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2005年10月

2005/10/26

キース・エマーソン大阪公演

Kieth Emersonの大阪公演を10月13日、大阪厚生年金会館芸術ホールで見た。
96年のELP最後の来日公演を見逃しているので、キースを見るのは92年の再結成
来日以来である。

ここ数年の音源を聴いている限りでは、あまり期待できるとは思えず、がっかりして
帰ることを覚悟していたほどだった。指が不調になってからの演奏は痛々しさを感じ
た。それでも見てみようと思ったのは、アストラ・ピアソラの演奏で有名なピアニストの
黒田亜樹さんがエマーソン本人も絶賛する完成度のELPの現代音楽的解釈のカバー
・アルバムをリリースし、コンサートでも「ピアノ協奏曲第1番」を全楽章演奏したりして、
それを聴いてのELP熱が再発したからである。

ライブはというと、予想を完全に裏切る素晴らしい出来で、やはりエマーソンは一流の
ピアニストでありエンタティーナーだった。

2曲目の『ピアノ協奏曲第1番第3楽章』のロック・アレンジの演奏で、見に来た価値が
あったと思った。77年のWORKSツアー以来の演奏のはずである。前述の黒田さんが
昨年のコンサートで取り上げたことをキースにメールで報告したところ、「今度は全楽章
を演奏してほしい」とのリクエストがあったそうで、今年はその全楽章ライブが実現し、
キースにも何らかの逆インスパイアを与えたのかもしれない。とにかく一番聴いてみた
かった曲である。
他にも"Living Sin"などのレア曲も堪能できて、このところのありきたりなセット・リスト
から逸脱していたのも嬉しかった。
モジュラー・ムーグも健在で、デジタルシンセには絶対に出ない圧倒的な重低音には
観客もびっくりしていたようだ。
バックの若手メンバーとのコンビネーションも決まっていて、バンドとしてのまとまりを
感じた。特にギターとボーカルを担当するDave Kilminsterがこのバンドをまとめて引っ
張っているように感じた。

途中でグランド・ピアノが出てきて、生ピアノ演奏を初体験。MIDIグランドではなくて、
本物のピアノ演奏が聴けたのは貴重だった。3曲目のCreole Danceには圧倒。
一緒に見た友達と「やっぱり凄い!」と頷きあってしまった。

アンコールのツェッペリンのカバー"Black Dog"には驚かされた。賛否両論だったが、
キースのエンタティーメントに対する余裕みたいなものが伺えて、私はOK。

もう1回見たかった。

Karn Evil 9 1st Impression part2
Piano Concerto No.1 Third Movement (Toccata Con Fuoco)
Living Sin
Bitches Crystal
Hoedown
Country Pie
Static
Karelia Suite
? (Dedicate to victims of disasters)
A Cajun Ally
Creole Dance
Touch And Go
Lucky Man
America/Rondo
Tarkus

Black Dog
Fanfare For The Common Man

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2005/10/02

銀河ヒッチハイク・ガイド

ginga01
すみません。小説もTVドラマ版もまったく未経験のまま、いきあたりばったりで見てしまいました。銀河ヒッチハイク・ガイド。『宇宙船レッド・ドワーフ号』とか『スペース1999』タイプのイギリスお得意の銀河漂流もの。『レッド・ドワーフ号』的な不条理コメディ(というかこっちのほうが先なんだけど)って、モンティ・パイソンもそうだけど、日本ではおもっきりハマってカルト的に崇拝する人と、まったくおもしろさが理解できない人に2分されてるみたいで、この映画もそういう感じ。もしテリー・ギリアムあたりが監督してたら、もっとブラックな笑いが大きく出ていただろうけど、これはお気楽タッチが大成功している。マニア受けするネタがいっぱい出ていたみたいだけど、わからないのがもどかしかったりした。まあ、普通の人が見たら、鬱病のロボット、マーフィがかわいい!ってくらいでしょうか。あと、テーマ・ソングの"So long, and thanks for all the fish!"も万人受けする名曲だ。

宇宙最高のスーパーコンピューターであるディープ・ソートが、750万年かけて計算して、ついに答えを出した宇宙の真理が「42」というのが何とも・・・。42って私の歳か。

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