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2009年12月

2009/12/31

2009年に買ったCD, DVD BOX破産

Album09Dvd09Box01
                                                                                                                                       
●新譜
Anvil / This Is Thirteen
Bagdad Cafe The Trench Towm / We're Living
Cheap Trick / The Latest
David Sylvian / Manafon
Depeche Mode / Sounds Of The Universe
The Durutti Column / Love In The Time Of Recession
Gong / 2032
Hot Chip With Robert Wyatt And Geese / Made In The Dark
IQ / Frequency
Magma / Emehntehtt-Re
Neil Young / Fork In The Road
Neil Young / Fork In The Road (CD+DVD)
Peter Hammill / Thin Air
Perfume / ワンルーム・ディスコ
Perfume / ⊿
Porcupine Tree / The Incident
Susan Boyle / I Dreamed A Dream
Scandal / BEST★SCANDAL (初回限定生産 CD+DVD)
Scandal / BEST★SCANDAL (完全限定生産 CD+写真集)
Tangerine Dream / Winter In Hiroshima
Tangerine Dream / Chandra, The Phntom Ferry - Part1
Tangerine Dream / A Cage In Search Of A Bird
Todd Rundgren / Arena
Them Crooked Vultures / Them Crooked Vultures
UKZ / Radiation
The Wishing Tree / Ostara
宍戸留美 / faire l'amour
宍戸留美 / 井の頭にて
宍戸留美 / Love Letter
ヒカシュー / 鯉とガスパチョ
八代亜紀 / 昭和の歌など聴きながら
●トルコ・ポップス
Hazal Selcuk / Su Yesili
Hulya Ausar / Kisiye Ozel
Nil Karaibrahimgil / Nil Kiyisinda
Sebnem Ferah / Can Kiriklari
Sertab Erener / Acik Adres
Sila / Imza
Ziynet Sali / Herkes Evine Bizde Boyle

●ライブ・再発・リマスター・発掘音源
Anekdoten / Chapters
Anvil / Metal On Metal
Area / 1978 (SHM-CD)
Black Sabbath / Paranoid, Deluxe Edition
Camel / The Snow Goose (2009 Remaster)
Camel / Moon Madness (2009 Remaster)
Camel / Rain Dances (2009 Remaster)
Camel / Nude (2009 Remaster)
Camel / The Single Factor (2009 Remaster)
Crosby Stills Nash / CSN Demos
The Durutti Column / Live In Bruxelles 13.8.1981
Eddie Jobson / Theme Of Secrets (2009 Remaster)
Gentle Giant / Gentle Giant (2009 Remaster)
Gentle Giant / Acquiring The Taste (2009 Remaster)
Gentle Giant / Three Friends (2009 Remaster)
Hatfield And The North / Hatfield And The North (2009 Remaster)
Hatfield And The North / The Rotters' Club (2009 Remaster)
Juda Priest / A Touch Of Evil
King Crimson / In The Court Of The Crimson King (2009 Remaster)
King Crimson / Red (2009 Remaster)
King Crimson / Lizard (2009 Remaster)
Klaus Schulze feat. Lisa Gerrard / Dziekuje Bardzo
Klaus Schulze / La Vie Electronique 1
Klaus Schulze / La Vie Electronique 2
Magma / Live In Tokyo
Manuel Gottsching / E2-E4 Live In Japan (CD+DVD)
Marillion / Happiness Is Cologne
Marillion / Recital Of The Script (2009 Remaster)
Marillion / Live From Loreley (2009 Remaster)
Michael Jackson / This Is It
Michael Jackson / Off The Wall
Michael Jackson / Thriller
Michael Jackson / Bad
Michael Jackson / Dangerous
The Michael Schenker Group / 1st (2009 Remaster)
The Michael Schenker Group / MSG (2009 Remaster)
Mike Oldfield / Tubular Bells Deluxe Edition
Neil Young / Neil Young
Neil Young / Everybody Knows This Is Nowhere
Neil Young / After The Gold Rush
Neil Young / Harvest
Nirvana / Bleach (20th Anniversary CD)
Nirvana / Live At Reading (SHM-CD+DVD)
Nirvana / Unplugged In NEw York (SHM-CD+DVD)
Nirvana / From The Muddy Banks Of The Wishkah (SHM-CD+DVD)
Robert Wyatt / Radio Experiment Rome, February 1981
Rush / Retrospective 3
Rush / 2112 (SHM-CD)
Rush / Moving Pictures (SHM-CD)
Rush / Signals (SHM-CD)
Rush / Hold Your Fire (SHM-CD)
Rick Wakeman / Six Wives Of Henry VIII (2009 Remaster)
Rick Wakeman / Journey To The Centre Of The Earth (2009 Remaster)
Tal Wilkenfeld / Transformation
Tangerine Dream / The London Eye Concert
Tangerine Dream / Kyoto
Tangerine Dream / Rockface, San Francisco 1988
Tangerine Dream / The Great Wall Of China
Tangerine Dream / Flame
Tony Banks / A Curious Feeling (2009 Remaster)
UK / Night After Night (2009 Remaster)
Yes / Yesshows (2009 Remaster)
Yes / 9012 Live (2009 Remaster)


