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2011年11月

2011/11/07

美女はつらいの 11/6 大阪公演最終日

Bijolast01Bijolast03Bijolast0430日間で36公演という長期公演となった『美女はつらいの』の千穐楽、11月6日昼夜2公演を見てきました。

またまた断片的な雑感です。

・前日のオ・マンソク氏の千穐楽となった昼公演も見て、ソンジェ・ペンとかぶらないマンソク・ペンの女性客の熱狂を見て、改めてマンソクのミュージカル・スターの貫禄を感じました。

・ギュリの最終公演となった11/6昼公演。直前にギュリが「皆さんもいっしょに楽しみましょう!(^ㅁ^)☆」とツイートしていたのを読んで、最終日はリラックスして挑みたいんだなと感じつつ、こちらのほうが緊張してお腹が痛くなってしまいました。

・私の15回に渡る鑑賞も今日で終わり。いつものごとく自転車で出発。いつものごとく千日前通のビッグカメラの向かい筋の駐輪場に泊めて会場入り。

・超満員の会場は初日以来の凄い賑わいで、開始後も素晴らしくノリの良いソンジェ・ファンの拍手と手拍子で会場中のテンションが上がっていくのがわかります。ギュリ・ファンも負けじと拍手してました。
2週目頃の、ミュージカルに慣れない年配客が多かった夜の部の薄い反応とまばらな拍手の回は辛かったけど、こんなに最高潮な状態で最終日を迎えられて本当に良かった。

・ギュリの衝撃的な「ビーナスの誕生」も今回で見納め。まともに見たギュリ・ペンはドロドロに溶けてしまい、目が合ったペンは石になってしまうという2chの書き込みも納得。

・最後の『マリア』ではギュリが「今日が最後のステージですから、皆さん全部後ろまで立ってください!」とオールスタンディングを指示して歌い上げた。本来のオリジナル韓国ヴァージョンでは、この曲でオールスタンディングになっていたのだろう。凄い手拍子でギュリ・ペンは盛り上がるだけ盛り上がった感じ。

・3回目のアンコールでは、ソンジェがギュリが最終日であることを紹介し、ギュリが「こうして大阪で公演できることに本当に感動しました。これからももっと頑張りますから、もっと応援してください。」と挨拶。涙は見せずに満面の笑顔。

・最後にもう1回カーテンコールで総員出てきて、昨日で出演の終わったオ・マンソクが花束を持って登場し、ギュリに贈呈。ギュリはそれをブンブンと振り回して、観客席に投げ入れた。豪快な女神・・・。

Bijolast05Bijolast02Bijolast06・夜の部は、超満員にもかかわらず男性客は私を含めて10人位しか確認できなかった。女性専用車両に間違って入ってしまった気分。

・千穐楽は、おもいっきりリラックスした雰囲気で、観客も過去最高の盛り上がりの拍手と手拍子。出演者のアドリヴもここにきてバンバン飛び出して冴え渡る。特にサンジュンと社長とイ・ゴンハク。
ギャグも強調されてウケが過去の回と全然違うほど笑いが起こり、出演者も客にのせられて演技が冴えている。最後の最後で、本来のミュージカルの醍醐味を体験できた感じ。言葉の壁が遂に崩れたのを感じた。

・パダの歌はやはり声量がパワフルで本来のミュージカル歌手の力量を思い知らされる。

・本作で一番好きな『誰が私のことをわかるだろうか』を聴くのもこれが最後。ソンジェのヴァージョンで聴けたのは良かった。涙が溢れる。

・ラストの『マリア』では、ギュリに負けじとパダが日本語で「一緒に歌ってください!2階も3階も!」などと観客を煽りまくり、オールスタンディングで歌わせる。ソンジェ・ペンの女性にパダは凄く好印象をもたれているので、皆一緒に歌っていて、最高に盛り上がって大団円となる。

・3回目のアンコール後にソンジェが観客に今まで来てくれたこと感謝。韓国公演が行われることを告知、先輩俳優への感謝の言葉を述べる。

・パダはつたない日本語で、ちょっと涙でつまりつつ「感動を与えるストーリーのミュージカルでした。毎日もっともっと元気と感動を与えたいと思っていました。皆さんがハッピーになるようにがんばりました。地震のこともあったし、皆さんの友達に今日から電話して、がんばってハッピーになるように伝えてください。
わたしたちもがんばります。」という内容のスピーチをして大歓声を受けた。

・パダがギュリとオ・マンソクを紹介して、花束を持った2人が登場し、ギュリがパダに、マンソクがソンジェに花束贈呈、固く抱き合う。
ギュリは「すみません、私のステージじゃないですけど」と断りつつ、「私たちが歌えるのも皆さんのおかげです。これからも韓国のミュージカルを応援してください。
本当にありがとうございます。」といつものスピーチ。マンソクもいつものごとく「ほんま、おおきに」を連発し、ソウル公演もがんばるとスピーチ。

