« FUJI ROCK 遠征の準備 | トップページ | Roxy Music FUJI ROCK FESTIVAL 2010 »

2010/08/01

FUJI ROCK 雑感

Fuji01Fuji02Fuji03なんとか帰ってきました。
朝6時にテントをたたんで現地出発。
しかし、越後湯沢行きバスがトンネルの中で事故渋滞で立ち往生。
特急に乗ったら人身事故で金沢駅で待つこと1時間50分。
最後まで試練を与えてくれますね。フジは。

見たのは以下。

7/30
SUPERFLY
70年代洋楽ファン向けオールド・ウェーブのロックを可愛い女の子が歌ってる。
職場のファンの女の子に実況メールを送ったら、羨ましがられてしまいました。

ヒカシュー
こんなに大観衆の中でのヒカシューは1984年11月4日の大阪大学の学際
「必殺音固めでゴーゴー」以来。最後に「プヨプヨ」もやってくれた。

青葉市子
通りすがりで見た。ファースト・アルバム"Grey Skies"の頃の大貫妙子のよう。

Zappa Plays Zappa
王道の選曲で、初来日よりわかりやすいザッパでした。リコーダーでザッパを吹くファンをステージに上げてパフォーマンスさせてみたりして、お祭り気分でした。
途中から最後まで凄い雨で、ドゥージルが申し訳ないねーと弁明していた。

MAGMA
去年の来日から"Kobaia"を除いた3曲。フェスだからといって妥協せずにやってくれました。
最初から強い雨でしたが、2曲目でクリスチャンがソロ・ボーカルをとりはじめるとピタっと雨が止んだのはさすが・・・。


7/31
JOHN BUTLER TRIO
これ以上ないほどの盛り上がりまくり。オーストラリアのトリオだけど、バンジョーやスライドギターとかを駆使したカントリー・ミュージック。

KULA SHAKER
やっと見られた。96年にドイツに短期滞在していたとき、ラジオで1時間に1回はかかっていた"Tattva"をやってくれて嬉しい。Deep Purpleで有名な"Hush"のカバーもやった。

JOHN FOGERTY
CCR以来38年ぶりの来日。しかし、これをフジでやるとは・・・。最前列はJapan CCR Fan ClubのTシャツを着た御重鎮たちが大勢いらっしゃって、凄いなーと感動。とにかく開き直ったかのようなCCR王道の選曲。ギターが4人もいて、凄かった。終盤に強い雨。しかし『雨を見たかい』を演奏するタイミングから微妙に遅かったのが何とも。

ROXY MUSIC
強い雨の中で、フジロックにはあまりにゴージャスすぎるロキシー。2列目あたりでしっかりと見届けた。これ以上はないという感動の選曲。登場前に舞台の袖で、透明のコンビニ傘をおさしになられているフェリー様を垣間見ることができたのが、貴重。構成のあまりの素晴らしさに涙が溢れた。終盤の『ジェラス・ガイ』あたりで雨が止んだ。『ドゥー・ザ・ストランド』で最前列の女性たちがぴょんぴょんと飛び跳ねてノリノリ。今世紀最強の再結成ライブ。ビショビショのドロドロのグチョグチョでも幸せすぎて燃え尽きた・・・。

ONE SHOT
MAGMAのキーボード、ベース、ギターからなるプロジェクト、dethさんにやることを教えてもらって、ロキシーで燃えカス状態だが見に行く。ほぼ路上ライブといってもいい簡素なステージで、でも50人以上が見ていた。パガノッティのベイドルジェ風。


MAGMAの裏で見られなかったThem Crooked Vultures、ROXY MUSICの裏で見られなかったCHRISTIAN VANDER、本当に申し訳ないし、残念。

FUJI ROCKには何の思い入れもないし、コンセプトにも何ら共感するところがない。第1回目のずさんな運営での失敗をよく知っているので、ずっと敬遠し続けてきた。それでもMAGMAとROXY MUSICが来るならと、初めて挑戦してみる気になった。

「このミュージシャンの演奏がどうしても見たい」と思ってフジに行く若者は、かなり少ないだろう。音楽は二の次で、フェスの雰囲気を楽しみたくて参加するお客が大部分を占めているだろうということも、参加してみて再確認できた。

