アネクドテン 東京公演 2008
スウェーデンのプログレッシヴ・ロックバンド、Anekdotenの3度目の来日公演を1月12日、13日と東京初台のThe Doorsで見た。このブログにも感想を書いた前回の来日公演から約3年ぶり。このワンマン2daysの前後にも対バン形式の出演があったが、そちらは見られず。
会場は新宿から京王新線で1駅目にあるライブ・ハウスで、オールスタンディングで200人強は入っていた。会場前での順番待ちが異常に寒かったが、中に入ると整理券番号の若かったプログレ友達の♪死♪さんがほぼ最前列をキープしてくださっていたので、初日は右のベーシストJan Erik Liljestrom前、2日目は左のメロトロン奏者Anna Sofi Dahlgre前(指使いが見える位置)に陣取って見られた。演奏は両日とも2時間25分ほどに及び、結果的に3時間以上立ちっ放しなので、くたびれてしまったが。
演奏は昨年出た"A Time Of Day"からたっぷりと、勿論古い曲も両日選曲を変えてたっぷり。前回も2回見ているので、だいたいどういうライブを展開するのかは予測できていたのだが、今回も日本側で用意したよくメンテナンスの行き届いた生のメロトロンのサウンドを十分に堪能できたので良かった。キーボードのアンナは"The Old Man & The Sea"などではチェロもプレイ。間奏でチェロを置き、メロトロンまで移動したりして忙しそうだった。新作はわりとタイトな感じで、ライブで聴けるのを楽しみにしていた。初日はアンコールで"Karelia"を聴けたし、2日目は大好きな3rdの"Hole"も聴けた。"Sad Rain"も両日終盤にプレイされ、なかなか感動的だった。新旧含めてどの曲も一聴してアネクドテンと分かるところまでオリジナリティーを確立できていると思った。
普段メロトロンのみの生音を聴きなれていないので、曲間のチューニングの時に、ちょっと鳴らすだけじゃなくて、ジャーーーンと長弾きしてみてほしいねーと終演後、友人の♪死♪さんが言っていた。納得。
Jan Erik Liljestrom (bass, vocals)
Nicklas Berg (guitars, vocals, mellotron)
Peter Nordin (drums)
Anna Sofi Dahlgren (mellotron, keyboards, cello, )
2008/01/12 初台Doors
01. From Within
02. Ricochet
03. The Great Unknown
04. King Oblivion
05. Where Solitude Remains
06. In For A Ride
07. A Sky About To Rain
08. Harvest
09. The Old Man & The Sea
10. Kiss of Life
11. SW4
12. 30 Pieces
13. This Far From The Sky
14. Gravity
encore 1
15. Nucleus
16. Sad Rain
encore 2
17. Karelia
2008/01/13 初台Doors
01. Monolith
02. Harvest
03. Groundbound
04. Hole
05. This Far From The Sky
06. Prince Of The Ocean
07. In For A Ride
08. The Great Unknown
09. Startdust And Sand
10. The Old Man & The Sea
11. King Oblivion
12 .30 Pieces
13. Ricochet
14. The Sun Absolute
15. Sad Rain
encore 1
16. Nucleus
17. Book Of Hours
encore 2
18. Kiss Of Life
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