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2008年4月

2008/04/26

Cheap Trick at 武道館 AGAIN!

Budokan01_2Budokan02Budokan03チープ・トリックの『ライブ・アット・武道館』リリース30周年記念ライブを4月24日、日本武道館で見た。
3月5日の日記にも書いたが、夢にまで見た、待ちに待ったコンサートだった。
結論から書くと、別段スペシャルなことは何もせず、いつものチープ・トリックのライブをしただけだった。『ライブ・アット・武道館』を完全再現するという噂も現実とはならず、選曲も長さも、いつもどおりのコンパクトさで、それはそれで、チープ・トリックらしかった。そして、年間200回近くこなしているという、いつものチープ・トリックのライブ・パフォーマンスこそが、最高に素晴らしいものだということを改めて思い知らされたコンサートだった。

当日飛行機で上京し、新宿の安ホテルにチェックイン。チープ・トリックの例のロゴのTシャツを着て地下鉄にて九段下に向かう。車内にて、私のTシャツを見た同世代の女性に「チープ・トリック行かれるんですか!」と声をかけられ、初対面なのにおもいっきり盛り上がる。当時からの熱心なファンで、お姉さんが前夜祭のパーティー招待に当選して行ってこられたとのこと。九段下のホームで友達と待ち合わせされるとのことで、そこでお別れ。

Budokan05小雨の降り出した武道館前では、大きな看板を携帯やデジカメで撮る人だかりができており、私も数枚撮った。あとグッズのTシャツ2種類と、パンフレットを購入。雨が本降りになりそうだったので、そのまま入場した。
武道館の1F席はステージ上手、東側の真横よりわずかに後ろ側。4列目でまずまずの席だった。ステージ前に白い緞帳が降ろされており、アナウンスで開演前に20分のビデオが上映され、そのままコンサートに繋がるとのこと。

スダンド2Fの横側上部のほうが売れ残ったようで、黒い緞帳で席を覆っていたので客の入りは8割というところだろうか。客層はやはり40代後半以上の女性が主流で、同世代の男性がそれに継いだ感じ。親子2世代というのも多かった。が、その子供がセーラー服着た女子高生というケースもちらほら。そりゃ当時の女子高生も30年もたてば、その子供もそれくらいになってるわなー

開演5分前くらいにビデオ上映が開始される。スクリーンのほぼ真横なので、すごく見づらかった。てっきりこのライブのために編集した武道館に向けてのヒストリー・ビデオだと思っていたが、普通のライブ・ビデオやプロモーション・ビデオ、短いコメント、シンプソンズでちょっと取り上げられているシーンなどが無造作に繋がっているだけで、いまいち意図が掴みにくかった。

真横の席のおかげで、ビデオの終盤で、ステージ上手にロビン・ザンダーがスタンバイしているのが見えた。その途端に、女子高生に舞い戻ってしまった年配の女性たちが「ロビーーーン!!!」と絶叫する。ビデオがまだ続いているのに・・・。

ビデオが終わると、例の武道館のイントロのナレーション「オーライ・トーキョー!!アー・ユー・レディー!!」のMC。興奮も頂点に達するが、なんとなくレコードの音をそのまま使っているような印象があった。続くMC「プリーズ・ウェルカム・エピック・レコーディング・アーティスト、チープ・トリック!」と当時の所属レーベルのままだったし。当時のMCの人を連れてくるという噂もあったが、現実はどうだったのだろう?

