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2009年11月

2009/11/18

Tony Banks "A Curious Feeling" 30th Anniversary Remix Edition

Curiousfeeling01Curiousfeeling02Curiousfeeling03Genesisのキーボーディスト、トニー・バンクスが1979年に発表したファースト・ソロ・アルバム、"A Curious Feeling"の30周年記念盤が10月にEsoteric Recordingsから再発され、DVD付き限定盤をHMVのウェブで購入。11/18発売予定だったジェネシスのDVDボックス"Movie Box 1981-2007 "と抱き合わせで注文したが、こちらの発売日が11/23に延期され、先に"Curious Feeling"だけを送ってもらった次第。

大好きなアルバムで、「プログレ・キーボーディストのソロ・アルバムの鑑」のような存在。ちょっと大仰すぎるシンセサイザーの洪水が気持ち良い。当時発売されたヤマハのエレクトリック・グランドピアノ、CP80も弾きまくっていて、ストイックさは微塵もないが、リック・ウェイクマンのような下品さ (褒め言葉です!)もなくて、清流のように美しい。今聴いてもトニーの最高傑作と感じる。

限定盤のDVDにはアルバムの5.1chサラウンド・ミックスと、"For a While", "The Waters of Lethe"のプロモーション・ビデオが入っている。アルバムのリミックスはジェネシスのリミックス・プロジェクトでお馴染みのNick Davis。しかし、5.1chといっても、かすかにバック・スピーカーから音が出ているなーと感じる程度の地味なリミックスで、ステレオと大差ない印象。CDのほうもマルチトラックから新たにミックス・ダウンされている。

22ページのブックレットには、トニー本人によるライナーノーツと歌詞、レコーディング時のレアな写真が掲載されている。

トニーによるライナーノーツは非常に興味深いもので、以下のようなエピソードが載っている。

・本作品は『そして3人が残った』発表後、フィルが離婚問題で揉めていて活動停止状態にあった頃の時間を使って、マイク・ラザフォードと各々のソロを作ろうということになって製作されたもの(これは有名な話)。

・ソロ・アルバムの構想はピーターが抜けた頃からあって、その時自分のソロ用に書いた"Mad Man Moon", "A Trick of the Tail", "Robbery, Assault and Battery"は、そのまま"A Trick of the Tail"のアルバムに流用された。

・"And Then There Were Three"収録の"Undertow"には序曲のようなものがあって、フィルとマイクが余分だというので削ったが、これを再構成して"The Shout"という短編映画のサントラ用に製作したが、最終的にはほとんど使用されなかった。

・ダニエル・キースの『アルジャーノンに花束を』が大好きだったので、作品をテーマにしたコンセプト・アルバムを作りたくて、著者に許可を求め承諾されたが、同時期にロンドンで同作品のミュージカルが上演されていたため、混同されるのを避けて欲しいと要求され、同タイトルでのリリースを断念した。

・ボーカリスト選びには苦難したが、テープでKim Beaconの"He Ain't Heavy, He's My Brother"を聴いて、決定した。この再発プロジェクトにあたり、連絡を取ろうとしたところ、数年前に亡くなっていたことがわかった。

・ABBAの所有するストックホルムのポーラー・スタジオでレコーディングを開始したが、ジェネシスでお馴染みのDavid Hentschelがおたふく風邪になったため、エンジニアはDavid Bascombeが引き継ぐことになった。

・ジャケットの絵はオーストラリア在住のトニーの妹(姉?)が両親へのクリスマス・プレゼントに送ってきたオーストラリアの画家、Ainslie Robertsの画集が素晴らしくて、コンセプトにぴったりだったので使った。

・マスターテープを聴き直して、チェスター・トンプソンによるドラムの音が素晴らしかったので、新たなミックスでは少しドラム・サウンドを大きくした。


長年廃盤だった本作がリマスターで再発されて、ファンとして最高に嬉しい。レコードの国内盤は、ムーンライダーズの鈴木慶一が想い入れたっぷりのライナーノーツを書いていて、ファンぶりを披露していた。
他のソロも再発してほしい。あと、CD化されていない映画のサントラ"The Wicked Lady"は聴いたことすらないので、ぜひ発売してほしい。

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2009/11/04

Yesのチケット到着

Yesticket01aYesticket02a10/31にネット購入したイエスのチケットが、先ほどドイツから到着。さすがはDHL。早い。
送料はばか高くて日本円換算で約4,650円もしたけど、ぎりぎりまで待たされて不安になるよりはマシという感じ。

合計で15,000円を上回るチケット代となってしまい、今のラインナップのイエスを見るには高すぎるという気もする。

たとえば晩年、メンバーがかしゆか1人だけで、あ~ちゃんの代わりに妹のちゃあぽんが加わり、YouTubeで発掘した、全盛期ののっち以上にのっちを完璧に演じるの無名の素人を加えて、Perfume名義でライブをやることになったとして、コアなファンの回答はおおむね以下のようになるだろう。

Perfumeと認めるか → 絶対に認めない

しかし、未CD化の『イミテーションワールド』『カウンターアトラクション』はもとより、オリジナルでない『スーパージェットシューズ』や黒歴史の『アキハバラブ』まで、セットリストに加わるという。

ライブを見たいか → 見たくないといったら嘘になる


まあ、そういう訳で、今のイエスも見ておけたらレアかな~と。セカンドの"Astral Traveller"もやってることだし。まあイエスだけが目的の旅行じゃないからよいかとも思う。

すみません、本当はパフュームのこと書きたかっただけでした・・・。

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