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2009年7月

2009/07/27

マイ・ベスト・アニメソング

Jungle01酒を大量に飲んで、なにげなしにYouTubeで昭和30~40年代のアニメのテーマソングを見出したら、止まらなくなり、朝まで50曲くらい見て懐かしむ。ほとんど歌えてしまい、人間の幼少期の記憶力の凄さを思い知らされる。

全部見て、やはりベストは『ジャングル大帝』のエンディングで弘田三枝子が歌う『レオのうた』

こんなカッコいい歌がほかにあるだろうか。オープニング・テーマのアニメの水準もCG全盛の44年後の現在など、まるで相手にならない凄まじいクオリティー。そりゃこんだけ手間隙かけたら虫プロも潰れるわなー。

対抗馬は少し時代が先だが同じ手塚作品の『海のトリトン』ぐらいか。

他に久々に聴いて感動したのは
『リボンの騎士』(絵の水準が尋常じゃない。冨田勲&前川陽子節が炸裂!)
『どろろ』(これも手塚作品、歌詞は聴けば聴くほど奥深い)
『サイボーグ009』(これをハリウッドで映画化しないでどうする!)
『ひみつのアッコちゃん』エンディング『すきすきソング』(オルガンがサイケデリックすぎる!)
『タイガーマスク』(エンディングの『みなし児のバラード』はいつ聴いても涙涙)
『あしたのジョー』(エンディングの『力石徹のテーマ』でしょう)
『バビル2世』(アニキの傑作のひとつ)
『デビルマン』(エンディングの『今日もどこかでデビルマン』(作詞:阿久悠、作曲:都倉俊一で、オルガン・サウンドも工事中のビルに座っているシチュエーションも最高)
アニメじゃないけど
『人造人間キカイダー』の『ハカイダーの歌』(ダースベイダー以前に悪のヒーローを確立したドラマ。)

他にも『魔法使いサリー』の60年代当時放送のフランス語版のテーマ曲"MINIFEE"を聴けたりして、YouTubeの凄さを思い知らされました。

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2009/07/22

宍戸留美 at 三文アートcafeそらのまめ 09年7月18日

Rumi01宍戸留美さんのライブを7月18日に、大阪の「三文アートcafeそらのまめ」で見た。留美さんのライブを見るのはなんと14年ぶりで4回目。最初に見た1990年11月4日の大阪アムホールからだと、もう19年も経ってしまった。

20名限定のライブ情報をネットで得て、メールで予約すると、ご本人の名義で予約完了の返信が来て、ちょっとびっくり。ファンの友人も誘うが、都合がつかないということで、結局1人で行くことになった。会場のそらまめは、自宅から自転車で5分ほどのところにあり、15分前に到着。入り口前に受付テーブルがあって、ご本人もいたりして、でも14年ぶりに見るので全然気が付かなくて、チャージを払って中に入る。

Rumi02会場はアートギャラリー蒹カフェといった場所で、ビールやカレーも食べられるカウンター&テーブル席もあったが既に満員。なぜか最前列の椅子席が空いていたので座る。夜勤前だったのでアイス・チャイを頼んで待った。アコースティック・ライブらしく、椅子が2つにアコースティック・ギターやミニ・グロッケンなどが用意されていた。たまに留美さん本人が中に入って準備をしていたが、さすがに14年もたつと、目の前にいるのがあのルンルンとは信じ難いほど大人びていてびっくり。

ライブは20時少し過ぎてスタート。近年の作曲を手がけているアコースティック・ギターの鴫原浩平さんとのデュオで、留美さんはグロッケンなども叩きながら歌う。ひたすら爽やかな感じで、石川セリのカバーなども歌った。ソニー時代の曲は当然ながら歌われず。間のトークがとにかくおもしろくて、午前中は代々木アニメーション学院大阪校の講師の仕事をしてきたとか、三浦理恵子さんと飲んだ話とか、ウゴウゴルーガ時代の話とか、フランス語の教科書に1文字4円でコラムを書いた話とか、いろいろ聞けて近況を知ることができた。

