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2010年1月

2010/01/29

Iron Maidens, 5X, Destrose 大阪公演

Poster01_3アメリカのIron Maiden公認女性トリビュート・バンド、Iron Maidensの大阪公演をCLUB HOLIDAYで見た。

なんか、年明けからヘヴィ・メタルを聴きたい気分で、昨年出たマイケル・シェンカーのリマスターを揃えたりして「次来日したら見に行こう。」と思って、ネットで調べたら、久々の大阪公演が2日前に終わっていたという始末で、後悔してもしきれない状態だったりして、何かメタルのライブを見たかったのでした。

DVD付CDを1枚持っているだけで、ほのぼのと活動を見守っていたので、気軽に見に行こうと思った次第。会場のHolidayは梅田のど真ん中にあって初めて行ったが、どうもメタル専門のライブ・ハウスのようで、こういうものは心斎橋のバハマが潰れて絶滅したかと思っていたら、なんかヴィジュアル系人気で賑わっている模様。ヴィジュアル系統は聴かないので、すごく場違いな気分。お客は最終的に50人ほどしか入らず、わびしい感じ。アンヴィルの映画を思い出してしまう。

Destrose01_3最初に出たDestroseは東京の女性5人組みの正統派ツインリード・メタルのバンドで、ギターの1人は19歳ということで、かなり若くて皆キュート。これが音楽的に何故かかなりツボにはまってしまう。最近のバンドは平均的なハードルが高いのか、確かな演奏力とテクニックを持っていて、構成も考えられている。ギターのユニゾンとかかなり決まっていた。

女性だけののメタル・バンドを見るのは初めて。ボーカルだけ女性だと1984年の浜田麻里 with ZEUS以来か。2004年にARCH ENEMYも見ているけど、あれはちょっと・・・。メタルでない女性バンドだと、パパイヤ・パラノイアとか少年ナイフとかゼルダとか赤痢とか、ナーヴ・カッツェは結構見たけど・・・。

1980年代のジャパン・メタル・ブームのときはよく聴いていたけど、最近のジャパン・メタルシーンというものをまったく知らず、1987年に Vow Wowを見に行って以来ご無沙汰していたので新鮮で、日本のメタル・バンドもずいぶんと上手くなったなーと実感。よくわからないが、X-Japanとかに影響受けた子供たち世代なのだろうか、テクニカルでプログレッシヴな曲調が多い。

終了後、物販コーナーでメンバーがCDとかを売っていたので、デモCDとライブDVDを購入し、応援の言葉をかけさせていただいた。mixiのコミュにも入ってしまった・・・。

続く5Xは、あの80年代にやっていた.ジョージ吾妻率いるカルメン・マキのいた5Xだった!ボーカルはミワ斉田に変わっていたが、ベースは盛山キンタのまま。圧倒的な本物の迫力。何も飾らない、音楽だけで勝負する日本ハードロック界の重鎮の音楽を生で聴けるのは本当にラッキーだった。


Ironmaidens01_3Iron Maidensは来日後にギターのDave Murray役のSara Marshが体調を崩してしまい、2日目以降はサポート・ギターとして日本の女性メタル・バンド朱雀のSATORU嬢がゲストで参加とのこと。
本家メイデンの古くからのファンなのか、女性の会社員風のグループも来ていた。お約束のUFOのDoctor Doctorがかかり、暗転して"Aces High"からステージがスタート。

とにかく演奏は上手い。しかしいくら上手くても男がメイデンのコピー・バンドをやったところで、それがドリーム・シアターだとしても面白くも何ともないわけで、女性であるということろがミソなのだろう。少し前にボーカルはKirsten Rosenbergに変わったようだが、よりブルース・ディッキンスン風な人でハマっていた。50人で必死に盛り上げたが、そうせずともメイデンの曲を生で聴いたら自然と盛り上がってしまう。

手作り感満載で、たまに出現するコスプレのエディーのチープな演出も微笑ましくて良かった。
欧米風トリビュート・バンドの楽しみ方がなんとなく分かった気分。

ゲストのSATORU嬢は、とても急遽ピンチヒッターで参加したとは思えない素晴らしく安定したテクニックで、バンドに馴染んでいて、風貌もどこかデイヴ・マーレー風。さすがに全曲参加できなかったが、よくも短時間でここまでパートを覚えて弾きこなすなと関心。

"Phantom Of The Opera"はとにかく圧倒的だった。本家メイデンのライブは7回見ているが、本家のものも生では聴いたことないので・・・。これ1曲だけでも見た価値があった。

