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2009年2月

2009/02/25

Jeff Beck / Eric Clapton さいたまスーパーアリーナ 2009/02/21

Saitama00Saitama01ジェフ・ベックとエリック・クラプトンのジョイント・コンサート2デイズの初日を2月21日にさいたまスーパー・アリーナで見た。ジェフ・ベックは大阪で2回見ての3回目、エリック・クラプトンは長いコンサート観賞人生で初めて。遂にジンクスを破っての観賞で感慨もひとしおです。

17,000円という高額なチケット代を払って、飛行機に乗ってわざわざ見に行ったのは、別に二人の共演によるマジックを期待した訳ではなく、内容はどうであれ、もう最後かもしれない歴史的瞬間に立ち会いたかったからに他ならない。

さいたまスーパー・アリーナは03年にテクノのWIRE03で1度来たことがある(DAFを見られて感激だった)。一緒に行った友人の勧めで後学のために傍のジョン・レノン・ミュージアムにも入ってみる。ジョイント・コンサートの記念で200円引きの1,300円になっていた。最初の7分の映画がしょうもなかったが、展示品はレアだった。しかしながら、ちょっとジョン・レノン・モードでなかったので、わりと醒めて見てしまった。

ミュージアムの最後の白い部屋で友人と合流し、早々にアリーナに入場。今回は1部ベック、2部クラプトン、3部共演という噂どおりの構成になっていた。

超巨大なアリーナで見るベックは格別で、音響も最高。双眼鏡を駆使してタルちゃんチェックも怠らずにステージに集中した。友人によるとクラプトンのステージ・セットをそのまま持ってきているらしく、ベック・バンドが間借りしている感じ。客の反応が素晴らしく、ベックのプレイに圧倒されているのがよく解かる。

単独でのオープニングだった"Beck's Bolero"をカットし、"The Pump"からゆったりとした始まりだったが、観客は完全に魅せられていた。ショート・プログラムなのにちゃんとタルちゃんとの二人羽織ベースもやってくれてたのが嬉しい。観客の要求するものを理解してくれているなー。
(;´Д`)
50分弱のステージだったが、アンコールにも応え、"The Peter Gun"をプレイ。

25分ほどかけたステージ・チェンジがあって、クラプトンの出番。

クラプトンのソロ活動は長い音楽鑑賞人生で、見事に回避してきたもので、ホワイト・ブルースに馴染めなかったのと、ハード・ロック的な要素が希薄だったのもあって、70年代以降のソロは1枚も持っておらず。客演映像のDVDはラスト・ワルツやバングラディッシュなど多数見まくっているが、ちゃんと所有している最近のフル・コンサートの映像はジョージ・ハリスンの追悼コンサートとクリームの再結成コンサートのみ

いきなりアコースティック・ギターで座ってのオープニングで、地味だなーという印象。2曲目の"Layla"もアコースティック・ヴァージョン。ベックが跳ばしていたので、こういう展開にしたのかもしれない。選曲も地味だったが、ギターは申し分ないとしかいいようがない。最後にちょっとヒット曲メドレーをやって、そのまま終了。やはりかなり地味目だった。圧倒的にジェフ・ベックのほうがウケていたが、これはこういう展開をクラプトンが望んだのかもしれない。休憩の照明はつかずに、ベックのアンプを準備してアンコールの代わりに第3部が始まった。

ベックがクラプトン・バンドに客演するという感じで、これも予想どおりだが、タルちゃんがもう見られないと思うと淋しかった・・・。ステージの袖でベースを持ったまま共演を見ているタルちゃんが今回の最後の姿となった。ブルースのカバーをクラプトンが歌い、ベックはにこやかにバッキングを務めていたが、徐々にヒートアップしたソロを展開、クラプトンもそれに乗せられて弾きまくりだした。うーむ。ベックはバッキングも素晴らしいが、BBAあたりとはアプローチが違って大人の余裕を感じさせる。そしてソロも凄い。何より二人とも楽しんでいるのがわかる。