●ボックスセット
The Beatles / In Mono (13CD)
The Beatles / Stereo Box (16CD+1DVD)
Genesis / 1973-2007 Live (8CD+3DD)
Genesis / 1981-2007 The Movie Box (5DVD)
Henry Cow / The Road : Volumes 1-5 (5CD)
Henry COw / The Road : Volumes 6-10 (4CD+1DVD)
Henry Cow / The Studio : Volumes 1-5 (5CD)
King Crimson / In The Court of The Crimson King (5CD+1DVD)
Kraftwerk / The Catalogue (8CD)
Miles Davis / The Complete Columbia Alubum Collection (70CD+1DVD)
Neil Young / Archives Vol.1 (10Blu-Ray+1DVD)


●DVD/Blu-Ray
Frank Zappa / The Torture Never Stops, Halloween 1981
h / Naked In The Chapel
Iron Maiden / Flight 666
Jeff Beck / Live At Ronnie Scott's
Klaus Schulze feat. Lisa Gerrard / Dziekuje Bardzo
Marillion / This Strange Convention
Metallica / Orgullo, Pasion, Y Gloria
Michael Jackson / Live In Bucharest : The Dangerous Tour
Perfume / BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!
Rush / Snakes & Arrows (Blu-Ray)
Rush / Working Man
Sebnem Ferah / 10 Mart 2007 Istanbul Konseri
Tangerine Dream / The London Eye Concert
Van Der Graaf Generator / Live At The Paradiso 14:04:07
The Who / Amazing Journey Dluxe Edition
Woodstock 40th Anniversary Edition (Blu-Ray)
ザ・ピーナッツ / P-Legend
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2001年宇宙の旅 (Blu-Ray)
ブレードランナー ファイナル・カット (Blu-Ray)
ブレードランナー クロニクル (Blu-Ray)
007慰めの報酬 (Blu-Ray)
ダイアリー・オブ・ザ・デッド
バニシング・ポイント コレクターズ・デディション
Perfume in Happyで気になるシャンデリア・ハウス

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2009/12/19

Yes ミュンヘン公演

Yesmunchen01_2Yesmunchen02Yesmunchen03イエスのミュンヘン公演を12月7日にPhilharmonieで見た。イエスを見るのは1988, 1990 (ABWH), 1992, 1994, 1998, 2003年の日本公演に続いて11回目。

会場はミュンヘン市街の中心マリエン広場駅からSバーンで2駅目のRosenheimer Platzから徒歩5分ほどの場所。小雨の降る中、クリスマス市で飲んだワインの熱燗で体を温めてから向かった。

Yesmunchen06Philharmonie01ミュンヘンの芸術センターのような大きな敷地の中にある本格的なクラシック用ホールで、受付でコートやかばんを預けて入るスタイル。バッグ持参では会場内には入れてくれず、上着と一緒に預けて1ユーロ70セントとられる。グッズ売り場では、Tシャツ、バンダナ、メンバーのソロCDなどに加えて、今回のツアーから販売が始まったMP3音源をUSBメモリに入れたものが販売されていた。今回売られていたものはマンチェスター公演分で、他のものもオフィシャル・サイトで購入可能の模様。

ホールに入ると立体的でどこからでも見やすそうな構造。席がわからずウロウロしていたら、受付のおねーさんが席まで案内してくれた。上手ウェイクマン側。さすがクラシックホールの8列目だけあって、かなり近い。

