小林聡美 『めがね』舞台挨拶 エッセイ『ワタシは最高にツイている』
少し前の話になるが、映画『めがね』の公開舞台挨拶を9月23日に梅田ガーデンシネマに見に行った。『かもめ食堂』のスタッフ、キャストが再集結して製作された映画。整理券を貰いに朝6時半に行くと早くも長蛇の列で、2回目の立ち見席にギリギリ間に合ったほどの盛況ぶり(100席程しかない小劇場なので)。前回の『かもめ食堂』の時も7時半に行くも、とっくの昔に売り切れていたので、今回はラッキーだった。
立ち見で入場後いよいよ舞台挨拶となり、小林聡美、市川実日子、もたいまさこ、荻上直子監督が登場。小林マダムと待望の接見を果たせて感激!それどころか最愛のドラマ『すいか』のキャストのうち、3人もが目の前に!感無量であった。
マダムはマイクの上手使いの持ち方で軽いギャグをかまして、ツンデレキャラ装う市川実日子とのコンビネーションも絶妙。もたいまさこは常にマイペースという感じ。マダムによると、もたいさんは仕事が終わったらもう映画の内容などすっかり忘れてる人との話。荻上直子監督も一緒に映画に登場するヘンな体操を披露して終了。
映画自体は「仕事に疲れた女性の駆け込み寺シリーズ第2弾」という感じで、たしかに癒されるし、携帯電話も通じない南方の孤島のゆったりとした空気が心地よい。でも、個人的にはもうこういうのはいいかな。宗教がかった部分もあって、スローライフもここまでくるとちょっと苦手な雰囲気も感じられた。まあこれは1回見ればOKかな。
で、新しく出た小林聡美のエッセイ『ワタシは最高にツイている』も購入してみる。エクソシストを4回も見てしまった話とか、親知らずを抜いた話、滝川クリステルのヘアスタイルをまねて失敗した話、ノートパソコンを買った話などが最高におもしろかった。『かもめ食堂』の撮影以降も、フィンランドにもプライベートで行っているらしく、気に入っているんだなと思わせるエピソードも。素晴らしい人生を送っている人だ。
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