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2010/03/18

おやすみ、フェルプス君

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『スパイ大作戦』のジム・フェルプス役、ピーター・グレイブスが亡くなったニュースはかなりショックでした。。83歳。
『0011ナポレオン・ソロ』と共に私ら世代なら誰でも夢中になったスパイ・ドラマ。子供ながらに見ることができたのはシリーズ終盤だったので、第1シーズンには出演していないことなどを知ったのは後々のことでした。

テープの指令、大平透の「おはよう、フェルプス君」があまりに印象的で、若山弦蔵の吹き替えもショーン・コネリーと並ぶ当たり役でした。
あの、自動的に消滅するテープレコーダーが欲しかった・・・。
子供のころ親が知り合いから借りてきたオープンリープ式のテープレコーダーでよく「おはよう、フェルプス君」と真似をしたものでした。

1988年に製作された『新・スパイ大作戦』での年老いての熱演も大好きでした。

キング・クリムゾンのロバート・フリップも、ライブCD・ボックス・セット"The Great Deceiver"に付属されていた1973~1974年のツアー日記で、アメリカツアー中にホテルで『スパイ大作戦』をしょっちゅう見ていたことが記されていました。

とりあえず旧シリーズの最高傑作といわれている『王家の血』三部作を見て追悼。

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コメント

『王家の血』、3話まで続くとは思わず、わくわくして見たものです。牢屋にスクリーンを張り、あたかも、まだそこに居るかのように映写するトリック・シーンは、のちの『新・スパイ大作戦』でも、似たような設定シーンでハイテクで再現していましたが、オリジナルの『王家の血』の方が圧倒的に緊迫感がありました。ハイテクを使った『新・スパイ大作戦』の方が、チープに見えましたね。

投稿: Hitoshi Okajima | 2010/03/18 09:01

>Hitoshi Okajima さん

コメントありがとうございます。
映写トリックのシーンは古くは第1シーズンの『列車偽装作戦』にも使われていましたね(あれはいくらなんでも偽者映像と判るだろ!と突っ込んでしまいましたが(笑))。
スパイ大作戦のトリックは毎回圧巻で、本当にワクワクさせられたものでした。

『新~』のほうは時代がスパイ大作戦の世界に追いついた感があって、斬新さがなかったのも事実ですね。今や、旧シリーズの世界では夢の産物であった、ハイテク携帯電話を誰もが普通に持つ時代ですし。

投稿: tangerine | 2010/03/18 14:30

「王家の血」は大作ですね。シリーズ最後の連作ものだったと思います。
私が最初に見たのは第3クール当たりからかなぁ。。まだシナモン、ローランがいたころ。

ビデオなんかなかったから、息をとめて凝視してましたね。で、翌日、学校で謎解き議論が飛び交いました。

ピーターグレイブスが番組の間にホンダの車のコマーシャルにでていたのをおぼえています。

投稿: betsui | 2010/04/08 20:23

>betsuiさん

コメントありがとうございます。マーチン・ランドー演じる変装の名人ローラン・ハンドが大好きでした。第4シーズンの「王家の血」ではスポックでおなじみのレナード・ニモイ演じるグレート・パリスに替わられていますね。

ビデオの無かった頃のドラマを見る集中力たるや、今とは比べ物にならなかったですね。銭湯がからっぽになったりして・・・。

ホンダのコマーシャルは見たことありません。録画とか残っていないのかなー。

投稿: tangerine | 2010/04/11 23:02

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