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2008/02/03

スザンヌ・ヴェガ 大阪公演

Suzannnevega0Suzanne Vegaの大阪公演を1月22日、心斎橋クラブ・クアトロで見た。スザンヌ・ヴェガを見るのは1999年6月にドイツのボンで行われたMike & The Mechanicsの野外コンサートのサポート・アクトとして出演していたのを見て以来約7年半ぶり。

その時はメカニクス目当てに行ったのだが、ベースのMichael Viscegliaと2人だけでプレイされたスザンヌ・ヴェガのライブが本当に素晴らしくて心底感動してしまってから、ファンになった。それ以前にも"Luka"がヒットして「夜のヒットスタジオ」などに出るほどメジャーだった頃からは知ってはいたが聴きこんでいなかった。

今回は昨年でた、911以降のニューヨークをテーマにしたニュー・アルバム、"Beauty & Cirme"に伴うツアー。最初プロモーションで来て、そのままシンガポールのTVに出演する為、ちょっと出国もしていたらしいが、大阪が初日。

開演と同時に入場して、少しだけある椅子席をキープすると、となりに初老の男性が座って、話しかけてきたので、雑談。定年を超えてライブによく行っているらしく、最近はキャロル・キングやリッキー・リー・ジョーンズにも行ったとか。ニール・ヤングやジョニ・ミッチェルの話でも盛り上がった。

開演時間となり、スザンヌ・ヴェガが登場し、アカペラで十八番の『トムズ・ダイナー』を歌い始める。お客に歌わせるパートは、やはりシャイな日本人の体質が災いしてか、あまり歌う人がいなくて盛り下がる。なんか気まずい。

続いてギター、キーボード(女性)、ドラム、ベースのバック・バンドがダイナーの客のようにマグカップなどを持って登場して、私が一番好きな『マレーネの肖像』をプレイ。ベースはドイツで見た時のメンバーでもあった、スザンヌのバックを20年以上勤めているMichael Visceglia。

48歳のスザンヌ・ヴェガは優美で素晴らしい歳の取り方をしていた。どの曲も歌声がとにかく素晴らしく、プロフェッショナルなシンガーとしての実力を見せ付けられた。アコースティック・ギターのみや、ベースと2人だけのパートも多く、どちらかというとそちらのほうが嬉しかった。彼女のアコースティック・ギターの演奏からは本当に静かな情熱が伝わってくる。1曲ごとに簡単な解説が入り、メッセージを強調したかたちで歌っていた。

終演後、4年ぶりくらいでパンク系の音楽友達に再会したりして盛り上がった。急遽決まったらしいサイン会の列に一緒に並ぶ。既に新譜は買っていたので、旧作を買ったが、サインは持参した新譜にしてもらった。「素晴らしかったです。1999年にドイツでもあたなを見ました。」と言ったら、「ワォ」と言ってくれました。握手もしてもらって感激。

2008年1月22日 心斎橋Club Quattro

01. Tom's Diner
02. Marlene On The Wall
03. New York Is A Woman
04. Ludlow Street
05. Caramel
06. Frank & Ava
07. Gypsy
08. (I'll Never Be) Your Maggie May
09. Left Of Center
10. Blood Makes Noise
11. Angel's Doorway
12. Pornographer's Dream
13. Unbound
14. In Liverpool
15. Luka
16. Tom's Diner (DNA Version)
encore 1
17. Zephyr And I
18. The Queen And The Soldier
encore 2
19. Small Blue Thing
20. Rosemary

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