1曲目の『ハロー・ゼア』が始まり、ロビンが当時のままの白い衣装で出てきたときのファンの絶叫たるや凄いものがあった。遂に!遂に!15歳の時からの夢が実現した。武道館でチープ・トリックを見ているのだと。ロビンの歌唱力は30年前から全く衰えていない。そして次は当然『カモン・カモン』で、イエエーイエエーと盛り上がる。しかし次が『ビッグ・アイズ』で、オリジナル盤とも完全盤とも曲順が違う。この時点で完全再現ではないのだなということが解かる。ここらへんからいつもの典型的なチープ・トリック的選曲になってしまうのだが、それはそれで全然構わない。1曲ごとにリックがギターを替えるので、ちょっとインターバルがあってテンションが下がりそうになる。しかし、リックが客を「盛り上がって!」というゼスチャーで煽って、テンションを維持する。これの連続。そして、ギター・ピックの山を鷲掴みにして、客席にバラ撒きまくるリックリールセン。2001年のライブの時はほぼ最前列で見たので、私も2枚ゲットしている。

8曲目に『甘い罠』をやってくれて、もうヒステリー状態。武道館でやる『クライン!クライン!クライン!クライン!』の大合唱は本当に格別だった。ちょっと泣きそうになった。いろいろあって、本編ラストに『サレンダー』。チープ・トリックを知った時に一番最初に好きになった曲。もう言うことなし。

Budokan04アンコールは武道館のアルバムのヒットゆえに、完成しながらもリリースが1年近く見送られた『ドリーム・ポリス』のタイトル曲。これを1年近くまたされた日本のファンのもどかしさといったら・・・。と当時のことを思い出した。続いて『サヨナラ・自殺するキミ、腹切りカミカゼ』という歌詞が当時衝撃的だった、『サヨナラ・グッバイ』をプレイ。で、バニーがドラムから離れて挨拶するために前に出てきたのだが、歓声に後押しされて、再びドラム・キットに戻ってさらに大歓声というお約束の演出で、『今夜は帰さない』『グッド・ナイト』というダメ押しのナンバーで、完全燃焼してしまった。バニーは例の巨大なドラム・スティックで叩きまくる。実にチープ・トリックそのもののライブは今回も最高の状態でエンディングを迎えた。

今回の武道館30周年記念ライブは当時のエピック・ソニーの担当ディレクターで、今年定年を迎える野中規雄氏の最後の仕事として企画されたそうだ。数え切れない人々の人生と音楽シーンの全てを変えた『ライブ・アット・武道館』のリリースから30年。素晴らしい企画をありがとうといいたい。

Robin Zander : Lead Vocal, Guitars
Tom Peterson : 12Strings Bass, Vocal
Rick Nielsen : Guitars, Vocal
Bun E. Carlos : Drums
support musician
Tod Howarth : keyboards and vocals

01. Hello There
02. Come On, Come On
03. Big Eyes
04. California Man
05. If You Want My Love
06. Best Friend
07. Downed
08. I Want You To Want Me
09. I Know What I Want
10. Voices
11. High Roller
12. The Flame
13. That 70's Song
14. Surrender
encore
15. Dream Police
16. Auf Wiedersehen
17. Clock Strikes Ten
18. Good Night

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2008/04/19

映画 コントロール & Joy Division

Control01Joy Divisionのボーカリスト、イアン・カーティスの伝記映画で、アントン・コービン監督作品の『コントロール』を4月13日に梅田ガーデンシネマで見た。数あるロック・ミュージシャンをテーマにした映画にはろくなものがないが、これは本当に素晴らしい内容で、ファン歴28年の私でも納得できる、精神面を深く掘り下げたストーリーと、一分の隙もない映像美に打ちのめされた。

アントン・コービンはロック・ミュージシャン専門のフォトグラファーで、デペッシュ・モードのライブ映像作品なども手がけている静寂感あるモノクロームな映像が印象的なアーディスト。ジョイ・ディヴィジョンのフォト・セッションもこなしており、監督をするとしたら、彼以外には考えられなかったといってもいいだろう。映像のどの部分のひとコマを抜粋しても素晴らしいスチール写真ができるであろう、完璧な光量とアングルがとにかく息ができないくらい素晴らしい。