終了後は本家のようにモンティ・パイソンの"Always Look on the Bright Side of Life"をかけてくれたのも嬉しかった。

正直もうちょっと多くの観客がいたらなと思うライブだった。宣伝の仕方次第ではもうちょっと動員できたのではないだろうか。といいつつも大阪では本家が大阪城ホールでやっても、1万5千人のキャパシティーで4,000人ほどしか集まらないのが現状だし、なかなか正当派メタルのマーケットは厳しいのかもしれない。


Aces High
The Trooper
Die With Your Boots On
Flight Of Icarus
Wrathchild
Wickerman
Rime Of The Ancient Mariner
Killers
Number Of The Beast
Phantom Of The Opera
The Evel That Men Do

encore
Wasted Yerars
22 Acacia Avenue
Moon Child
Run To The Hill

http://www.theironmaidens.com/index.html
http://home.att.ne.jp/grape/georgeazuma/5Xmenu.html
http://destroya.nobody.jp/

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2010/01/24

2010年上半期に見たいライブ

1/28 Iron Maidens / 大阪 CLUB HOLIDAY(米の女性メイデン・カバー・バンド)
2/07 Richard Sinclair & Alex Maguire / 大阪Muse
2/19 アルケミーGURUGURU祭り / 難波Bears
2/25 Simon Phillips,Philippe Saisse,Pino Palladino / 大阪Big Cat
2/27 グルグル祭り2010 / 京都アバンギルド
2/28 グルグル祭り2010 / 神戸ヘラバラウンジ
2/28 amU / 北堀江club vijon (大阪のPerfume系ユニット)

3/10 Perfume / Zepp Osaka (ファンクラブ限定)
3/16 AC/DC / 京セラドーム
3/19 It Bites / 心斎橋クラブ・クアトロ
3/20 Klaus Schulze / 東京国際フォーラム ホールC
3/20 It Bites / Shibuya O-EAST
3/21 Klaus Schulze / 東京国際フォーラム ホールC

4/02 Osanna / 川崎CLUB CITTA
4/07 Jeff Beck / グランキューブ大阪
4/08 Jeff Beck / 尼崎アルカイックホール
4/15 Lady Gaga / 神戸ワールド記念ホール

5/06 Dizz Mizz Lizzy / 大阪BIG CAT (再結成)
5/17 Asia / グランキューブ大阪

●Peter Gabriel
3/22 Paris, Berch
3/24 Berlin, O2 Arena
3/25 Berlin, O2 Arena
3/27 London, O2 Arena
3/28 London, O2 Arena
4/28 Montreal, Bell Centre
5/02 New York, Radio City
5/03 New York, Radio City
5/07 Los Angeles, Hollywood Bowl

●Metallica, Slayer, Megadeth, Anthrax
6/16 Sonispher Festival / Bemowo Airport,Warsaw, Poland
6/19 Sonispher Festival / Mimon Airport, Prague, Czech Pepublic

●Emerson Lake & Palmer, Steve Hackett, Asia, Marillion, Focus, Uriah Heep, Wishbone Ash, Argent, Bachman Turner, Pendragon, Heaven & Hell, Foreigner, ZZ Top, Clutch, Black Label Society, The Reasoning, Touch Stone
7/24,25 High Voltage Festival / London, Victoria Park


・3/20のシュルツは15時からなので、19時からのIt Bitesとハシゴ可か。
・3/12~3/15のZepp Osakaのボブ・ディランは売り切れ。3/16のみあるらしいが、AC/DCとバッティング。
・レディ・ガガは怖いもの見たさ。
・ディジー・ミズ・リジーはまさかの再結成。地元コペンハーゲンでティム・クルステンセンのソロライブ見たことあり。
・ピーター・ガブリエルはオーケストラと共演のロックバンド無しライブ。できればロンドンを見たいが・・・。
・スラッシュ・メタル四天王のまさかの初共演はなぜか東欧で2日のみ実現。
・ロートル・ロックの墓場的フェスティバルHigh VoltageでELPが復活。
・2/19 アルケミーGURUGURU祭りの出演はJOJO広重/JUNKO(非常階段)/ManiNeumeire(GURUGURU)/河端一(AMT)/津山篤(AMT)
・ 2/27,28のグルグル祭り2010の出演はAcid Mother Guru Guru (マニ・ノイマイヤー、川端一、津山篤) / MANITATSU(マニ・ノイマイヤー&吉田達也) / ACID MOTHERS TEMPLE SWR(河端一、津山篤、吉田達也

