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2006年8月

2006/08/30

Pip Pyle 死去

Gong01Gong02GONGのオフィシャル・サイトのニュースによると、GONG, Hatfield & The North, National Health, Absolute Zeroなどで活躍したドラマー、ピップ・パイルが8月28日にパリのホテルで亡くなったそうです。26日のオランダ、グローニンゲンのzomer jazz fiets tourにおけるハットフィールド&ザ・ノーズとしてのライブが最期となった模様。2月のエルトン・ディーンに続いて、カンタベリー系のベテランがまた亡くなってしまって、言葉がありません。

昨年10月のハット・フィールド&ザ・ノースの再々結成来日公演は、東京だけだったし、デイヴ・スチュアート抜きということでパスしてしまったのですが、もう二度と見ることができないと思うと残念です。

ゴングの"Camembert Electrique"やハットフィールドの"Rotter's Club"における正確無比な独特のドラミングは、歴史的な名演として語り継がれていますし、現在も勢力的に活動していただけあって、まだまだがんばって素晴らしいプレイを続けてくれると思っていたのですが・・・。

1991年のフィル・ミラーのIn Cahoots1996年Gongの歴史的な初来日公演を見ることが出来たのはラッキーでした。Gongの終演後にマイク・ハウレットと一緒に客席に来たので、2ショット写真とGongTシャツにサインをもらいました。今となっては何物にも変え難い宝物になってしまいました。

好きなミュージシャンは生きているうちに、これが最期と思って気合を入れて見なければと、つくづく感じるこの頃です。

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2006/08/25

Metallica サマーソニック音源の発売

Summersonicosaka01先日見てきたSummer Sonic大阪Metallicaのライブ音源がオフィシャル・サイトでダウンロード開始となったので、前日の東京公演分と一緒に早速購入し、ダウンロードしました。FLAC可逆圧縮ファイルで1公演12,95ドル。1公演分で850MBほどの容量でADSL回線で1時間半ほどかけてダウンロード後、WAVファイルに変換して、これを適当なソフトでCDに焼くことができます。海賊盤防止の為、メタリカは2004年から、ほぼ全ての公演をダウンロード・ファイルとして発売していて、CDのインデックスなど、CDケースに入れるヴィジュアルもAdobe Readerでダウンロード印刷が可能になっています。

http://www.livemetallica.com/
http://www.livemetallica.com/show.asp?show=129
http://www.livemetallica.com/show.asp?show=128

両公演とも聴いてみましたが、やはり実際に見た大阪のほうがいいと感じました。東京ではやらなかった、個人的にメタリカの曲ではベスト5に入る"For Whom The Bell Tolls"もやってくれたし。"Leper Messiah"の「イチ・ニー・サン・シー・ゴー」のカウントも失敗していないです。難を言えば、CDに焼くと例の"Master Of Puppets"全曲完全演奏が途中で切れてしまうことです。MP3だと一気に聴けるけど、曲間に僅かな空白が出来てしまうのが難点。

1991年の最大のヒット作であるブラック・アルバム以降のスタジオ盤3作は、オーバー・プロデュースのあまり、全体的な疾走巻が欠落していていて結果的にはブラック・アルバム以上の商業的成果は挙げられず、本人達も失敗作と認めてしまったのか、今回の2回の日本ツアーで演奏されたのは3枚中"ReLord"の"Fuel"たった1曲のみでした。初期のアルバムが圧倒的に支持されている現実を素直に受け止めての、開き直ったかのようなファンの要望に忠実なツアーでした。これはこれでメタリカも大人になったなーと思えていいと思います。現在リック・ルービンと共に製作しているニュー・アルバムは今回演奏された新曲を聴いても、原点回帰的な一気に聴けてしまうようなものになりそうな予感もします。

しかし何度聴いても、演奏時間2時間20分のスタミナには圧倒されます。ラーズやジェイムズと同じ歳なので、なおさら凄まじさを実感。肉食人種のなせる技なのですが、あれだけ飲みまくっていたジェイムズはアルコールを絶ってから、よりリフレッシュできているようです。