・超新星の他のメンバーから巨大なケーキのプレゼントが登場。マンソクがトッピング(イチゴ?)をひとつまみしてソンジェに食べさせる。メンバーは会場内にいて、ミュージカルを鑑賞していたようだが、パニックになることと他の出演者への配慮から登場せず。

・できれば通訳を介して、韓国語で詳細な感想を言ってほしかったところ。他のメイン・キャストにも一言づつ欲しかった。

・最後にもう1回カーテンコールがあって、本当に終演。

・1ヶ月の間、毎週通った松竹座ともお別れと思うと感慨深かったです。私ですらそうなのだから、ギュリ達出演者の想いたるや如何なものか。地元で、ミュージカル女優としてのギュリ誕生の瞬間に立ち会えることができたのは、KARAの長い歴史の中でも凄く貴重なものだと感じます。女神に毎週接見することができたのは、信じ難い体験でした。
結局、入り待ちや出待ちも1回もせず仕舞いで、滞在先も知らないままで、大阪のKARAファンなら誰もが想像する「ふと入ったコンビニで、買い物している女神にばったり会う」「ふと入った『だるま』で串カツを食べている女神を目撃する」「つるとんたん宗右衛門町店でカレーうどんを食べる女神を見た」「ふと入った づぼらや、たよし、ぼてちゅう、千房、かに道楽、はや、etc.etc.」などという妄想も実現しませんでした。恐らくギュリは大阪を出歩くことはほとんどできなかっただろうし、プライベートをどう過ごしていたかはわからず仕舞いのほうが女神らしく神秘的でいいかなとも想います。

・といいつつ、本公演の裏舞台のメイキング映像や、スタッフ、キャストの大阪観光などのドキュメントビデオがあれば是非見てみたいと想います。

・最後のパダの懸命な日本語でのスピーチには本当に感動しました。素晴らしいミュージカルを体験する機会を与えてくれたギュリに心から感謝。全てのスタッフ、キャストの皆様、本当におつかれ様、ソウル公演の成功をお祈りします。

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2011/11/04

美女はつらいの その後の7公演 & 千秋楽に向けて

Bijocast01Bijocast02Bijocast03初回の5回に続いて、10/15~11/3まで7公演(15昼夜、22昼夜、29夜、30昼、11/3昼)を見ることができました。
ギュリ5回、パダ2回。22夜でイ・ジョンヒョクが千秋楽を向かえ、29の夜にオ・マンソク & キム・テギュンの回を初めて見ました。

見るチャンスのない方や、遠方で複数回見られない方のことを考えると、申し訳なくなるような回数ですが、会場がソウルでも東京でも京都でもなく、大阪の徒歩でも行ける距離にあったので、ギュリ・ファンとして与えられたチャンスだと思って、有り金を叩いて精一杯見ることにしました。

■下記は総合的なミュージカルの雑感です。

・ハンビョルが整形するまでのエピソードを前半で丁寧に描いていて、後半がかなりはしょられているように感じる。後半をもう20分長くして、エピソードを入れれば、物語としての完成度は高まっただろうが、昼・夜公演がある日の時間配分が難しくなっただろうし、観客の集中力を考慮したのかもしれない。

・ハンビョルが過去の苦しみを回想するシーンの演出が前半のクライマックス、たたみ掛けるようなスピーディで変化に飛んだ演出が素晴らしい。

・個人的には終盤にサンジュンが「誰が私のことをわかるだろうか」を歌うシーンが、このミュージカルのクライマックスで、出演者が貧しくも希望に満ち溢れていた過去を次々と独白していく回想シーンの演出も素晴らしい。「もう遅いのか、そんなに遠くまで来てしまったのか」という歌詞のところで、いつも涙が溢れてしまう。サントラCDに3人全員のヴァージョンが入っていたのは、本当に嬉しい。

・結局、社長やアミは幸せにならないまま物語が終わってしまう。この物語の要となる愛すべき敵役だったので、ちょっと可哀想。演じたソン・ヨンギュ、イ・ヨンウンの2人が素晴らしくて、ずっと印象に残るキャラクターになった。

・グッズはパンフレットとサントラCDのみ購入。サントラはギュリの『マリア』が入っていないのは残念だが、本当に価値ある内容で、保管用にもう1枚購入。他の写真やクリアファイルなどのグッズには興味なかったけど、ギュリのクリアファイルがすぐに売り切れになってしまい、ちょっと後悔。

・"MARIA"は70年代暮れ~80年代初頭に爆発的に人気のあったアメリカのバンドBlondieが1999年に再結成した時に発表したシングルだけど、もはや映画版のほうが有名。さらにミュージカル版で韓国ポップスとしての地位を確立したほど、韓国語の歌詞がマッチしている。ギュリ・ヴァージョンはサントラ未収録だけど、デボラ・ハリーが歌うオリジナル以上に素敵なので、ぜひシングル・カットしてほしい。