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3月10日 Zepp Osaka 当たった・・・

Perfumeのファン・クラブ限定ライブ・ハウス・ツアーまさかの当選。
大阪・札幌・福岡の3点張りで、全部落ちて苦い快感に酔う予定だったのに・・・。

転売を避けるため、1人1公演のみ、第3候補までOKで顔写真付き証明書持参必須のチケット販売でした。

同じ位の会場だったSummer Sonic 08の感動がよみがえるかな。

0817Summersonic08

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2010/01/13

Perfume 直角二等辺三角形TOUR DVD

007014027年末にMUSIC ON TVで放映されたバージョンをパソコンで再生しつつ、DVDとシンクロしながら見てみた。残念ながら、アングルはMUSIC ON TVで放送されたほうが良くて、DVDは見づらくて邪魔なアングルが多い。

遠すぎて何をやっているのか良く見えない位置からのショットや、観客の頭や振り上げる腕のせいで視界の悪い客席からの視野を、なぜDVDで再現する必要があるのだろうか。ライブ会場での見辛さを補完する意味でのビデオであるべきなのに。

ツアーほぼ全てに同行したスタッフが、懲りすぎて編集してしまったが故の弊害が出てしまったようだ。臨場感を追求するあまり、ダンスの振り付けそのものを見たい人や、初めて見る人への配慮が欠落してしまった。

MUSIC ON TVでは放送されていて、DVDではカットされているMC部分があるのも許せない。DVDはTV放送ヴァージョンを無価値化する内容であるべきなのに、むしろMONヴァージョンが永久保存すべき貴重な記録となってしまった。

ライブそのものの内容は最高なので、臨場感を最優先で味わいたい人にはお勧めできる作品かもしれない。3回だけ見られた身としては、オープニングと"EDGE"の圧倒的な演出を少なからず再体験することができて嬉しかった。ボーナス映像の"NIGHT FLIGHT"と"EDGE"のマルチアングルも良かった。

将来的にBlu-Rayで出るようなことがあれば、全編マルチアングル化して、そのへんを補完してほしい。

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2010/01/06

バニシング・ポイント コレクターズ・エディション

Vanishingpoint01Vanishingpoint0215歳の時テレビで再放送されたのを見てから、人生のベスト10に入っている映画、『バニシング・ポイント』 (VANISHING POINT/1971年/米/リチャード・C・サラフィアン監督/バリー・ニューマン主演)の2DVD+サントラCDのコレクターズ・エディションが12 月23日にキング・レコードより発売され購入。

20世紀FOXからDVDとブルーレイが発売済みだが、キング・レコードのコレクターズ・エディションはDisc2に米国ヴァージョンではカットされたシャーロット・ランプリングの出演シーンを含めた幻の英国ヴァージョンを収録し、ずっと欲しかったオリジナル・サウンドトラックのCDも初の収録、日本語吹き替えも TV放送版とLD収録版の2種が入っている。他にも日米ポスター2種、チラシ2種、公開時の劇場パンフレットのレプリカ、84ページの特製ブックレットも入った究極エディションといえよう。

いわゆる70年代アメリカン・ニューシネマの代表作だが、カーチェイスのシーン無しでも、主人公の回想シーンや黒人DJの圧倒的存在感、ヒッピーたちのコミューンの描写は、思春期の自分にとって本当に衝撃的だった。見終わってからしばらくの日々、衝撃のあまり呆然として過ごしてしまうほどだった。この映画を見てから、いつかアメリカに行って、あの無限の1本道を車で走ってやろうと心に誓ったものだった。

アメリカはいつしか、あの映画のようなアメリカではなくなり、あの道に行きたいと思うことはなくなった。

タランティーノも『デス・プルーフ』でオマージュを捧げていた。

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2010/01/05

アンヴィル! ~夢を諦めきれない男たち~

Anvil01Anvil02ラスト近く、ラウドパークに招聘されたAnvilのメンバーが、日本で大歓声の観客に迎え入れられ、劇的な凱旋を遂げるシーンで号泣。

夢を追いつつも全てがうまくいかず、給食の配達や工事現場で働きつつも音楽をあきらめきれない日々。ヨーロッパツアーに出れば、観客は4人だけという日も。新作をレコーディングするも、どこのレコード会社も相手にしてくれず、落ちぶれるところまで落ちぶれた50代のメタルバドが、最後の最後に復活を遂げるというドキュメンタリーながらの演出は見事だった。まさにドキュメント版『スパイナル・タップ』。

