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2006/05/01

緯度0大作戦 DVD化

Latitude0まさか、この作品がオフィシャルで出る日が来ようとは・・・。遂に出た幻の日米合作東宝SF映画、「緯度0大作戦」が先週DVDでオフィシャル・リリースされ、日本公開版、海外公開版、短縮版の3ヴァージョンを収録した、3枚組コレクターズ・エディションを購入。4、5年前に京都の名画座で「海底軍艦」と一緒にアンコール上映された時に、ボロボロの傷だらけのフィルムで見て以来、久々に高画質で見て感慨もひとしおであった。

東宝の特撮映画ではソフト化されていなかった数少ない(あとは「獣人雪男」と「ノストラダムスの大予言」のみ)作品で、米国ドン・シャープ・プロとの共同制作で、ドン・シャープ・プロが製作途中で倒産し、版権がうやむやになっていたというのが一般的な要因とされていた。

1972年頃にテレビで初放送された時、初めて見て、あまりの面白さに次の日から小学校でも話題沸騰で、休み時間には、映画に出てきた弾丸を跳ね返す「免疫風呂」や秘密兵器満載の特殊手袋を使うマネをした「緯度0大作戦ごっこ」をして遊んだものだった。人体改造されたコウモリ男やグリフォンの改造手術のシーンが怖くて眠れなかったりもした。「中立」という言葉の意味も、この映画で初めて知った。

とにかく超豪華な登場人物全てが魅力的でストーリーもおもしろい。宝田明もファンファンも、ジョセフ・コットン、シーザー・ロメロなど国際俳優陣にひけをとらない存在感である。ディズニーの「海底二万哩」の完全な引用と思われる海底都市や、最新鋭の潜水艦が19世紀初頭に就航されたものだったというアイデアも素晴らしい。

味方の潜水艦「アルファ号」と、さらにカッコいい敵の潜水艦「黒鮫号」のバトルも円谷英二の特撮技術の真骨頂という感じで、今見ても燃えてくる。

しかし、今見ても、小学校当時初めて見た時も「こ、これはちょっと・・・」というトホホな出来なのが、怪獣の着ぐるみである。ライオンと鷲で合成怪獣グリフォンを作るときの着ぐるみ(中に入っていたのはゴジラの中島春雄)を見て、「本物のライオンを使えばいいのに・・・」と子供心に思った。さらに大ネズミ、こうもり男も、失笑してしまうような出来で残念。しかし、今見るとなかなかほのぼのとしてて、これはこれで良しという感じ。

ラストのどんでん返しは、あっぱれで、いつ見ても大好き。

大人になって見ると、黒鮫号のおばちゃん艦長「黒い蛾」の黒木ひかるが、おいしいなー。

追記
副音声のオーディオ・コメンタリーは、宝田明が熱く当時の想い出を語っているのに対して、岡田真澄は出演したことすら覚えておらず、1度も見たことがなくて、コメントしながら初めて見るという、テンションの下がるものでした(汗)。

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