August 13, 2006
Osaka Summer Sonic Festival, Osaka, JP

DISC ONE
Creeping Death
Fuel
Wherever I May Roam
For Whom The Bell Tolls
Kirk Solo #1
James Solo
The Unforgiven
Battery
Master Of Puppets
The Thing That Should Not Be
Welcome Home (Sanitarium)
Disposable Heroes
DISC TWO
Leper Messiah
Rob Solo
Orion
Damage, Inc.
Sad But True
Kirk Solo #2
Nothing Else Matters
One
Enter Sandman
The Other New Song
Seek and Destroy

Summersonicosaka02

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2006/08/14

サマーソニック 06

Summersonic01なぜかタイミングが合わず、今回が初参戦のサマーソニック。メンツ的にはベストだった03が見られなかったのが今でも惜しまれるが、今回は発売日にチケットを買い、休みもとって気合を入れた。

1.8リットルのアクエリアスと凍らせた水入りボトル、日焼け止め、タオル2枚、帽子と完全装備で挑むも、暑いのは屋外ステージ1カ所のみで、インテックスの屋内ステージ群はどれも冷房がギンギンに効いていて、ここで1日中過ごせば全く問題なしという感じ。しかし、音楽も聴かず座り込んだり寝転んだりしている難民が多い。体力不足なのか。

中高年からも若者からもソッポを向かれ、動員面では大失敗だったウドー・フェスを2日とも体験した身としては、楽で見やすくても、盛り上がらず気まずい雰囲気をイヤという程味わっているので、噂のサマソニの盛り上がりと人の多さには感動。全6ステージのうち、Zepp Osakaの次に小さいAqua Stageに入っていた人数だけでも、ウドー・フェスの全動員数に匹敵していたのではなかろうか。ただ演奏に集中するだけでなく、移動しつつ自由に雰囲気を楽しんでいる人が多くて、もったいないというか贅沢というか、これがフェスなんだなと実感。

12日は勢いが出ず、通して見たのはAndrew・W・KToolのみ。
Andrewはこれ以上盛り上がれないという位盛り上がった典型的なパーティー・ロック。
Toolは前回の来日で会場まで行くも満員で入れず、今回最も期待して見た。最前ブロックで不良外人のモッシュとダイブにもみくちゃにされながら見たが、とにかく全ての構成が完璧でテクニックも神業。キング・クリムゾンが前座を希望して一緒にツアーを回っただけあって、同じオーラを感じる。今最もプログレッシヴな音楽。この日はこれで完全燃焼。

13日は、がんばって会場の移動スケジュールを組んで実行。
少年ナイフ → The Cardigans → Puffy Ami Yumi → Hoobastank → Scritti Politti → Metallica

少年ナイフは最初に見たのが20年以上前だから、長続きしているなー。前見てからも13年経っていて、メンバー・チェンジなどもあったようだけど、あいかわらずなので安心。音が今回の全ライブで一番大きかった。

カーディガンズおばちゃんになって、ちょっとしわがれ声。Puffyは初めて見たけど、とってもキュート。アメリカでバカ受けしているのも頷ける。Hoobastank時間があって見たけど、キャッチーなポストグランジという感じ。ボーカルのダグのおばあちゃんが日本人で、ロサンゼルスからわざわざ一緒に来て里帰りついでにスピーチしてくれた。芦屋出身だそう。

Scritti Polittiはファン暦25年で、まさかの初来日。81年のラフ・トレードから出たシングル"Sweetest Girl"は歌詞を暗記する位聴き込んでいる想い出の1曲。中盤でやってくれた時は泣きそうになった。14日の心斎橋クアトロの単独公演もチケットを購入済み。

Metallicaは4回目で03年の大阪城ホール以来。今回は"Master Of Puppets"アルバム1枚完全演奏と新曲披露が目玉であることは、欧州フェスのセット・リストや伊藤政則のラジオで情報が入ってきていて、あとはそれを楽しむのみだったのだが、ほぼ20メートルの位置であれだけ圧倒的なステージを見せ付けられて何も思い残すことはないとう感じ。反面、同じ歳であれだけやられたら、自分もまだまだがんばらないとという気持ちも。

絶対にヘヴィ・メタルなど聴かないであろう、別アーティスト目当ての高校生位のいたいけな少女達が、マスター・オブ・パペットで盛り上がりまくっているのを見て、フェスの何たるかを感じた。

