Bridge to Terabithia テラビシアにかける橋
昨日、フィンランド航空でヘルシンキから大阪へ帰る機内で、たまたまやっていた"Bridge to Terabithia"(テラビシアにかける橋)を日本語吹き替えヴァージョンで見た。
この映画のことは何も知らなかった。機内の上映プログラムを見るとファンタジーっぽい印象だったが、そうではなかった。ぐいぐいとストーリーに引き込まれ、終盤30分は涙が止まらなくなり、周囲をはばからず、ひたすら泣きながら見た。今回の旅の目的であったデンマークやドイツで見たコンサートの感動が一時的にかすんでしまうほどの深い感動を味わえた。ディズニー作品だが、他のものとは違う人間味が垣間見える。映画館でもぜひ見てみたい作品である。帰国してから、先ほどちょっと検索して、キャサリン・パターソン著の原作も人気の高いものであることを知り、ぜひ読んでみようと思った。
主人公の少年と転校生の少女の演技が素晴らしいのは言うまでもないが、主人公の末の妹の子の演技がさらに素晴らしかった。主人公のお父さんはターミネーターT-1000のロバート・パトリック。
全く事前知識なしに、積極的に見たいかどうかわからない映画を見られるのが、機内上映の醍醐味で、今までにも60回以上乗った国際線で沢山の「積極的には見なかっただろうけど、見て本当に良かった映画」に出会えた。これだから旅はやめられない。
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コメント
おかえりなさい。
この映画は僕もとても気になっています。国内でもやっていたんでしょうか。チャーリーとチョコレート工場でガムを噛んでいた娘ですよね。でも、終盤は号泣してしまうだろうと思います。
作者の公式ホームページがあります。
Katherine Paterson
http://www.terabithia.com/
「テラビシアにかける橋」を書いた背景などをQ&A型式で語っています。単行本は偕成社から児童書として出ていて、その後書きにも、なぜあのような終わり方になるのかが解説されています。
mixiの僕の3月頃の日記にもちょっと書いていますので、よかったらご覧になってください。
投稿: ごんぐるぐる。 | 2007/06/20 10:54
お帰りなさーーい。北欧行ってたんですね
この映画見たい! DVD出てるんでしょうか?
(日本語字幕無いと私の場合無理ですが^^;)
投稿: 進化 | 2007/06/20 18:15
>ごんぐるぐる。さん
どうもただいまです。テラビシア、原作を先に読まれたのですね。映画ですが、米国は2月に公開されたようですが、日本はまだだと思うのですが・・・。女の子、どこかで見たなと思ったら、チャーリーとチョコレート工場のいやな女の子だったのかー。
>進化さん
どうもです。DVDまだ米国でしか出ていないみたいです。国内版もそのうち出ると思うので待ちたいです。飛行機の中だと、公開もされておらず、DVDも出ていない映画の吹き替えヴァージョンとかが見られるのでラッキーですね。
投稿: tangerine | 2007/06/22 09:05