オープニング・シーンは1984年に開催された日本で初めての本格的野外メタル・フェスティバル、「スーパーロック84」の模様から。アンヴィル、ボン・ジョヴィ、スコーピオンズ、マイケル・シェンカー・グループ、ホワイトスネイクという凄いラインナップのコンサートで、大阪では南港で開かれたこのフェスを、2日間とも最前列中央で見ている。警備員のバイトをしていたのだった。炎天下で8時間の轟音にすっかりやられてしまった。

フェス慣れしていない観客の興奮は凄く、オープニングのアンヴィルから観客の熱狂は最高潮だったのを覚えている。それまでアンヴィルは聴いたことがなかったが、1度聴いただけで耳に残ってしまうキャッチーな"Metal On Metal"や日本の怪獣映画ファンだろうとすぐ悟ることができた"Mothra"が印象的だった。

次に出た初来日のボン・ジョヴィは、新人ながら完全に別次元の大物ぶりを発揮していて、これはかならず売れるなーと直感した。スコーピオンズは素晴らしく、このラインナップで一番の完成度。寄せ集めメンバーでライブを強行したマイケル・シェンカー・グループはボーカルのレイ・ケネディが最悪・最低の出来で、途中で観客が座り込んでしまい、初日はアンコールも無かった。ホワイトスネイクはコージー・パウエル、ジョン・サイクス、ニール・マーレイという第2期黄金時代のラインナップで貴重だった。楽屋情報でコージーが「マクドナルドのフライドポテトを食べないとライブやらない!」とわがままを言って、スタッフが車で買いに行ったという話が、アルバイトの警備員まで伝わってきた。

その後アンヴィルは音楽誌でも話題にならなくなり、とうに解散したものだと思っていた。まさか25年後も現役だとは思わなかった。

この映画を見てしまったら、誰もがアンヴィルを応援したくなり、ライブを見たくなるだろう。しかし、世界中のほとんど全てのミュージシャンの現状は同じようなものなのだろう。

http://www.uplink.co.jp/anvil/
http://www.anvilmetal.com/

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2009年に見たコンサート

02.18 Jeff Beck / 大阪厚生年金会館大ホール
02.19 Jeff Beck / 大阪厚生年金会館大ホール
02.21 Jeff Beck & Eric Clapton / さいたまスーパーアリーナ
04.26 Sparks / 心斎橋BIG CAT
04.29 旧グッケンハイム邸と音の古今東西
04.30 Terry Bozzio / 心斎橋 BIG CAT
05.01 Bagdad Cafe The Trench Town / 心斎橋 Big Cat
05.27 Peter Hammill / 京都 RAG
05.30 Magma / 心斎橋 BIG CAT
06.09 UKZ / 名古屋 BOTTOM LINE
06.10 UKZ / 心斎橋 BIG CAT
07.18 宍戸留美 / 三文アートcafeそらのまめ
09.05 METAMORPHOSE 09 / 伊豆サイクルスポーツセンター
・ゆらゆら帝国
・Bill Laswell Presents Method Of Defiance   
・Tangerine Dream
09.26 Perfume / 名古屋ガイシホール
10.10 Perfume / 大阪城ホール
10.11 Perfume / 大阪城ホール    
10.14 Judas Priest / 神戸こくさいホール
10.20 ヒカシュー / 心斎橋クラブ・クアトロ
12.06 Them Crooked Vultures / Zenith, Munich, Germany
12.07 Yes / Philharmonie, Munich, Germany

ベストはやはりパフュームの3回で、しばらく感じることのなかった、コンサートに通い始めたころのライブ前の爆発しそうな高揚感や緊張感を久々に体験することができた素晴らしいものでした。

次はもはや見ることができないと思っていたエディー・ジョブソンのUKZ。UKのナンバー連発で、クリムゾンまでやって言うことなしです。

マグマはやはり何度見ても人生最高の音楽体験。敬愛するピーター・ハミルもいつものごとく芸術的なまでのテンションを醸し出していました。スパークスもいつものごとく最高にウィットに富んだライブでした。

2008年のドイツに続き、見るチャンスのあったタンジェリン・ドリームも、伊豆まで見に行った甲斐がありました。

ジェフ・ベックはベースのタルちゃんばかり見てましたが、御大は地球上に存在する最強のギタリストであることを再認識。早くも2010年4月の再来日が楽しみです。

19年ぶりに大阪で見ることのできた宍戸留美さんも凄く貴重でした。

今年は3月のクラウス・シュルツが日本のジャーマン・ロック・ファン史上最も貴重なコンサートになるかと思います。今から楽しみです。

あとは絶対に当たらないであろう、パフュームのライブ・ハウス・ツアーの抽選に、奇跡が起こることを信じたい・・・。

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