開演時間になっても2階席はほぼ空の状態で、観客の入りは公式キャパシティー2.387席の約6割程度。なんか緊張感と盛り上がりに欠けるまま暗転し、恒例の『火の鳥』がかかる。

1曲目は"Siberian Khatru"で、最後に見た2003年9月12日の大阪厚生年金会館の時と同じ。演奏はいつものごとく安定している。さすがはこのラインナップで1年以上過酷なツアーをこなしてきただけのことはある。Benoit Davidのボーカルは違和感が全くなく、パートのひとつとして、楽曲としてのイエス・サウンドを立派に再現していた。

しかしやはりジョン・アンダーソンによるバンド全体を包み込んでしまう人間離れした超絶な存在感が不在なのが明白であった。イエスにマジックがあったのは、やはりジョンがいたからで、でも私も含めて、そういうことは百も承知のファンが今回のツアーに集まっているのも事実である。

ベノワはたたずまいや背格好もジョンのようだが、あのモリッシーのような髪型は凄く違和感があった。もうちょっとイエスっぽく長髪にしたらいいのにと思ったり。
Oliver Wakemanは父親と同じ長髪で、意識はしているだろうが、かなりの好青年で、華があった。シンセ・ソロではRushも使っていたMoog Little Phattyもプレイしており、父親時代からのミニ・ムーグの魂を受け継いでいるかのよう。

続く"I've Seen All Good People"もかなり良かったが、観客は完全に熱狂のスイッチが入らず、様子見のような雰囲気がした。なんというか、欧米に多い公認トリビュート・バンドの演奏の完成度をチェックしているかのような・・・。ベノアはギターを弾きながら歌った。

最初のMCでクリスによるメンバー紹介でオリバー・ウェイクマンとベノア・ディヴィッドが紹介され、拍手で迎えられる。1980年の"Drama"から2曲やることをアナウンスし、最初の"Tempus Fugit"を演奏。急に違和感が薄まり、大好きなアルバムの曲を生で聴けて大感動。

ベノアによるドイツ語での挨拶があり、"Tormato"から"Onward"を歌う。ベノアのジョン・アンダーソンへの愛と敬意が溢れているのが感じ取れて、かなり良かった。

続いてはスティーヴ・ハウが自分不在の時代のセカンド・アルバム"Time And A Word"から"Astral Traveler"を紹介して、イントロのフェイド・インのカッティング・ギターから再現。これも生で聴けるとは思わなかったレアな曲。途中でアラン・ホワイトのドラム・ソロが入る。この構成はかなり盛り上がった。スティーヴは自分不在の時期の"Owner Of A Lonely Heart"の前でも曲紹介をしていたが、どうしてクリスではなくスティーヴがあえてしたのか。「別に嫌がってプレイしているわけじゃない」という意志表明だろうか。

"Yours Is No Disgrace"は現メンバーではこのツアーから新たに加わったレパートリーで、生で聴くのは11年前の大阪公演以来。"And You And I"のコーラスワークも素晴らしい。クリスのハーモニカも良かった。ハウのソロ・コーナーはいつものごとくだが、今回は全ての楽曲で、いつになくハウがソロイストとしての主導権をもって頑張っているのがわかる。

"South Side Of The Sky"は2003年も聴けたレアな名曲で、クリスとハウのハーモニー・ボーカルがとくに良かった。後半のハウとウェイクマンのソロ合戦は、父親とのそれを思い起こさせる熱いものだった。

ドラマからもう1曲"Machine Messiah"が演奏される。もうこの1曲のために大金を払ったという感じだったが、とにかく良かった。観客も圧倒されていた。ハウのマシンガンのようなギターが炸裂する。このあたりから1曲終わるごとに観客がスタンディング・オベーションをし始めた。

絶対に演奏される"Hert Of The Sunrise"で、完全に観客も熱狂し、現ラインナップでのイエス・サウンドに揺るぎがないことを確信しているようだった。このへんでやはりプロの本物は違う!と心底実感。本編最後に"Roundabout"を演奏。観客は総立ちになって手拍子。やはり盛り上がる十八番である。

Yesmunchen04Yesmunchen05アンコールは圧倒的な"Starship Trooper"。1990年3月5日のAnderson Bruford Wakeman Howeの大阪フェスティバル・ホールのアンコール・ラストに演奏されたのを聴いて以来。あの時と同じメンバーはハウ1人だけ。しかし楽曲の素晴らしさは不滅といった感じで、観客も最後のハウのギターのリフレインあたりで手拍子しながら立ち上がり始め、大団円に突入。ちょっと大袈裟なくらいのスタンディング・オベーションでライブは終了。観客はかなり感動していたようだ。

