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2006年7月

2006/07/24

Rush / Replay x 3

Rushreplayx301RUSHの80年代のライブ映像作品3作(Exit Stage Left, Grace Under Pressure, A Show Of Hands)を5.1chリマスタリングしてDVD化したもので、Grace Under PressureはボーナスCDも付属している全4枚組セット。
1ヶ月程前にHMV通販で注文して(出来ればRUSHのオフィシャル・サイトで注文したかったが、送料がバカ高いので。HMVのもオフィシャルのもNTSCリージョン・フリー)、一度送付されてきたが、特典のツアー・パンフ復刻ブックレット3冊のうち2冊が折れ曲がっていた為、返品交換してもらって、先日再度到着。

81年の"Exit Stage Left"は人生で最も聴いたライブ・アルバムのひとつで、映像が全く無かった当時、これを3人でどうやって演奏しているのか全く不明だった。それだけに83年のある日、今は無き梅田の高層ビルの最上階にあるワルツ堂というレコード屋で、"Exit~"輸入ビデオを店頭上映しているのに出くわした時は死ぬかと思った。初めて見る動いて演奏するRUSH。"Xanadu"を両手両足を駆使して演奏するゲディ・リー。結局その場で立ちっぱなしで最後まで観賞。店員がビデオを巻き戻しに来るのを待って、見逃したシーンをさらに観賞。至福の時だった。

来日公演が実現した84年の"Grace~"はライブCD化されず、映像版も長年廃盤になっていたので、待望のDVD化。思い入れあるツアーなので、ボーナスCD化も嬉しい。

1987年リリースの"Hold Your Fire"を伴うツアーを収録した"A Show~"はCDが先行発売され、後に日本版LDを購入。この時期がプログレ的醍醐味の絶頂期だったので、見まくった記憶がある。"The Big Money"のオープニングがカッコ良すぎる。

難を言えば、前から悪かった"Exit~"の画質が改善されていないこと。以前から評判の低かった濁った古い映画フィルムのような映像のまま。改善できなかったのは、デジタル処理で改善できるいいマスターが残っていないからだろうか。残りの2作も特に画質を向上させた形跡はないようである。
ジョージ・ハリスンのバングラディッシュがあれだけ画質を向上させているのだから、どうにかできないことはないと思うのだが・・・。
あとオクラ入りになっている97-98年の"Test For Echo"ツアーの映像もなんとかリリースしてもらいたい。


"Exit~"の映像をぜひ、若いテクニカル・メタル・ファン達にも見てもらいたいものである。


付記:
おととい7月22日に泉大津で開かれたUDO MUSIC FESTIVALで、KISSの演奏を見た。お客の入りは寂しい限りだったが、花火などの演出は野外だけに過去最大の規模だった。RUSHはかつてKISSの前座をしていて、その経験からエンタテイメントの何たるかを学んだと、ゲディとアレックスがCLASSIC ROCK誌2004年10月号のインタビューにて答えている。RUSHのライブに真摯さだけでなく、ユーモラスで人を笑わせる部分が少なからずあるのは、この辺の経験が生きているような気もする。

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Pink Floyd / p.u.l.s.e DVD

Pulse01デヴィッド・ギルモアの新譜と発売時期が重なるという理由で、リリースが半年伸びてしまった94年のツアーのライブ・ビデオ作品P.U.L.S.E(95年リリース)のDVDがようやく発売され、HMVの通販サイトで購入しました(NTSCリージョン・フリー)。当時まず最初にドイツのテレビで放送されたブートレッグを入手。その後レーザー・ディスクを買って凄さを確認しましたが、今回はDolby5.1ch化されたサウンドで448kb/sに加え640kb/s対応もされ凄いです。

約1時間35分の特典映像付きでブートビデオから使われた未収録曲が貴重。特にお気に入りの"Poles Apart"や"Marooned"が収録されたのが嬉しかった。"Marooned"の噂のクジラ映像は初めて見られました。ノルウェー公演で当てつけがましく映写されたそうですが・・・。

スクリーンに映されたオリジナル・ビデオもボーナスで収録。Moneyのツアー初期ヴァージョンのレジデンツ型宇宙人編は、ブート映像で見てたけど、オリジナルには入っていなかったので、今回の収録は貴重です。