別にファンでもない客が大勢を占め、天候が悪くなることが保障されていて、ミュージシャンにとっても観客にとっても集中して演奏したり、聴いたりするには最悪のコンディションで、海外旅行に匹敵する経費をかけて参加する意義はあるのかと、自問してきたが、主催者の趣旨に、「ロキシーやマグマ、ジョン・フォガティーなど、プログレ・マニアや往年の年寄りファンしか聴かない音楽を、若い人にお試ししてもらう機会を与えることこそが、本来の目的」という考えをふと感じとれることができて、不利すぎる条件を全て飲んで参加した。
「見たいミュージシャンだけが目的なら、グダグダと不平・文句を言わずに若者のフェスに付いてこれるのなら、年寄りでも参加させてやる」と言われた気がして、じゃあ参加してやる!と思ってがんばってみた。

凄く高いチケット代金設定で、小さな会場で毎回限られたほんの数十人のリピーターのために、いくら凄いアーティストを招聘しようと、何ら音楽的な広がりをみせることはできない。歴史的な価値を持つ音楽は、常に若い世代に伝え広めていかなければならないはずだと。
実際少なからず、手ごたえは感じた。ロキシーやマグマ、One Shotでさえ、10代の人たちが楽しげに音楽に合わせて踊っているの見たのだから。

あと、テント泊はかなり楽しいので、秋口からは、普通にキャンプに出かけたりしてみたいと思った。ますますアウトドア派になりそう。

|

« FUJI ROCK 遠征の準備 | トップページ | Roxy Music FUJI ROCK FESTIVAL 2010 »

コメント

お疲れさまでした。いつも、羨ましいなぁと思ってます。

投稿: NK | 2010/08/02 01:30

>NKさん

ありがとうございます。
ぐだぐだに疲れてしまいましたが、なんとか
足腰の立つうちはがんばっていろいろ見たい
と思います。

投稿: tangerine | 2010/08/02 08:36

きっかけがなんだったかは忘れましたが、同世代の方かなぁ、と思いながらずっと読ませて頂いていました。

が、”「必殺音固めでゴーゴー」以来”というフレーズでびっくり。私もそのライブいました。あのライブでローザを観たのがそれ以降の音楽嗜好にも大きな影響がありました。(大阪、京都でローザの追っかけをしたり)

ちなみにFuji Rockは初回に行ってあの惨状と払戻時のSMASHの失礼さ加減に二度とSMASH主催のイベント行くか!と思ってしまいました。実際、それ以降はFuji Rockにはどんな好みのアーチストが来ようと行ってないっす。

投稿: arnieo | 2010/08/20 01:54

>arnieoさん

どうも、コメントありがとうございます。
私も阪大でローザを見て、追っかけをやったくちです。
http://homepage3.nifty.com/thenoise/rosaluxemburg01.htm
それ以降のあの年のライブにはほとんど行ったので、
どこかでご一緒しているかもしれませんね。

Fuji Rockの1回目の失態は別に見に行ったわけでも
ないのに、ロッキングオンなどのレポートを読んだ
だけで、すごく不愉快な気分になりました。
SMASH何様のつもりだという感じです。
私もあれでFUJI ROCKが大嫌いになって、今でも
好きではありませんが、まあアーティストだけ
見に行ったと割り切っている次第です。

投稿: tangerine | 2010/08/20 09:14

HomePageも読ませて頂きました。
ノスタルジックチケットのコーナーを見ると至る所で同じライブを見ているようです。
ワタシはパンク~NW~HipHop/Electroと流れていったのでPIL、Durutti Column、クレプスキュールフェスティバルあたりですが。
現役でバリバリライブ行ってらっしゃるレポートをとても楽しませて頂いてます。これからも精力的に!(特にperfume関連楽しみにしてます。実は在外で日本のアーチストのライブはまず見る手段がないので)

投稿: arnieo | 2010/08/20 22:25

>arnieoさん

HomePage読んでいただき、ありがとうございます。
PIL, Durutti Column, クレプスキュール・フェスティバル。皆80年代の懐かしい思い出ですね。
PILは去年再結成したし、ヴィニ・ライリーも現役バリバリでアルバムをリリースし続けていますね。クレプスキュールに出たタキシード・ムーンのメンバー達も再結成をしたりして活躍されているようです。

パフューム関連、がんばってレポートさせていただきますね!

投稿: tangerine | 2010/08/26 02:13

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: FUJI ROCK 雑感:

« FUJI ROCK 遠征の準備 | トップページ | Roxy Music FUJI ROCK FESTIVAL 2010 »