欧米ではジェネシスやピンク・フロイドなどの大物バンドのトリビュート・バンドで生計を立てることが成立するくらい、楽曲そのものへの愛着が深く、それを聴きに行く人が多いという話で、結局はラインナップ以前に楽曲が素晴らしくて、それを生で聴けるなら問題なしと感じる人が多いのも事実だろう。これはレイ・ウィルソン時代のジェネシスのライブを1998年にドイツで見た時も感じたこと。

なぜこのラインナップで、細々とした観客動員でもイエスを続けるのか考えた。日本人のように美しく死ぬ、有終の美を飾るなどという固定観念は欧米のロック・ビジネスにはないし、それより生活云々というよりは、プロのミュージシャンとして人生の大半を費やしていた者として、外野の評価はどうであれ演奏し続けたいし、そうしなければならないという使命感と意地というものがあるのだろう。ジョン1人の都合で散々スケジュールをかき乱されてきたクリスとしては、自分でイエスの看板を背負っていけるのだという証明もしたかったのではないか。

ビル・ブラッフォードのように潮時を見定め、ライブ演奏することを止めて引退するのも、潔いかもしれないが、そうしてしまったら、
後に残っているのは「老い」だけとなるような気もする。

Munich, Philharmonie 2009-12-07

Steve Howe / Guitars, Vocal
Chris Squire / Bass, Vocal, Harmonica
Alan White / Drums
Benoit David / Vocals, Guitar
Oliver Wakeman / Keyboards

Firebird Suite
Siberian Khatru
I've Seen All Good People
Tempus Fugit
Onward
Astral Traveller
Yours Is No Disgrace
And You And I
Steve Howe solo (Provence / Clap)
Owner Of A Lonely Heart
South Side Of The Sky
Machine Messiah
Heart Of The Sunrise
Roundabout
encore
Starship Trooper

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2009/12/07

ジョン・ポール・ジョーンズの新バンド Them Crooked Vultures ミュンヘン公演を見た!

Tcv00Tcv01Tcv02レッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズ、フー・ファイターズのデイヴ・グロール、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョッシュ・オムによって結成された噂のスーパー・グループ、ゼム・クルックド・ヴァルチャーズのミュンヘン公演をさっき見てきました。

ドイツへ出発の前日に雑誌のPlayerとRockin'onを読んで、初めて結成されたことを知り、ホームページをチェックしたらなんとミュンヘン到着の日にZenithという会場でライブがあるという、嘘のような絶妙のタイミング。イエスだけ見てまったりしようと思ったら、鯛を釣りにいてシャチが釣れてしまった気分。

出発前に会場の地図と地下鉄の時刻表をネットで探してプリントし、直前にタワレコに行ってデビュー・アルバムを買い、iPodに落として空港へ向かう電車で聴いた。

ミュンヘン到着後、マリエン広場でクリスマス市を堪能し、ホテルに戻って仮眠をとっていたら、20時開演の1時間前まで寝てしまっていた。あわてて会場に向かう。地下鉄U6線を使ってホテルから30分ほどでFreimnn駅に到着。

20時5分前なのに同じ駅で多数の若者が降りたので、まだ余裕で間に合う雰囲気。5分ほど歩いて会場に付くと、当日券売り場は開いており、見に行くとオールスタンディングで値段は48ユーロ。するとドイツ人のお兄ちゃんがチケットを売り込みに来た。「いくら?」と尋ねると、「40ユーロでいいよ。」というので買ってあげる。彼も喜んでいて、私もラッキーだった。

中に入ると、大きさも雰囲気も幕張メッセという感じ。デビューしたバンドでこの規模でやれることが大物さを物語っていた。やはり前座があったようで、既にSweetheadという女性ボーカルのメタル系のバンドの演奏が始まっていた。

