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2010/05/17

Rinnie James Dio 1942 - 2010

Dio01ロニー・ジェームス・ディオが6ヶ月に渡る胃がんとの闘病の末、5月16日に亡くなったことを、友人の日記で知った。67歳。
レインボー時代からリアルタイムで聴いていたので、やはりショックは大きい。ハードロックの歴史の大きな幕がひとつ閉じてしまったような喪失感。

レインボーのころは中学生だったのでコンサートには行けず、最初に見たのは自分のバンドDIOで来日した1986年9月2日の大阪厚生年金会館大ホールだった。それ以前に来日予定が、プロモーターが倒産して中止になったことがあった。
巨大な竜のステージセットに剣を持って立ち向かっていくロニーのパフォーマンスが凄かったのを覚えている。ギターはグレイグ・ゴールディーだった。

最後に見たのは、2007年10月23日に大阪城ホールで行われたLOUD PARK 07 OSAKAで、興行的にも内容も大失敗だったもの。当時の日記にも書いているように、会場のレンタル時間終了という理由だけで、アンコールの"Neon Knights"をやらず、非常に残念な結果に終わった。もうあの曲を生で聴く機会は二度とやって来ない。

レインボーに参加した時点で既に34歳。ブラック・サバスで38歳という、晩熟型のボーカリストだったが、晩年まで衰えるところを知らない素晴らしい声量だった。人間的にも紳士的で、揺るがぬ自己管理力と信念を持って音楽に取り組んでいた。

レインボーはやはり彼の時代あってのバンドだったし、サバスに加入した時も、リアルタイムだったので「俺たちの時代のサバス」を代表するボーカリストだった。DIOにその様式美は引き継がれていった。

今日はエイジアのライブだが、朝から大好きだったレインボー時代の音源を聴いて追悼。

http://www.ronniejamesdio.com/
http://www.black-sabbath.com/index.html

追記

さすが、ハード・ロック、ヘヴィ・メタル界の最長老だけあって、メタル系のほとんどのバンドやミュージシャンがホームページで追悼の意を表しています。

一番感動的だったのが、メタリカのラーズの「ロニーへの手紙」です。

http://www.metallica.com/index.asp?item=603183

デンマーク時代に、11歳の時ディープ・パープルの前座で見たELFに衝撃を受け、1976年にレインボーがコペンハーゲンに来た時は最前列で見て、何度も目が逢って昇天した思い出を語っています。

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