Joydivision01Joydivision02ニュー・オーダーからファンになった人たちに煙たがられているようなジョイ・ディヴィジョン信者のファン(私のような)なら、この映画を見なくともジョイ・ディヴィジョンの悲劇の歴史をかなり詳しく知っているだろうが、それでも映画でここまで詳細に精神面でのイアン・カーティスの苦悩を追体験できたのは貴重だった。

イアン役のサム・ライリーは本当にイアンにしか見えなくなる時があるほどの演技で、ライブ・パフォーマンスの時の映像は、FACTORYから出たライブ・ビデオ"Here are the young men"で見られるパフォーマンスと比較しても全く遜色のない出来である。実際、このビデオを何回も見て研究したらしい。二重恋愛のもどかしさと病苦との闘い、バンドと生活の重労働から、終末に向かって突き進んでいく映像を見るのは辛い。ラストはもう昔から十分によく知っていても、やはり衝撃的だった。

Joydivision03Joydivision04サウンド・トラックも秀逸で、アントン・コービン自らの選曲で、ジョイ・ディヴィジョンのルーツとなるデヴィッド・ボウイ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、バズコックス、イギー・ポップ、セックス・ピストルズ、ロキシー・ミュージック、クラフトワークなどが惜しげもなく使われていて、興奮。ジョイ・ディヴィジョンのブートレッグ音源や、ニュー・オーダーによる書き下ろし(といってもサウンド・コラージュ的なものだが)も使われている徹底ぶりには感服。ついサウンド・トラック盤も買ってしまった。

天才エンジニア、マーティン・ハネットのサウンド・プロダクションは画期的で、映画でも"She's Lost Control"のレコーディング風景で、ハイハットとリンクする『シュシュ!』という音が、シンセではなく、スプレーをマイクに吹きかけている音だったという種明かしなどもある。実際のライブ・パフォーマンスはレコードの音とはなかり違っていて、もっとワイルドで"Still"の2枚目などで初めて聴いた時は驚いたものだった。ここらへんは2枚組で再発された3枚のアルバムのライナーノーツでニュー・オーダーのメンバー本人たちによって深く語られている。

個人的に1979年~1980年はロックを聴き始めて、ハードロックやプログレの反面としてポスト・パンクの洗礼を最も強く受けた時代で、ジョイ・ディヴィジョンと同じ4人編成のWIREやPILにも夢中だった。ファクトリーのほか、インダストリアル、ラフ・トレード、ミュート、4AD、ベガーズ・バンケットなどの新興レーベルの勢いが凄くて、貪るように聴きまくっていた。
同じファクトリー・レーベルとしては、ジョイ・ディヴィジョンと同じくマーティン・ハネットによるサウンド・エンジニアリングが印象的なThe Durutti Columnの大ファンで、来日公演も3回見ている。こちらはまだまだ現役でがんばってくれていて、昨年のFuji Rockへの出演がキャンセルさらたのは残念だが、また見られることを期待している。

マーティン・ハネットもファクトリーの創設者であったトニー・ウィルソン(映画『24アワー・パーティー・ピープル』のモチーフになった人)も亡くなってしまい、ニュー・オーダーもピーター・フックとバーナード・ザムナーの確執から活動停止状態になっているが、この映画の素晴らしさは、あの時代の音楽の素晴らしさを歴史に永遠に刻み込むことに成功している。

個人的にはイアンの死後発表されたセカンド・アルバム"Closer"は人生のベスト5に入るほど思いいれのあるアルバムである(特にB面)。こんなに荒涼とした音を聴かせるアルバムは他に数少ない。キャッチーでポップな名曲はシングル盤のみのリリースが多いので、初心者の方はベスト盤などを聴くといいかもしれない。自分が持っているディスコグラフィーは大したコレクションではないが、写真の他にライブ音源を熱心に集めていた時代もあった。今回の再発盤のボーナス・ディスクとして貴重なライブがオフィシャルに聴けるのは幸せなことだ。

