秘密のかけら
中盤で、薬でラリったロリータ・フェイスのヒロイン、アリソン・ローマンが、不思議の国のアリスのコスプレの女の子(慈善ミュージカルの歌手で、歌っているのはジェファーソン・エアプレーンの『ホワイト・ラビット』)と濃厚なレズ・プレイを演じる萌えシーン。
バックにかかっている曲が意外すぎてしばらく思い出せなかった。なななんと、ジャズ・ロックの金字塔的アルバムであるマハヴィシュヌ・オーケストラのファースト"The Inner Mounting Flame"(邦題『内に秘めた炎』)のヴァイオリンとローズ・ピアノが泣きまくっている"You Know, You Know"。設定が1972年なので、1971年発表のこのアルバムからの曲を使ったのは、なかなかのセンスだと思いました。しかしなぜマハヴィシュヌ??ジョン・マクラフリンのファンなのか?サンタナなんかも使われていたので、選曲担当がギタリスト好きだったのかな。
1958年に起こった売れっ子コメディアン・コンビに絡んだ全裸女性変死事件を、15年後に女性編集者のアリソン・ローマンが追い詰めていくサスペンス・ドラマ。しかし、R18となってしまってて、ストレートなエロ・シーンが随所に盛り込まれていて、特にラスト近くでは思わず笑ってしまう衝撃的なシーンが・・・。で、『インヴィジブル』の時のごとく、やたらと脱ぎまくるケヴィン・ベーコン。こういう役ばっかりですなー。
マハヴィシュヌ・オーケストラを使っていたので、私はOKの映画でした。帰ってファースト(レコードでしか持ってないけど)を聴きなおしてしまいました。
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コメント
聴きごたえのあるエキサイティングなジャズでした。
なるほどジャズ・ロックの金字塔なんですねぇ。
投稿: かえる | 2006/01/27 11:16
初めまして♪
「ホワイト・ラビット」のシーンは、妖しかったですね。
70年代の雰囲気を音楽で盛り上げていたと思います。
トラックバックさせていただきます。
投稿: いわい | 2006/02/09 10:14