キダ・タロー大先生と2ショットCD発売記念イベント。
浪花のモーツアルトこと、キダ・タロー大先生の生誕80周年記念盤、『キダ・タローのほんまにすべて』発売記念イベントを12月4日、タワーレコード梅田NU茶屋町店で見ました。
CD購入者全員と、キダ・タローが2ショット撮影するという、ケタ違いの夢のような特典付き。
直前に前日夜に放送された『探偵!ナイトスクープ』の録画を見てたら、番組のラストに告知をしていて、慌てて自転車で駆けつけた次第です。
CDは1992年に発売された『キダ・タローのすべて』をさらにパワーアップして100曲プラス、読売テレビで2005年に放送された公募オーケストラ114名による『キダ・タロー・シンフォニー』を加えた101曲の3枚組で、歴史を満遍なく網羅しています。
関西人なら誰もが、幼少の頃から遺伝子に組み込まれているのがキダ・タローのCMソングと関西ローカルのTV番組のテーマ曲で、日清出前一丁、チキンラーメン、アサヒペン、かに道楽、551の蓬莱、いづもや、日本海みそ、ABCヤングリクエスト、プロポーズ大作戦、ラブアタック!、爆笑寄席、アホの坂田などを収録。
タワレコでCD買って、握手券をいただき、開始時間の17時を待つ。老若男女交えてかなりの盛況ぶりで、杖をついたお年寄りも来られていて感動。開始時間になって司会の方(モー娘。の事務所の社長らしい)が御大を紹介。凄い拍手。
いきなり、海老蔵ネタで毒舌全開。吉本の芸人を卑下した海老蔵をトミーズ雅らと殴りに行くという話で爆笑。
幼少の頃から戦前・戦後のミュージシャン活動の話など。「作曲は猫でもできる。猫をピアノの上歩かせて、録音したら曲になる。難しいのは編曲」と編曲の重要性を力説。
「猫も杓子も作曲できる、杓子をピアノの上に放り投げて、譜面にしたら曲になる。しゃくし作曲・・・」と言って、おもっきりスベったり・・・。
CMソングなどは3番まで作って、きちんと納品するけど、使われるのは3~5秒くらいで、何十年もたつと、全く覚えていなくて楽譜も残っていない。などサバサバとした仕事の話。
「『2時のワイドショー』の作詞は私がしました。(歌詞がほぼ「2時のワイドショー」の繰り返しだけ)」とか言ってスベったり・・・。
「つんくはワシの弟子」「ポニョの久石譲はワシの弟子」とか一方的な師弟関係の多さを強調。
笑福亭鶴瓶の写真を見て、「ワシこの男殺しかけましてん。」ビルの窓から下を見たら鶴瓶が歩いていて、いくら呼んでも気がつかないので、1.5キロくらいある花瓶をめがけて落として、瞬間後悔して知らんふりしたけど、心配になって下に下りたら、花瓶を持った鶴瓶がニコっと笑っていたとのこと。
最後にクイズ大会があって、正解者にサイン入りポスターが配られる。携帯のゲームにハマっていて、1日中やってて奥さんに「ピアノの練習もされたらどうですか」と言われるとか。
2ショット写真を全員と撮影。プロのカメラマンがポラロイドで次々と撮影。私の番が来て、「光栄です!」とだけ言って写真をとっていただきました。握手もできて、感激・・・。ビル・ブラッフォードやピーター・ハミルと2ショットしたときより緊張しました・・・。
CDのラストに入っている『キダ・タロー・シンフォニー』はYouTubeで映像も見たが、素人の公募オーケストラ114人を指揮する先生があまりにも素晴らしいので、DVDで特典としてつけてほしかったです。メンバーにMAGMAのTシャツを着た人がいたのが印象的でした。やはりプログレか。
本日80歳の誕生日を迎えられた御大。ますますのご活躍をお祈りいたします。
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