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2012年8月

2012/08/23

The Beach Boys 大阪市中央体育館 2012年8月17日

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ザ・ビーチ・ボーイズの大阪公演を8月17日に大阪市中央体育館で見ました。ビーチ・ボーイズを見るのは初めて。ブライアン・ウィルソンの単独公演は1999年、2002年、2005年と3回見ていましたが、まさかブライアンの入ったビーチ・ボーイズを生きているうちに見られるとは夢にも思いませんでした。

ブライアン・ウィルソンの2005年の"SMiLE"ツアー大阪公演の感想はこちら。
http://thenoisehomepage.cocolog-nifty.com/small_talk/2005/02/_.html

しかし、去年の奇跡の"SMiLE"の発売、続く存命メンバーが一堂に会した"That's Why God Made The Radio"の発表により、どんなことが起こってもおかしくはない状態だったといえるでしょう。

1991年のブライアン抜きでの武道館公演はNHKで放送され、ベータマックスに録画したものが実家に残っています。それ以前の江ノ島のジャパン・ジャムなどはおぼろげに記憶がある程度。

前日の千葉公演で、先着100名にサイン入りパンフレットを定価2,500+2,000円の追加価格で販売したとのことで、とりあえず開場の2時間前に現地に到着。自宅から地下鉄で1本で行けるので20分程で着きました。既に物販の列に70人くらいが並んでいて、1時間待機したところで物販開始。

サイン入りの数は少なく、1人1冊のみの販売にさせてもらう旨と、途中で売り切れる可能性があるとのアナウンス。100冊なら何とか買えると思っていたけど、替えたのは最初の30人弱ほどで、私の15人程前で売り切れ。通常のパンフを買ったが、これも開演前に売り切れてしまったとのことです。
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パンフレットは豪華な執筆人によるレビューや再結成ツアーの曲目解説、日本盤シングルのリストや「おそ松くん」のイラストまで登場する日本独自の非常に内容の濃い、96ページもある豪華な装丁だったのでもっと印刷するべきだったと思いますが、これは当初サマー・ソニックにて招聘するつもりが単独になったので、印刷数が少ないままになったという噂です。セット・リストが2部構成でない短縮ヴァージョンだったのも、フェス向けセットリストだったからとの噂。

会場に入ると、アリーナ21列目のど真ん中という最高に見やすい席で感激。客層はやはり中高年ばかりだけど、ブライアン・ウィルソンのソロやビーチ・ボーイズの本質からずれるけど話題性の高い"Pet Sounds""SMiLE"から入ったと思われる若い人も結構いました。

19時よりスペシャル・ゲストのGerry BeckleyとDewey BunnellによるAmericaのステージがスタート。枯れた感じかと思っていたら、現役感バリバリの覇気に溢れた水準の高いステージでした。70年代もビーチ・ボーイズの前座を多く務めていたとのこと。ママス&パパスの"Carifornia Dreamin'"約1時間で『名前のない馬』で終了。

America Setlist
01. Tin Man
02. You Can Do Magic
03. Don't Cross The River
04. Daisey Jane
05. I Need You
06. Ventura Highway
07. Cornwall Blank / Hollywood
08. Woman Tonight
09. Only In Your Heart
10. Carifornia Dreamin'
11. Lonley People(with Christopher Cross)
12. Sandman
13. Sister Golden Hair
14. A Horse With No Name

アメリカの終了後、セットチェンジのために30分の休憩に入るとのアナウンス。既に20時を回っていたので、観客から「終演がそんなに遅くなるのか」とのどよめきが起きました。遠方から来た人は終電とか気にしないといけなそうで気の毒です。

20時半になっていよいよ開演。ブライアンのソロ・ツアーの音楽監督でもおなじみのJeffrey FoskettやWondermintsのメンバーを中心とする、10人編成のバック・バンドが演奏を始め、ビーチ・ボーイズのメンバーを1人づつ紹介して登場させるという趣向。アリーナの観客は早くも総立ち。年配者の多いこの手のコンサートはほとんど座って見ることが多かったので、これにはびっくり。いかに期待が大きかったかを物語ります。やはりブライアン・ウィルソンへの歓声が格別に高かったです。