ハンディビデオで撮られた15分ほどのツアー・ドキュメントが圧巻で、舞台裏や世界中のコンサートシーンから抜粋されています。直前のパームウェア飛行機格納庫で行われたリハーサル(にしては規模が大きすぎる!)の模様も収録。これは日本版は字幕が付くのかな。

セット・デザインはいつものMark Fisherで、フロイドが起用以降、ストーンズ、U2等数多くのメガ・ロック・コンサートのセット・デザインでは常連となってしまいましたが、最も画期的だったのはステージで巨大な壁を作って、それを壊すという80年のザ・ウォール・ツアーでしょう。
88年に来日した時、照明や観光バス・サイズのブタの風船、特殊効果のあまりの凄さに唖然としましたが、それでも欧米ツアーのセットを2/3に縮小していたとのこと。94年はその規模を単純に2倍に拡大しており、圧倒というより凄すぎて笑ってしまう感じです。

ライブ映像作品としては完璧だけど、できれば野外コンサート編もフルサイズでソフト化してほしかったところです。ヤンキー・スタジアムのブートを持ってますが雲に絵を描くゴールドレーザーの照射とか凄まじいです。

これで私のp.u.l.s.eコレクションも結構なものになりました。
レアなのは、ポーランドのワルシャワで買ったUK盤カセットで、One Of These Daysとコンサートが始まる前に流れていた自然音のSEがボーナスとして入ってます(今回、特典映像のツアー写真のBGMとして収録されてます)。香港で買ったビデオCD版p.u.l.s.eもなかなかレアです。
初回のランプ点滅CDのうちUK盤のほう(電池交換が難しい)を買いそびれているのが痛い。あとビデオテープ版も持ってないです・・・。

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シド・バレット

Barrett00Syd Barrettが7月7日に亡くなったニュースが流れた10日に何か書き込もうかと思っていたら、ブログが4日間のメンテナンスで書き込めなくなっていて、ヒートダウンしてしまいました。

高校生の時、ピンク・フロイドのファーストThe Piper At The Gates Of Dawnよりも先にセカンド・ソロ・アルバムのBarrettを聴いて、不思議な脱力感とキャッチーでポップな音とおとぎ話のような歌詞が非常に気に入って歌詞を暗記する位毎日聴いていた。ファースト・ソロのThe Mad Cap Laughsも素晴らしいが、個人的に思い入れの大きいのはセカンド。

バレット在籍時のフロイドのライブ音源を聴くと、ギターのフィードバック・ノイズが延々と続いていて轟音の中からメロディをピックアップするのも一苦労で、ファーストのキャッチーさからはほど遠い雰囲気。ピート・タウンゼントがファーストを聴いて、「フロイドのライブでやっていたことが全く反映されていない安っぽいポップ音楽」と酷評したのも分かるような気がする。
ファースト以前のフロイドが実はバレットのやりたかった音楽を実践していた全盛期だったという説も頷ける。

ナーヴァス・ブレイクダウンを起こして音楽業界から鮮やかに身を引いて、死ぬまでその後一切公の場に登場しなかったのは、ある意味偉業である。あんなもの(音楽活動)は何でもなかったと証明しきったのだから。

75年にフロイドが"Wish You Were Here"を録音中に太った坊主頭の男がスタジオに入ってきて、誰も彼を気に止めなかったのだが、しばらくして彼がシド・バレットだと気がついて驚いたという有名な話があって、それは都市伝説みたいなものだと思っていたのだが、2004年に出たニック・メイスンのフロイドのドキュメント本"Inside Out"221ページに、1975年6月5日のアビー・ロード・スタジオで撮られたシドの写真が載っていて、事実だったのだとびっくり。

残されたメンバーのデヴィッド・ギルモアロジャー・ウォーターズもツアー中でリック・ライトもデヴィッドとプレイ、ニック・メイスンもどちらかに客演していて、4人とも現役でがんばっているのは感動的である。どちらかでも見ることができればと思っているのだが・・・。

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2006/07/03

中学生日記

本日放送の中学生日記「誰にも言えない 前編」を見た。2003年の最高傑作「地底人伝説」以来の衝撃だった。野球部のコーチにレイプされた部員の少年の苦悩に、みれいゆ演じる黒川先生のショッキングなトラウマがフラッシュバック。後編が待ち遠しい。NHK名古屋もぶっ飛ばしているなー。

見逃した人は8日土曜日の午前10時45分から再放送しますので。

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