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2006年2月

2006/02/25

僕のニューヨークライフ

anythingelse
ウディ・アレンの2003年の作品『僕のニューヨークライフ』が今頃公開。日本では昨年公開された2002年の『さよなら、さよならハリウッド』の次の作品で、本作の1作後の『メリンダとメリンダ』のほうが先に公開されてしまっていて、ちょっとヘンな感じもしますが、まあいつものウディ・アレンです。
が、今回はジェイソン・ビッグスとクリスチーナ・リッチという若手を使って、あの『アニーホール』をほとんどリメイクしているような内容で、21世紀ヴァージョンを堪能できたという気分です。というか、『アニーホール』がいかに画期的でハイプで時代を先取りしていたかという事実を再認識。

主人公の2人が初デートするのがジャズの中古レコード店。中古レコード屋でデートって、ジョン・キューザックの名作『ハイ・フィディリティ』でもテーマになってて、数年前の『中学生日記』(名古屋の中古レコード屋で中学生同士がデート)とかにも登場してるけど、個人的にはやっぱり理想的ですね。音楽の話で、男女がマニアックに盛り上がれるっていうのは素晴らしいです。ただし、この映画ではジェイソンがクリスチーナをクドきたい一心だというのがミエミエなのですが。

子役時代のクリスチーナ・リッチは、日本ではビデオ・スルーにされてしまった"That Darn Cat"(邦題『誘拐騒動/ニャンタッチャブル』)を飛行機の中で見たくらい(ディズニーの子供向け映画だけど、なぜか大好きな映画)で、アダムス・ファミリーよろしくダウナーなキャラクターは唯一無二という感じだったんですが、その後見た98年の『バッファロー'66』『I Love ペッカー』では、既にエロチックな演技をしててドキっとしたものでした。本作はもっとエロくて、クラクラしてしまいますが、どこか冷めた存在感は子役時代から変わっておりません。ウディが近年で最も起用したかった女優がクリスチーナ・リッチだったそうで、確かにピッタリとハマってました。

ウディは、今回は主人公でコメディ脚本家(!)のジェイソン・ビッグスの同業者役で、先輩としてよき相談相手だけど、なぜか見えない暴力への恐怖に取り憑かれていているナーヴァスなキャラクターでもあります。意味なく主人公に武装を薦めてライフルを買ったり、(ウディ初の)バイオレンス・シーンもあって衝撃的でした。これまさに911がもたらしたアメリカ人の総体的な意識をおちょくっている感じ。いつものように生温くも、微笑ましくは終わらないところが、今までのウディのコメディーとは違ってます。

公開が前後した次作『メリンダとメリンダ』は去年、字幕なしヴァージョンをローマ行きの飛行機の中で見て、そのまま劇場公開を見逃してしまうという致命的なミスをしたので、ストーリーのディテールがさっぱりわからず仕舞いだったのですが、正しい製作順で見直すチャンスができたので、またDVDで見てみようと思います。

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2006/02/05

フライトプラン

flightplan01
ショーン・ビーンが機長やってる飛行機でロクなことが起こるはずがない!

あちこちのネットに地雷のように振りまかれているネタばれを全部かわして真っ白な状態で見られたので、半分まで見たところで全く展開が読めず、かなり楽しめました。それにしても無理があるだろ!といいたい。まあ映画だからいいけど。ジョディー・フォスターも、おばちゃんになっちゃいましたが、あいかわらず名演技です。

国際線には50回以上乗ってるんですが、「この値段でどこで利益出してるんだ」というような格安チケットしか使っていない身としては、エコノミー席以外のいろんなスペースを見ることができて、結構タメになったりして。この映画の飛行機は特別としても、旅客機って結構見えないスペースがいっぱいあるもんですね。しかし、機内食マニアとしてはぜひ機内食のシーンは出してほしかった・・・。

この映画も機内上映は無理でしょう。飛行機のなかでヒマつぶしで見る映画が大好きな私としては、一度「大空港」「ハイジャック」「エアポート75」「トワイライトゾーン/超次元の体験の第4エピソード」「エグゼクティブ・デシジョン」「エアフォース・ワン」などの航空パニックものばかりを上映する飛行機に乗ってみたいです。

あと、すぐに無くなったパスポートケース付きの前売り券。あれ欲しかったなー。

ネタバレもできないので、2ch的お約束を。
「アラブ人に謝れ!」

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