ヤードバーズ出身ということの他に、ロジャー・ウォーターズのソロ・アルバムに参加したという共通点を考えると、二人ともデヴィッド・ギルモア的な要素があるのかもしれない。そういう音色も感じ取ることができたと思う。

なんか1曲づつくらいはお互いのヒット曲をやってもよかったような気もするが、まあ久々の対等な共演だし、こういう選曲になるのは仕方ないか。

至福の時は終わり、歴史的共演をしっかりと見届けたという充実感とともに退場。新宿で打ち上げ。

Set One / Jeff Beck
The Pump
You Never Know
Cause We've Ended As Lovers
Stratus
Angel
Led Boots
Goodbye Pork Pie Hat / Brush with the Blues
Tal & Jeff Solo (Freeway Jam)
Blue Wind
A Day in the Life
encore
Peter Gunn

Set Two / Eric Clapton
Drifitn
Layla
Motherless Child
Running On Faith
Tell The Truth
Little Queen Of Spades
Before You Accuse Me
Cocaine
Crossroads

Set Threee / Eric Clapton & Jeff Beck
You Need Lloue
Listen Here / Compared What
Here But I'm Gone
Outside Woman
Brown Bird
Wee Wee Baby
I Want To Take You Higher

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2009/02/20

Jeff Beck 2009年 大阪公演

Jeffbeck01
2月18日、19日大阪厚生年金会館でジェフ・ベック89年から6、7回目の観賞。御大は相変わらずの神技で、もう何も言うことはないほどいつもながら頂点を極めた音でした。過去6回のなかでは今回が一番良かったと断言できるかもしれません。

メンバーもザッパ門下生超絶テクのヴィニー・カリウタ、94年のピーター・ガブリエルの来日公演以来久々に見るデヴィッド・サンシャス、抜群の感性とテクニックを持った若干22歳の天才少女タル・ウィッケンフェルドのシンプルでセンス抜群の編成。

初日は4列目で見て、あまりに良かったので、帰りに翌日のチケットを売るというので買ったら1列目の一番左端から2番目という素晴らしい席で感動しまくりでした。同じツアーでベックを2回見たのは今回が初めて。

一緒に見たのは73年のBBAの来日公演75年の円山音楽堂も見ているという筋金入りの友人をはじめとする70年代ロック現役オジサン組。で、打ち上げの飲み会での会話は当然御大がいかに偉大かということに終始するかと思いきや最初からオジサンたちの話題は

「それでタルちゃんのファンクラブにはどうやったら入会できるんだ?( ゚Д゚)」

「タルたんの二の腕をぷにぷにしたい(*´∀`)=σ))´Д`)) プニプニ」

「タルちゃんがひたすら水を飲んでいる姿に萌えた(;´Д`)」

「タルちゃん髪をさわりすぎ!(;´Д`)」

「胸の間にベースを挟んで弾くなんて、けしからん!(;´Д`)ハァハァ」

「ちびっ子萌え(;´Д`)」

「べ、別にあんたのために弾いているんじゃないんだからね!というツンデレな表情に萌えた(;´Д`)」

「御大の神業に集中したいのに、自然に視線がタルちゃんに行ってしまう。゚(゚´Д`゚)゚。 」

「おれもタルちゃんとベース二人羽織りプレイをしたい(;´Д`)」


Wilkenfeldと、筋金入り70年代ロックファンのオヤジ一同すっかり骨抜きにされてしまいました
まるで今週のヤッターマンの「遅刻しそうだからパンをくわえて学校に行っちゃうと曲がり角で素敵な恋が待っているミサイル」を受けてしまったかのように・・・

2日目は双眼鏡で見る御大とタルちゃんの比率が同じくらい・・・すみません6:4でタルちゃん見てました・・・。

土曜日に埼玉にも見に行きます。エリック・クラプトンとのジョイント。クラプトン1回も見たことないんですが・・・

Jeff Beck / Guitar
Tal Wilkenfeld / Bass
David Sancious / Keyboard
Vinnie Colaiuta / Drums