終盤に最近のシングルの『井の頭にて』が歌われる。なまめかしくて、すごく女っぽい歌。今の留美さんだから歌えるという感じなのだろうという素晴らしい歌。もう90年代初頭のアイドルだったルンルンの面影はない。会場が狭いので、アンコールは引っ込まずにそのまま「アンコールありがとう!」と留美さんが煽って、さらに2曲が歌われた。

アイドル時代より遥かに素敵になっていて、なんかもう感動してしまった。会場の雰囲気もすごく良くて、いいライブだった。また機会があればぜひ見に行きたい。

終了後、自主制作のシングル"faire l'amour"、 『井の頭にて』、"Love Letter"を購入して、生写真を1枚いただく。留美さんも会場に残っていていろいろ自由に話せる雰囲気だったけど、仕事の時間だったので自転車で帰宅。

Rumi03個人的には1990年のデビュー・シングルの『コズミック・ランデブー』からのファンで、あの曲はカップリングの"Rainbow Days"と共に永遠の名曲だと思うし、いまだに1年に10回以上聴く。
ファースト・アルバムの『ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・シ・シ・ド・ル・ミ』のはじけたキャラクターも大好きで、80年代にパパイヤ・パラノイアの追っかけをしていたほどのファンだったので、石嶋由美子の歌詞の凄さにぶっ飛んでしまった。ディレクターの藤岡孝章って、昨年のポニョの歌の人だったりする。
90年のファースト・ライブはアルバムを完全再現していたし、ジョン・レノンの『イマジン』のスカ調のカバーも凄かった。
あの頃には戻れないだろうけど、今の歌声が本当に素晴らしいので、いい想い出として記憶に留めておければそれでいいと思った。

声優の仕事で成功されてから、なぜか少し疎遠になっていたけど、コンスタントに歌っておられるようで、安心。やはり私は宍戸留美の歌が好きなのだ。

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2009/07/10

ザ・ピーナッツ DVD P-Legend

Peanuts00デビュー50周年を記念して発売されたザ・ピーナッツの2枚組DVDボックス"P-Legend"を購入。懐かしさに浸っています。初DVD化ということですが、過去にビデオでソフト化したことがあるとのこと。私は初見でした。1枚目はプロモーション・ビデオやTV出演を合わせたもので、約38分と収録時間は短いものの、1959年~1975年の長い歴史を凝縮した内容で、見応えがありました。

シャボン玉ホリデー』は物心のついた頃はもうやっていて、なんとなく見た記憶があります。「双子」というものの存在をピーナッツで初めて知ったものでした。クレイジー・キャッツから谷啓やハナ肇のコントも入っていて、テレビ黎明期のバラエティー番組の歴史の勢いを感じます。『チャオ』の植木等との共演も素晴らしい。バックのビッグバンドの演奏がとにかくゴージャスです。ダメ押しにモスラの歌まで入れたサービス溢れる1枚。最後のカットアップ・コラージュ的な『恋のフーガ』の英語ヴァージョンのビデオのみ最近の作製らしく、蛇足という気もしましたが、映像は結構面白かったです。

2枚目は1975年にTV放送された引退ラスト・スタジオ・ライブの『さようならピーナッツ』の完全版。ヘアスタイルが野際陽子風になって33歳より老けて見えてしまったが、歌唱力は絶頂で、潔い引退はカッコ良すぎるも惜しいものだと今見ても思います。伊東ゆかり、中尾ミエ、尾崎紀世彦、谷啓,、ハナ肇などがゲスト。伊東&中尾を加えての50's~60'sアメリカン・ポップス『大メドレー』は圧巻でした。ヒット曲の多くを手がけた宮川泰先生も登場し、対話を交わしつつピアノで共演。若い!谷啓もこれにトロンボーンで加わってのスキャット・メドレーは素晴らしい。続く『愛のフィナーレ』にはただ涙。ラスト『帰り来ぬ青春』『ウナ・セラ・ディ東京』で2人が見せた涙に貰い泣きしてしまいました。