■出演者の雑感

・ギュリはもはや堂々たるミュージカル・スターの貫禄が出つつある。ふとKARAのメンバーであることを忘れてしまう瞬間があるほど。TVでKARAとして新曲のプロモーションをしていて、違和感を感じることがあったほど、女優になっていた。声量もどんどん素晴らしくなっている。

・ソンジェの回は、最後にスタンディング・オベーションの観客全員での恒例化されていた。10/30の回では、最後の挨拶で「個人的なことですが・・・。僕やっぱりおでこを出さないほうが良いですね。本当にすみませんでした」と楽屋落ちでファンが大爆笑。確かに髪を上げていたのは違和感があった。

・イ・ジョンヒョクの千秋楽はアンコールの最後に寡黙なジョンヒョクが照れ気味でジョンヒョクが「見に来てくださって、本当にありがとうございました。カムサハムニダ」と挨拶。

・マンソクの回では、「来てくださって本当に・・・いや、ほんまにおおきに、ありがとうございました!」と挨拶。ウケまくる。

・ギュリは休演日はKARAのプロモーション活動の仕事が入っており、東京に移動。twitterでも疲れを感じさせるつぶやきがあり、TVでの表情を見ても疲れを隠しきれないようで、しかし懸命に元気に振舞っていて、見ていて辛く感じる時もあった。ギュリが疲れているのを承知の他のメンバーが、負担をかけないようトークでカバーしているのも感じられた。

・外国でのメンバーや家族・知人と離れての1人での長期滞在は、ギュリには貴重な経験だったようで、それをほのめかすツイートがあった。滞在地の大阪人としてすごく光栄。

10/23には、ソウルから関空経由で直接大阪入りしたKARAの4人がギュリと合流して、通天閣のある新世界ロケを慣行。その数時間後にはぶっつけ本番で吉本新喜劇に出演するという離れ業を披露。ギュリのほうが2週間以上早く大阪入りしていただろうが、ギュリがまともな大阪観光ができたのは、この日が初めてだったのではないだろうか。

・パダのtwitterによるとミナミのコーヒーショップやなんばパークスに通っている模様。京都での観光写真も掲載された。ハロウィンに、アミ役のイ・ヨンウンさんと仮装メイクで串カツ「だるま」でパーティーをしている写真が掲載され、仲の良さをアピール。

・先週から登板したキム・テギュンの演じるイ・ゴンハクはヤン・ジュンモのオペラ風のキャラクターとは違ったコミカルさを強調した演技で、アドリブで日本語ギャグも飛ばして笑いをとっていた。

Shochiku01

■以下は字幕・台詞・演出の変わった部分 (韓国語が全くわからないので、実際の台詞が変わったのかわかりませんが・・・)

・社長「ステージ制作費の2倍の賠償金を払わせる」→「賠償金を払わせる」

・社長とアミ「口パク歌手なんか、犬にくれてやれ~!」→「口パク歌手なんか、飛んでいけ~!」(犬にくれてやれのほうが良かった)

・SJエンタティーメントを離脱する5人組アイドルの名前 5 STAR → オ・ガンジ

・ジョンヒョクの回ではサンジュンがハンビョルとダンスをする時、ステッキを持つ

・重さで転倒したハンビョルを引き起こすサンジュンが、社長とアミを助っ人に呼ぶ → ひとりで引き起こす

・ハンビョルが入水自殺を図る時に遺書を読む → 独白のみに変更

・整形外科のシーン あらかじめハンビョルが来院して話がある程度まで進んでいるシーンから開始 → ハンビョルが来院して、ゴンハクが初めてハンビョルを見て体型に驚くシーンから開始

・整形外科で初期は「声は変えないでほしい」とハンビョルから頼む → 「声を変えるのは無理」とゴンハクから切り出す。

・手術代10000ウォン → 「医者としての使命」ということで無料に

・ハンビョルが過去の苦しみを回想するシーンで、販売詐欺の恋人が「今日は浄水器が一台も売れなかった・・・」と売りつけようとする → 「借りていた金は返せそうもない」に変更。浄水器会社からクレームが来たか?

・整形手術のモデルとしてキム・テヒの目、チェ・ジウの鼻、ギュリの口などの具体例の台詞が追加

・オーディションのシーンでの最初の3人の台詞の変更。ロシアから来たナターシャは「カンコクゴ、ムツカシネ」が字幕から日本語の台詞に変更。拍手が起こるようになった。

・サンジュンとハンビョルが食事に来るレストランが「NAMBAスカイラウンジ」と地元ネタに変更。

・天使がミッションの完了を宣言する → 魔法など最初からなかった、心がけ次第で誰でも美しくなれると宣言

・ラストのコンサートのシーンで、ジェニーが自分がハンビョルであったことを観客に告白。ブーイングをしていた観客が声援を送る効果音が追加され、字幕もつくようになった

今週末で1ヶ月に渡る公演も千穐楽。ギュリの回もパダの回も無事に感動のフィナーレを迎えてほしいものです。

おまけに、会場周辺の風景です。
Kani01Grico01Fukuyama01

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