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2008/04/08

Todd Rundgren 大阪公演

Todd01Todd02Todd03トッド・ラングレンの大阪公演を4月5日、Billboard Live Osakaで見た。ここは元Blue Note Osakaだったところで、1日2ステージで2日間あったうちの2日目2ステージ目を観賞。今回もドリンク付きで6,500円というお手軽価格のカジュアル・シートを利用。サイン付きTシャツを3,000円で売っていて、トッドのサインは88年のと04年のと2枚持っていいるのだが、ついつい購入。

トッドを見るのは1988年1月21日の大阪サンケイホールでの初期MACコンピュータなどを駆使した1人だけでやったコンサート、2001年11月12日の大阪厚生年金ホールでのAbby Road. The Beatles Tribute Concertのメンバー、2004年10月24日のなんばHatchでの"Liars"に伴うツアーに次いで4回目。

なぜか2004年のツアーの印象が希薄で、バンド編成であったことと、客の入りが非常に悪かったことを覚えているくらいで、曲は何をやったのかほとんど覚えていない。当時買った現在も一応最新作である"LIARS"は今聴いてもすごく爽快感のあるアルバムで、そこから多数やったと思うのだが・・・。

今回は得に新作などを伴わないツアーのようで、キーボード、打ち込み類はなしの完全バンド編成。ナイーヴでメロウで技巧的な部分は鳴りを潜めて、ひたすらアグレッシヴでワイルドな面が強調されたライブだった。トッドもシャウトしまくり、鳴きのギターを弾きまくっていた。ここ2作は非常に好きなので、オープニングからノリノリだったが、個人的には曲は"Can We Still Be Friends"と"Boat On The Charles"アルバムは"Runt - The Ballad Of Todd Rundgren"と"Healing"がベストだと思っているほどのトッドのバラード好きなもんで、ちょっと1本調子な印象が強かった。唯一プレイされたバラードが、ベスト5に入るほど大好きな"Tiny Demons"だったのが嬉しかった。なぜかこの曲のあとにダンケシェーンとドイツ語で謝辞していた。

サービスなのか不朽の名作"I Saw The Light"はプレイ。The Callのカバー"The Walls Came Down"(現ツアーでは必ずプレイしている模様)やUtopia時代の"One World"もプレイされた。ベーシストが元Utopiaのカシム・サルトンっだし。

アンコールの"Hawking"が歌われ始めた時になって仕事ギリギリの時間となってしまい、泣く泣く退散。

孤高のマルチプレーヤーというよりはバンド・リーダーとしてのプレイだったが、またいつかメロウなソロ・パフォーマンスを見てみたいところ。

Todd Rundgren / Guitar, Vocals
Jesse Gress / Guitar, Vocals
Kasim Sulton / Bass, Vocals
Prairie Prince / Drums

01. Buffalo Grass (One Long Year : 2000)
02. Black Maria (Something/Anything? : 1972)
03. Soul Brother (Liars : 2004)
04. Mammon (Liars : 2004)
05. Fascist Christ (No World Order : 1993)
06. I Saw The Light (Something/Anything? : 1972)
07. Black and White (Faithful : 1976)
08. Number 1 Lowest Common Denominator (Todd : 1974)
09. Drive (Ever Popular Tortured Artist Effect : 1983)
10. Tiny Demons (Healing : 1981)
11. Slut (Something /Anything? : 1972)
12. The Walls Came Down (Cover, Original by The Call : 1983)
13. One World (Utopia, Swing To The Right : 1982)
encore
14. Hawking (Nearly Human : 1989)

追記
15. Trapped (Utopia, Oops! Wrong Planet : 1977)
↑もやったそうです。2ch情報

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2008/04/03

四半期の映画、音楽、その他ひとまとめ

長文のブログは構想練ってるだけで煮詰まって旬を過ぎ、ボツになってしまうばかりなので、ちょっとまとめました。

■映画

この四半期に見に行った映画は14本で、以下良かったもの
ダージリン急行
潜水服は蝶の夢を見る
ノーカントリー
28週間後
ラスト・コーション
テラビシアにかける橋
魔法にかけられて
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!
燃えよ!ピンポン