ピーナッツは生で1度見たことがあります。場所は当時家のすぐ傍にあった近畿大学の大学祭の野外ステージで、これが人生で見た最初のプロの歌手のコンサートでした。年月の記憶が曖昧で、1972年か1973年のどちらかで、リムジンで到着した2人を小学生の身で、押し合いする大勢の大学生に混じって出迎えたのでした。子供ながらの第一印象は「(モスラ出演時のように)小さくない!生身の人間だ!」ということでした。2人ともサングラスをしていて、微笑んでいました。野外ステージは前のほうをキープするも、大学生に押し潰され、退避。ひたすら待って、ようやくステージが始まるも、歌い始めでPAの電源がダウン。それが2回も続いてしまい、2人が不機嫌そうになって引っ込んでしまったのを覚えています。ようやく再開したころは、後ろのほうに追いやられて、ほとんど見えず、音だけ聴いていました。今となっては貴重な想い出です。

追記
本日2回目を見てきた、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』でピーナッツの『ふりむかないで』が使われています。サントラにも入っているらしい。

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2009/07/08

Perfume ニュー・アルバム トライアングル ⊿

Triangle01■Take off
最初のエフェクトが、クラフトワークのファースト・アルバムのイントロそのまんま。
潔くて心地よい。

■love the world
プログレ・ファンの間では、バグルスの『ラジオスターの悲劇』を彷彿させるところが心地よくて受け入れられた曲。バリバリのジャーマン・テクノ路線より、こういうポップな路線のほうが好きな自分が意外。

■Dream Fighter
「努力」とか「根性」を自分の人生から消し去った人間としては居心地悪い曲。人生に希望を持っている人の応援歌なので、頑張れる人は頑張ってほしい。

■edge < ⊿mix>
長いだけの凡庸なミックス。もうちょっと殺伐としたものにしても良かったかも。

■NIGHT FLIGHT 
80年代の「あの頃」をリアルタイムで体験したテクノ・ファンには懐かしさが込み上げてくる、YMOチューン。あの頃、今のパフュームと同じ位、YMOは社会現象だった。私が人生で最初にお金を払って見たコンサートも1980年4月8日、大阪毎日ホールのYMOでした。エンディング近くのメロディーはイタリアのプログレ・バンド、GOBLINの『フェノミナ』のテーマを連想させる。

■Kiss and Music
KraftwerkのThe-Man・Machine~YMOの『テクノデリック』からの流れの無機質テクノ投げやり路線。攻めてますねー。投げやりに聴くとハマる。入っていて良かった曲。

■Zero Gravity
パフュームらしくて、パフュームならではの曲がやっとアルバム・オリジナルで出てきて安心。ドライブ感があって、ドライブしているとトリップしそう。

■I still love U
凡庸な小室路線の歌謡曲。90年代しか通用しないような曲調。でも90年代が音楽的に青春だった人たちにはウケるのかも。

■The best thing
ダフトパンク的。ストレートなところが素直でいい曲。インパクトが薄いが、これもパフュームならではの曲。

■Speed of Sound
バリー・マニロウの『コパカパーナ』ミーツ、ジャーマン・ロックの最前衛ユニットClusterの"Curiosum"という新機軸。同じくジャーマン・ロックのMoebius.Plank.Neumeierの"Zero Set"のような躍動的なリズム感。素晴らしいの一言。歌詞的には"NIGHT FLIGHT"と対をなす作品。Perfumeのメンバーに理解できそうもない、こういう曲で攻めまくってしまった中田に拍手!本アルバムのベスト・トラック。こういう曲を造ってしまえる立場にいることができただけでも、売れた価値があった。人類が滅びるまでリピートして聴いていたい曲。

■ワンルーム・ディスコ
引っ越してばかりの時にリリースされたので、個人的には思いいれがある曲。メンバーのレコーディング時と全く違ったアレンジにされて、心外だったというエピソードもあり、曲自体は好きになれなかたけど、冷静に聴くとすごくキャッチー。

■願い
チルアウトにしては叙情的すぎると思う。こういうメロディーなら声質は生のままで良かった。

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