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2010/06/24

サバイバル・オブ・ザ・デッド

Sod01ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ・シリーズ6作目、『サバイバル・オブ・ザ・デッド』(SURVIVAL OF THE DEAD)がようやく大阪でも公開されたので、敷島シネポップ2にて鑑賞。前作の『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』からわずか2年のインターバルで製作されたインディーズ作品で、前2作と同様にトロントで撮影されている。

前作はようやくロメロがコピーライトを管理することができた作品で、それをベースに新たなシリーズの展開を狙っていると映画秘宝のインタビューに書かれていた。前作が意外にヒットしたので、急遽製作したらしく、設定や脚本が練り切れていなかった印象もあった。

前作から時間軸が繋がっていて、略奪集団となった州兵のグループがたどり着いた孤島で展開する、2つの家族の対立を描いた、ゾンビ映画版『大いなる西部』という内容。

Sod02テーマは、ささいな対立が戦争を起こし、最後は意地の張り合いで争って、元来の理由が忘れ去られても争いは永遠に続くといったもので、意図はわかるが、いまいち脚本が練りきられていない印象。西部劇をモチーフとしたところは面白かったが、最後の銃撃戦の台詞まわしなど、ちょっとお粗末な展開だった。

消火器や照明弾を使ったゾンビのやっつけ方のヴァリエーションは相変わらず斬新で、老いてもゾンビ映画のゴッドファーザーのロメロならではという感じ。しかしR18にしては、70~80年代の鮮血ほとばしる感覚が希薄な気もする。

Sod03ラストで、40年を超えるゾンビ映画史のセオリーを覆す、とんでもない出来事があり、絶句してしまった。これはどういうことなのか?ロメロはライフワークとしてのゾンビ・サーガをどこに導こうとしているのだろうか・・・。

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