Darjeelinglimitedダージリン急行』は素晴らしくて2回見た。ボンクラ3兄弟のインド列車の珍道中。足腰が立たなくなる前にやはりインドには行かないとダメだなとしみじみ思う。

潜水服は蝶の夢を見る』は圧倒的。全身マヒで、まばたきだけでコミュニケーションする主人公。でもフランス人だけあって、まばたきで女医さんをナンパするのはさすが。

ノーカントリー』屠殺銃を持った無表情の殺し屋が怖すぎる。コーエン兄弟としては『ファーゴ』以来の衝撃。

28週間後』は『ゾンビと人間の区別がつかなくなった場合の軍としての対処法』をはじめて描いた点で、ゾンビ映画の新境地を開いた。

ラスト・コーション』はアン・リー監督によるハリウッド映画なのだが、出演者、設定は全て中国人。日本軍統治下の上海を舞台にしたサスペンスものだが、トニー・レオンのキャンタマが見えてしまうほどのハードコア・ポルノ。でも見に来ていた客のほとんどがトニー・レオン目当ての女性だった。相手役の女優(バイオリニストの諏訪内晶子の若い頃に似ているほどの美人)も、よく思い切ったなーと感心する脱ぎっぷりだった。最近の日本映画では完全に失われてしまった恋愛の怖さを描いている。

魔法にかけられて』はディズニーもやればできるじゃないか!と思わせられる快作。レイトショーで大人ばかりだったのに大ウケしていた。天然のお姫様が現代のNYで歌いだすと、ネズミやゴキブリが歌い踊って掃除を手伝うシーンが圧巻。

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』このバカセンスが好き。途中でオチが見えてきたが、それでもラストは感動してしまった。

燃えよ!ピンポン』は『燃えよ!ドラゴン』をそのままピンポンでやってる映画というだけで脱力系とわかってて見たけど、想像以上に脱力。クリストファー・ウォーケンは大傑作『タイム・トラベラー きのうから来た恋人』で証明されたように、コメディでも全力投球してくれる役者だが、こんな脱力映画でも手をぬかずにがんばっているのが凄い。マギーQもよく出たなーという感じだが、華があって救われた。

DVDでは昨年のマイ・ベスト2作『インランド・エンパイア』のインスタレーションDVD『リンチ1』付き限定版と、『天然コケッコー』の2枚組特別版を購入。

『リンチ1』はホーム・ビデオで撮影されたドキュメントで興味深かった。ほとんど家内制手工業で映画製作しているリンチを見てると、やる気が出てしまう。

『天然~』のボーナス・ディスクはほとんどがスカパーで放送されたドキュメントだったのでさほど新鮮さがなかった。オーディオ・コメンタリーもいまいちだった。

■音楽

Trisector01・トリオになったVan Der Graaf Generatorの再結成第2弾、"Trisector"が素晴らしい。オープニングのインスト曲から勢いがあって、音域がくっきりしていて、3人ががっつりと組み合ってできた音というのが良くわかる。全盛期を彷彿させる大作もあり、VDGGならではの展開も健在。とても60代のメンバーで作り上げた音楽とは思えないほどである。6月に来日するそうで、チケットは未購入だが、立ち見でいいから1回は見たいところ。


     
MikeoldfieldMike Oldfieldの新作"Music Of The Spheres"『天空の音楽』は、ex.ソフトマシーン、現アディエマスのカール・ジェンキンスン指揮のオーケストラによる大作で、マイクはアコースティック・ギターのみを地味にプレイ。昨年の秋にリリースする予定が、全曲ネットに流出したり、奥方の出産などもあって延期されていたもの。チューブラ・ベルズのヴァリエーションを何度繰り返すつもりかわからないが、今回もそういう感じで、カール・ジェンキンスンの参加もあって、より聴き易くできている。もはや『イマージュ』に収録されてもおかしくないヒーリング系。ストレンジデイズのインタビューによると音楽にさほどの執着はなくて、ボートの免許をとったり、他のことに人生の重要性を見出しているよう。