01. Beck's Bolero
02. The Pump
03. Eternity's Breath
04. You Never Know
05. Cause We've Ended As Lovers
06. Behind The Veil
07. Blast From The East
08. People Get Ready
09. Stratus
10. Angel
11. Led Boots
12. Nadia
13. Space Boogie
14. Goodbye Pork Pie Hat / Brush With The Blues
15. Tal & Beck Bass Jam (Freeway Jam)
16. Blue Wind
17. A Day In The Life
encore
18. Where Were You
19. Big Block
20. Scottish One
21. The Peter Gunn

タルちゃんと御大の公式動画が見られるタルちゃんの使用ベースSadowskyのページ
http://www.sadowsky.com/pop/artists/wilkenfeld.html

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2009/02/02

1月に見た映画

■地球が静止する日
クソ映画。リメイクの意味皆無。

■その男ヴァン・ダム
B級アクション・スターの最高峰ジャン・クロード・ヴァン・ダムが、年老いた落ち目のアクション・スター、ジャン・クロード・ヴァン・ダム本人を演じる怪作。親権を争う離婚裁判で窮地に立たされ、折角決まった新作の役もスティーヴン・セガールに持っていかれたたヴァン・ダムは、息抜きに故郷ベルギーのブリュッセルに帰国するが、裁判の弁護士費用が未払いだと連絡され、急遽郵便局に振込みに行く。そこは銀行強盗の真っ最中の現場だった。警察は裁判費用に困ったヴァン・ダムが銀行強盗をしたと勘違いし、故郷の数少ないハリウッド・スターの英雄ヴァンダムを擁護するファン達も現場を取り囲んで、町中が大騒ぎになる!途中、約10分にもおよぶヴァン・ダムの「素」の独白が凄い!

■バンク・ジョブ
英国で60年代にあった銀行強盗の実話を映画化。英国王室のスキャンダルが絡んできて、凄い展開に。地下を掘って銀行の金庫を狙う映画は数あれど、これが凄いリアルでめちゃくちゃおもしろい!主演は『トランスポーター』でブレイクしたジェイソン・ステイサム。

■007/慰めの報酬
73年の8作目からリアル・タイムで見ているマニアにとって、待望の22作目。とりあえず2度見て、まだまだ見る予定。ここまでリアルでストイックなアクションに徹していいのかと、往年のボンド映画マニアならハラハラするほどの前作を踏襲した徹底ぶり。ボンド映画お約束の秘密兵器は、そのへんの女子高生が普通に持っている携帯電話だけ。普通の携帯電話がガジェットとして通用する今日、時代がボンド映画に追いついてしまったことを実感。
今回の敵は、かつての007映画の宿敵「スペクター」を彷彿とさせる巨大組織だが、陰謀が水資源を独占し、水道料金を民営化して値上げし、国家征服を目論むという、既にそのへんの団体がやっていそうなスケールが大きいのかセコいのかわからないような悪事。
原作ファンとしては、ボンドの同僚の幕僚主任ビル・タナーの復活が嬉しい。

■エクザイル/絆
60年代のフランス・ギャング映画を彷彿とさせる香港ノワールの傑作。ラスト号泣。アンソニー・ウォンは香港のジャン・ギャバンになるだろう。

■ラースと、その彼女
今年の暫定ベスト1。雪景色のアメリカの田舎町。誰にでも好かれている真面目でシャイな好青年の主人公。彼女がなかなかできなことを兄夫婦も心配している。そんな彼が遂に彼女ができたと兄夫婦に大真面目に紹介したのは、何とリアル・ドール(ダッチワイフ)だった!なんとか彼の心を傷つけずに妄想を治療しようと、町の人々もリアル・ドールを人間扱いして協力する。主人公の兄の奥さんがすっごくいい。

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