ジョン・ポール・ジョーンズの新バンド Them Crooked Vultures ミュンヘン公演を見た!
レッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズ、フー・ファイターズのデイヴ・グロール、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョッシュ・オムによって結成された噂のスーパー・グループ、ゼム・クルックド・ヴァルチャーズのミュンヘン公演をさっき見てきました。
ドイツへ出発の前日に雑誌のPlayerとRockin'onを読んで、初めて結成されたことを知り、ホームページをチェックしたらなんとミュンヘン到着の日にZenithという会場でライブがあるという、嘘のような絶妙のタイミング。イエスだけ見てまったりしようと思ったら、鯛を釣りにいてシャチが釣れてしまった気分。
出発前に会場の地図と地下鉄の時刻表をネットで探してプリントし、直前にタワレコに行ってデビュー・アルバムを買い、iPodに落として空港へ向かう電車で聴いた。
ミュンヘン到着後、マリエン広場でクリスマス市を堪能し、ホテルに戻って仮眠をとっていたら、20時開演の1時間前まで寝てしまっていた。あわてて会場に向かう。地下鉄U6線を使ってホテルから30分ほどでFreimnn駅に到着。
20時5分前なのに同じ駅で多数の若者が降りたので、まだ余裕で間に合う雰囲気。5分ほど歩いて会場に付くと、当日券売り場は開いており、見に行くとオールスタンディングで値段は48ユーロ。するとドイツ人のお兄ちゃんがチケットを売り込みに来た。「いくら?」と尋ねると、「40ユーロでいいよ。」というので買ってあげる。彼も喜んでいて、私もラッキーだった。
中に入ると、大きさも雰囲気も幕張メッセという感じ。デビューしたバンドでこの規模でやれることが大物さを物語っていた。やはり前座があったようで、既にSweetheadという女性ボーカルのメタル系のバンドの演奏が始まっていた。
30分ほどでSweetheadのライブは終了。セット・チェンジをして21時過ぎから大歓声と共にThem Crooked Vulturesのライブ開始。サポート・ギタリストとしてAlain Johannesを加えた4人編成。ジョンジーの演奏を見るとは2003年のギター・ウォーズ以来。今回も前のほうに行って10メートルほどの距離で見られて、めちゃめちゃ感動。キーボードやウォル・ギター、キーボードやショルダー・キーボードもプレイ。Foo Fightersではギターとボーカルだったデイヴのニルヴァーナ時代を彷彿させる久々のドラム・プレイを見られたのも本当に貴重だった。音はグランジ・ミクスチャー・ツェッペリンという感じで、やはりツェッペリンがあらゆるリフ系ハードロックの基礎を築いたことを思い知らされた。
ほとんどの客はデイヴ目当てだろうが、凄まじいジョン・ポール・ジョーンズコールも起こり、ジョンジーの存在は大きかった。
90分ほどでライブは終了。オリジナル曲のみで各人のバンドの曲も無し、アンコールも無しという潔いライブだった。貴重なものを見られて、本当に良かった。
Dave Grohl / Drums
Josh Homme / Guitar, Vocal
John Paul Jones / Bass, Keyboards
support
Alain Johannes / Guitar, Keyboard
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