     
Sebnemferah・昨年のリリースだが、トルコの女性ゴシック・メタル・シンガー、Sebnem Ferahの2007年3月のライブ・アルバム"10 MART 2007 ISTANBUL KONSERI"を購入。個人的に一番苦手なジャンルのひとつだったのだが、これは友人がブログで紹介していたYouTubeの映像(もう削除されてしまっている)を見て、「なんじゃこりゃー!」と衝撃を受けて、ハマってしまった。イスタンブール・シンフォニー・オーケストラとの共演で、ここまで徹底的にやると全てがドラマチック。
     
   
King Crimsonの手持ちの1969-1974年のライブ音源全てをiPodに入れて聴き直してみた。Collectors Clubシリーズなどオフィシャルでリリースされているものを除くと35公演分あった。そんなに熱心なコレクターではないので、まだ聴いたことのないものが沢山あるみたい。73-74年の演奏はいつ聴いても圧巻。8月には6年ぶりに再始動し、全米ツアーを行う模様。

  
Babycruisinglove・遂に全国的に売れてしまったPerfumeの"Baby Cruising Love"初期シングル集"Fan Service -Prima Box"と、いつでも買えると思ったら、急に人気が出て売り切れ、プレミアものになっていたライブDVD"Fan Service bitter"などを購入。地味に昔から隠れファンだった(といっても、ライブを見に行くほどじゃなかったのだが)ので、ファースト・アルバム"Complete Best"は出た時に購入していた。今月発売のニュー・アルバム”GAME"は買うと思うが、ライブはチケットも入手できそうもなく断念する予定。


■旅行

Udon01青春十八きっぷで高松にうどんを食べに行ってきました。ここでうどんを食ってしまうと、もう他では食えんなーと思うほどのおいしさ。巨大なアナゴの天ぷらトッピングは80円だったり・・・。


     
■チベット

Tibetflag2

 


    
And the eyes of the world are
watching now
watching now

(Biko by Peter Gabriel)

our only hope for the future lies in
more understanding and communication.
The earth is not flat. We can only make it safer,
better, if we also make it more caring and fair.

(Peter Hammill. 21.October.2001)

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追悼 Klaus Dinger

Kraftwerk1stNeuDusseldorfmixiのNeu!コミュニティーによるとクラウス・ディンガーが3月21日に亡くなったそうです。62歳の誕生日の前日だったそう。まだまだ若いのになー。

Neu!時代からの盟友、Michael Rotherのサイトでも追悼していました。
http://www.michaelrother.de/en/

結局、生では見られず仕舞いでした。
1996年12月のLa! Neu?での来日時はドイツに住んでいたもんで・・・。


Laneuintokyo01Laneuintokyo02Kraftwerkのオリジナル・メンバーでドラマー。その後Neu!、La Dusseldorfとジャーマン・ロック史の最も重要なバンドを築きあげてきた人がまたひとりいなくなってしまった。元祖パンク的存在でもあった人。生で見られなかったのが本当に悔やまれる。

http://www.wz-niederrhein.de/index.php?redid=204488
http://www.wdr.de/themen/kurzmeldungen/2008/04/02/kraftwerk-schlagzeuger_gestorben_.jhtml
http://www.neue-oz.de/tickerFullSize.php?file=iptc-hfk-20080402-72-dpa_17367884.txt
http://newsticker.welt.de/index.php?channel=ver&module=dpa&id=17367854
http://unterhaltung.at.msn.com/article.aspx?cp-documentid=7966413
http://www.focus.de/kultur/musik/klaus-dinger-schlagzeuger-von-kraftwerk-gestorben_aid_268067.html

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