新譜が目白押し
お気に入りのミュージシャンの新譜がここ数ヶ月で一挙に発売されたので、一言づつ。
Depeche Mode / Playing The Angel
最近あまり変化がないけど安心して聴けるいつものDM節。ここ数作では結構ポップ。今いちばんライブが見たいバンド。
Guru Guru / In The Guru Lounge
名古屋のライブでマニ・ノイマイヤーさんから直に買いました。新婚の奥さんとのデュエットがダブル・ファンタジー風。
Kate Bush / Aerial
12年ぶりの2枚組新譜。声が全然変わってなくてびっくり。ピアノ中心のしっとりと味わいのあるシンプルさが機軸となっている。disc2は繋がっていて組曲風で冒頭の息子のMCがフロイドの"Good Bye Blue Sky"風。母親らしさがよく出ている。
Klaus Schulze / Moonlake
久々の単品新譜。シンプルな構成でミニ・ムーグ・ソロを展開。後半2曲はポーランドでのライブ。ロバート・モーグ博士に捧げられた作品。mixiでコミュニティ主催しております。
Mike Oldfield / Light + Shade
純粋な新譜としては3年ぶり。一聴してマイクとわかる作風だが、ニューエイジ的なポップさが万人向けという気も。なぜか「禁じられた遊び」のカバーが。
Neil Young / Prairie Wind
アコースティックで優しげなところが「ハーベスト」風。留まるところを知らないアメリカの偉大なる魂。私にはこの人こそがアメリカのイメージ(カナダ出身だけど)。より高音質のオーディオ・トラックとスタジオでのセッション風景を収録のDVD付き。
Nine Horses / Snow Borne Sorrow
David Sylvian, Steve Jansen, Burnt Friedmanによるプロジェクト。デヴィッド・シルヴィアンのボーカルはいつにも増して素晴らしい。坂本龍一もゲスト参加。Burnt Friedmanは2003年に元CanのドラマーのJaki Liebezeitとのプロジェクトで来日公演を見ました。
Roger Waters / Ca Ira
フランス革命をテーマにした構想数十年の純粋なオペラ作品。約1時間のドキュメントDVD付き3枚組。DVDのメイキングを見ると、ロジャーが歌手の1発声、1呼吸に対して横に付き添って監修しているのが凄い。
山下達郎 / ソノリテ
デジタル・レコーディング技術の不要な進化により曲作りのプロセスを根本から変えなければならなかったというイワク付きの新譜。「ポケット・ミュージック」、「僕の中の少年」あたりの変遷に通じるものが感じられた。
スタジオ盤ではないが、ライブ盤の新譜も購入したものを紹介。
Anekdoten / Waking The Dead, Live In Japan 2005
東京で見た3月の日本公演のいいとこどり。けたたましさがワンパターン気味けど、好きな音。メロトロンの洪水に溺れたい時に。
Marillion / Marbles By The Sea
ファン・クラブに入っている唯一のバンド。今年の3月のファン・コンベンションにおける2枚組最新作の完全再現ライブ。オフィシャル・サイトの通販のみの販売。プログレ色が復活。今月末にパリとケルンでライブを見ます。
Queen / Return Of The Champions
日本公演は大阪を飛ばされてパス。まあ納得する人が納得するように、割り切って見ればこれはこれでいい。ポール・ロジャースの人選は限られた状況の中ではベストだった。初期Queenの華麗で技巧的な部分が完全に排除されているけど。
Robert Wyatt / Theatre Royal Drury Lane
ブートでおなじみの1974年の伝説的ライブのオフィシャル・リリース。音が良くてびっくり。マイク・オールドフィールド他豪華すぎるゲストもいい仕事をしている。
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