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2006/08/12

日本沈没

Nihonchinbotsu01日本沈没のリメイク版を見てきた。1973年のオリジナルはリアルタイムで見ていて、やはり見ない訳にはいかなかったので。

1973年当時、この作品は小学校でも社会現象化しており、カッパノベルスの原作を上下巻とも親にねだって買ってもらい、意味もわからずとにかく読破。小学校4年生にはハードルが高すぎたが、初めて接するハードSFの設定に興奮しっぱなしった。

その後いてもたってもおられず、新たに脚本を書いて、クラスメートの有志一同でテープレコーダ1台でラジオドラマを作成した。クラスのお楽しみ会で披露したこのドラマは今でもカセットテープが残っていて、数年前の同窓会で出演スタッフのひとりが、30年ぶりに聞いてみたいというので、押入れを家捜しして発見。久々に聞くとヘアドライヤーの音で火山の爆発音を作ったりと、なかなかがんばっている。結末は、特殊爆薬を用いて潜水艇「わだつみ2号」でマントル対流を爆破しにいくというものにアレンジ。小学校4年生ならではの稚拙なハッピーエンドだった。

そういう訳で、オリジナルの映画もドラマを作成したクラスメイト達と見に行った。怪獣の出てこない東宝映画を見るのは初めてだったが、当時の特撮技術に圧倒されたのを覚えている。ほろ苦いラストも妙に感動した。

で、今回のリメイク。平成ガメラの樋口監督ということで、特撮の水準は素晴らしい。主演の2人の韓流ドラマのような安っぽい恋愛を除けば、ストーリーもまあまあ。で、結末の設定。33年前におれらが作ったラジオドラマと同じじゃん!?(エヴェンゲリオンに出てきた爆弾らしいけど、見てないので)

その他の印象は

渡老人が出てない。D計画実施に鶴の一声でGOサインを出した、日本のフィクサーとして重要な役どころなのに。

ケルマディックが出てこない。展示品の古い潜水艇なんか使わず、あれを使えよ。

竹内均先生が出ていない。これはしょうがない。・゚・(ノД`;)・゚・

ピエール瀧が自衛隊の隊長。ゆる~い自衛隊だなー。

和久井映見が「夏子の酒」そのまんま。微笑ましい。

・あんな長髪のねーちゃんがレスキュー隊員やってる訳ない。柴咲コウのおかげで飛行機の整備士になったり、手話を勉強したりする女性が増えたらしいが、これも安易に影響されそう。

・最後はハッピーエンドにせず、シベリア鉄道で終わってほしかった。

来週18日の深夜に、73年のほうを放送するらしいので、久々に見直してみたいです。

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2006/08/11

2006年上半期に見た映画30本

今年、上半期に劇場で見た映画は以下の30本

ディック&ジェーン 復讐は最高! (01/18)
秘密のかけら (01/24)
フライトプラン (01/30)
ミュンヘン (02/06)
ナイト・オブ・ザ・スカイ (02/18)
アサルト13 要塞警察 (02/18)
僕のニューヨークライフ (02/23)
ホテル・ルワンダ (02/25)
ダイヤモンド・イン・パラダイス (03/01)
シリアナ (03/07)
エミリー・ローズ (03/13)
クラッシュ (03/20)
かもめ食堂 (03/26)
ファイヤーウォール (04/01)
サウンド・オブ・サンダー (04/07)
立喰師列伝 (04/12)
ヒストリー・オブ・バイオレンス (04/18)
小さな勇者たち ガメラ (05/01)
アンダーワールド:エボリューション (05/01)
Vフォー・ヴェンデッタ (05/07)
ニュー・ワールド (05/12)
ブロークン・フラワーズ (05/18)
ダ・ヴィンチ・コード (05/25)
ジャケット (05/30)
グッドナイト&グッドラック (05/31)
トランスポーター2 (06/05)
オーメン (06/12)
デスノート・前編 (06/23)
インサイド・マン (06/24)
ステイ (06/30)

特に良かったのは、今年のベストと言っても過言ではない「インサイド・マン
銀行強盗あくあるべしという、スパイク・リーの傑作。

あとは「ジャケット」。「ステイ」「サウンド・オブ・サンダー」と、去年の「バタフライ・
エフェクト」からブーム化しているタイム・パラドックスもの多し。

ニュー・ワールド」も、テレンス・マリックの自然描写の美しさにただただ驚嘆する
ばかりでした。

あとは、まあ好きな監督のものはそれなりの完成度で納得。
ただし「立喰師列伝」はダメでした。もうこのネタはうんざりという感じ。
「ファイヤーウォール」もダメダメ。

タダ券で見られたのは「ニュー・ワールド」のみで、あとは実費で見ております。
でも、レイトショーと金券屋で買った前売りor株主券で安くあげてますが・・・。
ムナクソ悪くなる、赤い涙出す海賊版撲滅CMも、20回以上見さされてます。
お金払っている客にあんなもん見せるな!と言いたいです。

