールが出てきて、数曲歌ってまたすぐ引っ込んだりし、、なぜかジミヘンのカバーを2曲も披露したりで、少々散漫な内容だなとも思ったが、ジェフのプレイはあいかわらずで、あの独特のギター・トーンもフレーズを超越したフィンガリング・テクニックもジェフ以外有り得ないものだった。難度の高い『スキャッター・ブレイン』など、昨年通販で出たライブ・アルバムのようにフレージングがたどたどしかったりしたが、あえてこの曲に61歳の今挑戦するところにパンクな精神が伺えた。個人的には『ダイヤモンド・ダスト』を生で聴けただけでも十分だった。

バックのビニー・カリウタはザッパ時代からのファンで、手数の多いテクニカルなプレイを期待していたが、時折超絶なドラミングを見せるものの、スティングや宇多田ヒカルのバックのように堅実なプレイもこなして、ほどよいバランス。しかしジェフのプレイに完全にマッチしているかといえば、まだまだのような気も。テリー・ボジオのプレイを再び聴きたかったが、彼は、我が道を行くひたすらドラムソロだけに近いプレイをしてしまうし・・・。ベースのピノ・パラディーノは昨年のTHE WHOのバックの時のように控えめなプレイに徹していた。ベックとは90年代前半にも組んでいるので、それなりのコンビネーションではあるはず。ジミー・ホールは数曲歌うためだけに来たようだが、明らかに現在のジェフの音楽性から後退している趣向。とにかく歌ものも演りたかったんだろう。『フラッシュ』でも聴けるように自分で歌うと音痴なので仕方なかったんだろうという感じ。

アンコールでは前回、前々回で唖然とするようなテクニックを披露してくれた、ジェニファー・バットンが飛び入りでキターを弾いた。今回はスタッフとして参加している模様。前2回のライブが凄かったのは彼女の手腕によるところが大きかったことを思い知らされる凄いプレイ。

歳をとらないミュージシャンというのは凄まじい。今回はサービスたっぷりの内容だったが、ベックはまだまだ前進していくんだろうと信じたい。

2005年7月8日 大阪厚生年金会館大ホール
1. Beck's Bolero
2. Stratus
3. You Never Know
4. Cause We've Ended As Lovers
5. Rollin' And Tamblin'
6. Morning Dew
7. Behind The Veil
8. Two Rivers
9. Star Cycle
10. Big Block
11. Scatterbrain
5minutes intermission
12. Nadia
13. Angel (Footsteps)
14. Led Boots
15. Diamond Dust
16. Hey Joe
17. Manic Deprssion
18. Goodbye Pork Pie Hat
19. Brush With The Blues
20. Blue Wind
Encore
21. Earthquake ~ Blast From The East
22. Going Down
23. People Get Ready
24. Over The Rainbow

Member
Jeff Beck - guitar
Pino Palladino - bass
Vinnie Colaiuta - drums
Jason Rebello - keyboards
Jimmy Hall - vocal

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2005/07/14

スター・ウォーズ エピソード3

starwars03
先々行も先行も初日も忙しくて行けず、ようやく昨日見てきました。
レディースデーだったので観客の60%以上が女性でした。
最後の30秒のシーンで、人目もはばからずハンカチを出して号泣。
周りの女性達を引かせてしまいました。

27年前の1作目公開から全部リアルタイムで見ているので、第1作目
(エピソード4)と話が繋がったところで、全ての謎が解け、全作の
ほんの些細な箇所にも新たな視点が生まれ、そのあまりの悲劇に
号泣するしかありませんでした。
展開は事前に全部公表されていたので、どういう風に映像化されて
いるかに興味が集中していたのですが、あのラストは完璧です。

1978年の夏休みの梅田の映画館から、2005年の夏の梅田の映画館まで、
27年かかって、ようやく大きなパズルが完成した気分で感慨もひとしおです。

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2005/07/07

オープン・ウォーター

openwatermontreal01
昨年の今頃のアメリカ公開予告編の記事を町山智浩のブログで読んでから、ずっと見たいと思っていた映画。昨年の8月、カナダに行った時は公開中で、バスの車体にまで広告が載る位の話題作だったようだ。映画秘宝の最新号によると、2人の夫婦がたった12万ドルの予算で完成させたそうで、別にフルタイムの仕事をしながら3年がかりでこつこつとデジタルカメラで撮ったとのこと。主演の2人とカメラマンと監督という必要最小限のスタッフで、ここまでおもしろい映画が撮れるのだということを証明した映画。
サメの登場の仕方も極めてリアル。本当に自分も漂流しているような気分になるようなアングルと緊迫感。そしてあまりにリアルなエンディングで、低予算映画の真髄を味わえた気分でした。

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2005/07/04

黒田亜樹 & 神田佳子 ライブ。キース・エマーソンへの手紙 vol.2

クラシック、現代音楽のピアニスト、黒田亜樹さんと、パーカショニストの神田佳子さんによる、エマーソン・レイク&パーマーの楽曲を現代音楽風にアレンジした演奏会を神戸クレオールで見た。昨年の日記にも書いたように、去年の同時期、同会場にて、2人によるライブがあったが、その時点で演奏されたELPナンバーは『タルカス』『ピアノ協奏曲第1番 第三楽章』『展覧会の絵』の3曲のみ。今回はほぼ全曲がELPのレパートリーで、大いに盛り上がった。

演奏曲目は、『アレグロ・バルバロ(バルトーク)(ELPの『未開人』の間奏部)』、『ロミオとジュリエット(プロコフィエフ)』、『ホウダウン(コープランド)』、『ピアノ協奏曲NO.1 全楽章』、休憩を挟んで『展覧会の絵』、伊福部昭の『ゴジラ』(これのみELPではないが、昨年エマーソンがゴジラのサントラを担当した繋がりと神田さんのアルバムに収録されていることから演奏)、『タルカス』、そしてアンコール替わりに再び『ホウダウン』。

テーマは「主婦のプログレ」とか冗談を言いながら、和気藹々とした雰囲気だったが、演奏は凄まじくてまさに体育会系のような体力勝負の熱演だった。世界中のELPのトリビュート・バンドが束になってかかっても敵わないような、説得力のある繊細で凶暴なアプローチで、ELPというかキース・エマーソンの本質を突いていたような気がする。
ELP自体、やっている音楽の質とは裏腹にパフォーマンスのハデなバンドで、花火やナイフを使ったり、グランドピアノをクレーンで吊り下げて大回転したりと、サービス精神はキッスなどと相通じるところがあるが、音楽の本質的な部分で、ここまでアグレッシヴにELPをカバーするのは、現代音楽を基礎とする演奏力だけでは足りないかと思う。やはり黒田さん、神田さんの本質的に過激な部分が、あそこまで演奏を凄まじい次元に高めたのではないだろうか。ELPのライブ・ヴァージョンよりも早く演奏されるホウダウンには圧倒された。

黒田さん、神田さんのコンビネーションは完璧なので、どうかこの演奏を記録してほしいと思うのですが。
次回はぜひ『トッカータ(ヒナステラ)』を!

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