30分ほどでSweetheadのライブは終了。セット・チェンジをして21時過ぎから大歓声と共にThem Crooked Vulturesのライブ開始。サポート・ギタリストとしてAlain Johannesを加えた4人編成。ジョンジーの演奏を見るとは2003年のギター・ウォーズ以来。今回も前のほうに行って10メートルほどの距離で見られて、めちゃめちゃ感動。キーボードやウォル・ギター、キーボードやショルダー・キーボードもプレイ。Foo Fightersではギターとボーカルだったデイヴのニルヴァーナ時代を彷彿させる久々のドラム・プレイを見られたのも本当に貴重だった。音はグランジ・ミクスチャー・ツェッペリンという感じで、やはりツェッペリンがあらゆるリフ系ハードロックの基礎を築いたことを思い知らされた。

ほとんどの客はデイヴ目当てだろうが、凄まじいジョン・ポール・ジョーンズコールも起こり、ジョンジーの存在は大きかった。

90分ほどでライブは終了。オリジナル曲のみで各人のバンドの曲も無し、アンコールも無しという潔いライブだった。貴重なものを見られて、本当に良かった。


Dave Grohl / Drums
Josh Homme / Guitar, Vocal
John Paul Jones / Bass, Keyboards
support
Alain Johannes / Guitar, Keyboard

http://www.themcrookedvultures.com/us/home

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2009/12/04

Genesis The Movie Box 1981-2007

このDVDボックスの少ないセールスポイントを挙げてみると。

1. Three Sides Live, Mama Tourの初DVD, 5.1chサラウンド化
2. Three Sides Liveにボーナス収録されているサラウンド音源7曲とインタビュー
3. Mama Tourにボーナス収録されているフィル・コリンズの所有のホーム・ビデオ撮影によるレコーディング・ドキュメント
4. 1999年に放映されたVH1によるヒストリー・ドキュメント"Behind The Music"の2007年アップデート版

Genesismovie01Genesismovie02Genesismovie03"Wembley Stadium"は既発売のものと特典映像も含め同様の内容。"The way we walk"は既発売のものが2枚組でマルチアングルやコメンタリーを含むものであったのに対し、単品でボーナス映像無しもものになっている。When In Romeは例によって既発売のディスクを収録するケースとスペースがあるだけ。

"Three Sides Live"も"Mama Tour"も映像のリマスタリングはされておらず、古ぼけた映像のままで、これも残念。単品発売されれば、これら2枚の購入だけで十分だが、「素晴らしいリイシューでファン必携のアイテム」とはとてもいえないもの。

ファンが企画したら、1977年のテキサス映像や1990年のネブワースのフィルのバンドとの混成チーム・ライブ、1992年のネブワース、1998年のポーランドやプラハの映像も含めた、ゴージャズなものになっていただろうし、そうするべきだった。

フィルが1983年当時の巨大で低画質のホーム・ビデオで撮った、サリー・スタジオにおけるレコーディング風景の映像が一番興味深いものだった。あと、Three Sides Liveボーナスの音源のみ7曲のうち"Man On The Corner"は初登場。"One For The Vine""Fountain Of Salmacis"などのアルバムのみ収録曲のサラウンド音源も良かった。

ジェネシスの再発ボックス・プロジェクト、これにて完結。

http://www.genesis-music.com/

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2009/12/01

Miles Davis The Complete Columbia Album Collection

Miles01Miles02マイルス・デイヴィスのコロンビア時代の正規盤を70枚+67年のライブDVD1枚を収録した"The Complete Columbia Album Collection"がアマゾンから到着。

注文時¥29,690だったのが¥3,601値下げされ、¥26,089となっていた。しかも2枚購入10%offのサービスを使ったので、実質¥23,481となり、1枚あたりたったの330円という格安価格。

20枚くらいしか持っていなかったので、それらを買った時の総計以下で、70枚揃うのはかなり嬉しい。コンプリートしているマニアも、ついつい安さにつられて買ってしまったのではないだろうか。

Miles03Miles04で、商品の出来具合はネット上のレビューでかなり叩かれている。ボックスや紙ジャケがチープで、最初から破れていたりするのと、ディスクに糊がついて汚れているというもの。糊は不織布などで拭うととれるようで、紙ジャケは、最初から日本製の完璧なものを期待していなかったので、スペース節約のためのペーパースリーヴ的なもので十分と言う感じ。紙ジャケ無しで、ディスクとジャケット写真掲載の解説だけというより遥かにましと思う。1枚330円という価格が全てを許してしまう。日本でこれを作ったら、10万円を超えるものになっただろう。