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2006/08/07

iPodでアイドル・ポップス

Idolpops00Bit Torrentを使用してダウンロードした洋楽ロックのライブ音源の量が、CD-R約1000枚プラス250GBのHDD2台分とハンパな量でなくなってしまい、さらに増加中。とてもいちいちCD-Rに焼いて聴ける状況でなくなってしまったため、多少の音質劣化を考慮しても手軽に聴ける環境を作ろうと、思い切って60GBのiPodを購入しました。早速次々と入れてみるも、やはり非公式音源の為、音質が悪くて、通勤中そればかり聴いていると、疲れてくるし盛り上がりません。

ちょっと息抜きできる音楽もほしいなと、1990年前後にハマっていたアイドル歌謡のCDをひっぱりだしてきて入れてみると、これが超盛り上がってしまい、「うぉー夏だ!」と叫びだしてしまいたくなるほど、熱く感動してしまいました。
とりあえずアルバム単位で入れた、個人的に思い入れたっぷりの夏の名盤リスト。

島崎路子 / fleurer(フルーレ)
クレア / CITRON
CoCo / Share
島田奈美 / Mix Wax
田中陽子 / Invitation
Lip's / これうまいぢゃん
宍戸留美 / ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・シ・シ・ド・ル・ミ
中山忍 / 箱入り娘~このままじゃいられないわ~
東京パフォーマンス・ドール / Cha Dance Party Vol.1
南青山少女歌劇団 / Natural High!
三浦理恵子 / Belong To You
吉田真里子 / ポルトレ~肖像~
河田純子 / あしたげんきになあれ
伊藤智恵理 / Hello
ribbon / Jessica
西野妙子 / TASTE OF WEST
里中茶美 / Cotton Candy
増田未亜 / HOT SWEET MEMORY
渡辺美奈代 / 恋してるといいね
渡辺満里奈 / a piece of cake!
中森明菜 / WONDER
小泉今日子 / No 17

同アーティストの別アルバムや、他のアーティストのアルバムも入れていて、他にシングル盤のみのアイドルも多数入れたのですが、とりあえず夏の間はこれらをシャッフルで聴きまくることになりそう。永遠に終わらないパーティーを続けていた「あの頃の夏」を思い出して15歳ほど若返ってしまいました。

こんなんで今週末のサマソニのメタリカ大丈夫かな。

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2006/08/06

笑う大天使(ミカエル)

Michael00
原作ファンから評判のよくない『笑う大天使(ミカエル)』を見に行った。評判どおり、原作ファンとしてはダメ。上野樹里ファンとしては前半のみOKという感じ。

川原泉は80年代半ばあたりからの大ファンで、その1作品のネタ集めにしては尋常でない博学ぶりと、笑いで癒される力の抜け具合に圧倒されていた。花とゆめから出たコミックは『空の食欲魔人』から揃えているし、エッセイの『本日のお言葉』も持っている。『笑う大天使』はというと、「花とゆめ」を購読して、別冊の総集編『88年冬の号』『89年春の号』を買っていた。ちょっと探したら出てきたので懐かしくて再読中。近年ではマンガ・エッセイの『小人たちが騒ぐので』が秀逸ですなー。

監督はVFXも兼任しているようで、それを見せたかったのだろう。必要以上にCGがはびこっていて目障り。アクション・シーンは不必要な上にダラダラ長すぎ。お嬢様が水商売っぽい。
上野樹里の大阪弁も「てるてる家族の秋子が帰ってきた!」と思ってちょっと嬉しかったけど、原作派は怒るだろうね。

でも広川太一郎のナレーションは素晴らしかった。

あと、10年以上前にことごとくライブを見に行っていた元non nonのキタキマユも出ていてびっくり。大きくなったねー。

音楽がプログレしてるなーと思っていたら、バッファロー・ドーターのシュガー吉永が参加しているMETALCHICKSだった。

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