中山康樹著の「マイルスを聴け!」を読みながら、1作づつ聴くと、楽しさも倍増。

DVDは67年のドイツとストックホルムでのライブ。ライブ映像は70年のワイト島のDVDと80年代以降のものしか持っていなかったので、嬉しい。ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスというラインナップは、マイルス死後1992年のライブ・アンダー・ザ・スカイのトリビュート・バンドを見たことがある。しかし実際マイルスは1度も見られず仕舞いだった・・・。

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King Crimson 結成40周年記念エディション

Kingcrimson01Kingcrimson02Kingcrimson03Porcupine TreeのSteve Wilsonによる5.1chサラウンド・ミックスが話題のキング・クリムゾンの結成40周年記念リマスター&リミックス盤。最初に『クリムゾン・キングの宮殿』『レッド』が発売され、少し遅れて『リザード』も発売された。

かなり前に買っていたのだが、周りの友人・知人が安い輸入盤を買っていたのに対して、倍の値段のする国内盤紙ジャケで買ってしまい、気が引けてレビューが遅くなってしまった・・・

当初タワレコで輸入盤が2千円代で売っているのを見つけて、即買おうと思ったら、携帯メール会員になると6千円以上で10%OFFということで、一旦場所を離れて携帯で会員手続きをとって、戻ってみると、なんと売り切れてしまっていたので、もう聴くモード突入済みだったので、渋々国内盤を買ったという次第。で、国内盤で統一しないとコレクション的に見栄えがよくないので、ついついリザードも国内盤を買いました・・・。ポイントとかで割と安く買えたけど。

うちのオーディオはDVDオーディオ再生可能で、一応サラウンド・アンプなので、それで1stを聴いてみると、とても40年前だとは思えない音質と音圧で、仰天。これ録音しなおしたんじゃないの?と思うくらい・・・。一音一音の分離とダイナミックレンジが凄まじすぎる。ハイドパークの映像は、まあオマケという感じ。ストーンズのほうのビデオに入っている、フリップが舞台の袖から腕組みして演奏を見ているシーンのほうが衝撃的だった。

『レッド』のほうは音楽にも増して、ボーナス映像のフランスのTV局ORTFの1974年3月22日のスタジオ・ライブのビデオがとにかく凄すぎて、腰を抜かしてしまった。ブートで音だけは聴いたことがあるが、映像を見るのは初めてで、しかもこんなに高画質の状態で保管されていたとは・・・。よくぞ発掘してくれたという感謝の秘宝。

昔、キング・クリムゾンの映像を始めて見たのは、25年前の話。友人の家で、ドイツのBeat Clubの"Lark's Tongues In Aspic Part1"として後にレーザー・ディスクなどで公式発表された映像だが、見せてもらったのは砂嵐のようなメチャクチャなノイズの向こうから、チラッチラッとクリムゾンらしい絵が見えるブート・ビデオで、友人はそれに大金を払ったらしい。そのくらいの苦労をしないと、動くクリムゾンは見ることができず、当時はそんな画像でも食い入るように見たものだった。

ほぼどんな音源や映像も、ちょっと待てば何の苦労もなく入手できるようになった現在、このビデオも実にあっさりと「オマケ」として公式発表されて、喜びと共にある種の脱力感もあった。「せめて10万円くらいで売れよ・・・」という気がした。それほど貴重な映像なのだ。10代の頃にこれを見ていたら、失禁・脱糞・のた打ち回って狂喜していただろう。今、感動しつつも、どこか冷めた感じで見てしまえる年老いた自分が哀しい・・・。

リザードは演奏者が多いので、サラウンドで聴くと、もう凄いゴージャズな気分になる。ビッグ・バンド並の音圧で、レコーディング風景がそのまま堪能できる気分。これのみ映像無しで、動くイアン・マカロックやゴードン・ハスケルも見てみたかった。

『レッド』のスリーヴとライナー・ノーツの曲目にプリント・ミスがあり、DVDオーディオが「1,2,3,4,5,6,7,8,6」となっていて、CDのほうは「1,1,2,3,4,6,7,8」となっている。それで発売直後に回収されたのか、どこのレコード屋からも消えてしまっていた。タワレコのコーナーに貼り紙がしてあって、WHDエンタエイメントに電話したら、修正版を送ってくれるということで、電話して送ってもらった。ミス・プリント版はそのうちプレミアがつくといいな・・・・。

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