セットリストは下記のとおり

Setlist
01. Do It Again
02. Little Honda
03. Catch A Wave
04. Hawaii
05. Don't Back Down
06. Surfin' Safari
07. Surfer Girl
08.Getcha Back
09. Don't Worry Baby
10. Little Deuce Coupe
11. 409
12. Shut Down
13. I Get Around
14. That's Why God Made The Radio
15. Sail On Sailor
16. Heroes And Villains
17. Isn't It Time
18. Why Do Fools Fall In Love (Frankie Lymon & The Teenagers cover)
19. When I Grow Up (To Be A Man)
20. Cotton Fields (Lead Belly cover)
21. Forever
22. God Only Knows
23. All This Is That
24. Sloop John B
25. Wouldn't It Be Nice
26. Good Vibrations
27. Then I Kissed Her (The Crystals cover)
28. California Girls
29.All Summer Long
30. Help Me, Rhonda
31. Rock & Roll Music (Chuck Berry cover)
32.Do You Wanna Dance? (Bobby Freeman cover)
33. Surfin' USA
encore
34. Kokomo
35. Barbara Ann (The Regents cover)
36. Fun, Fun, Fun

ほとんど継ぎ目なくメドレー形式でたたみ掛けるように演奏され、息つく暇もない盛り上がり状態が続きました。コーラスワークがやはり素晴らしい。主役はやはりマイク・ラブで、とても71歳とは思えないバイタリティでステージ狭しと歩きまわり歌いまくります。
各人ソロをとったけど、ブルース・ジョンストンはソロで歌わず。声の調子が良くなかったという噂もあり。

ブライアンはステージ左手でキーボードの前に座り、いつもの無表情を貫いて、黙々とコーラスをこなし、弾いてない時は手ぶら状態のポジションでピクリとも動かずでした。「体調が悪そう」との声もあったようですが、ソロを3回見ている目からは、無理な愛想を振りまいたり、周りの目を気にしたりしない自然体のいつものブライアンでいるだけで、問題はなさそうでした。

"Surfin' Safari"まで一気に突っ走った後にようマイクから「ドウモアリガトウゴザイマース!」の挨拶。「ビーチ・ボーイズの50周年記念ツアーにようこそ。次はいとこのブライアンが会場の全てのレディーのために歌います」とアナウスして"Surfer Girl"をプレイ。大歓声。

新作の"That's Why God Made The Radio"はライブでも栄える名曲で、50年もたって、なおこのような瑞々しい曲が生まれることに驚いてしまいます。60年代証初期からの車、サーフィン、トランジスター・ラジオ全盛期が実体験もないのに目に浮かびました。

SMiLEの"Heroes And Villains"も奇跡と言わんばかりの大歓声。ブライアンのソロでも聴けたが、本物のビーチ・ボーイズによって演奏されるなんて・・・。

"Why Do Fools Fall In Love"のカバーも嬉しい。ジョニ・ミッチェルが"Shadows And Lights"のライブでカバーしていたのを聴いてから大好きになった曲。ビーチ・ボーイズのコーラスワークが本領発揮というところ。

"Forever""God Only Knows"では、故デニス・ウィルソン、カール・ウィルソンの映像が流れ、故人が歌うテープに合わせて演奏が行われるという感動の演出がなされ、ビーチ・ボーイズの試練の数々を物語っていて、自然に感動しました。

"Sloop John B""Wouldn't It Be Nice"と"Good Vibrations"のPet Sounds期のナンバーは待ってましたとばかりの凄い歓声で、盛り上がりましたが、特別な扱いでなくビーチ・ボーイズの長い活動の一編として位置づけていたのは良かったと思います。

"California Girls"~"Surfin' USA"の超名曲メドレーで最高潮に達して本編終了。アンコールはブライアン抜きで全米No.1になった"Kokomo"当時はMTVでもかかりまくっていたし、マイク・ラブの底意地を見せたヒット曲なのでアンコールのリラックスした雰囲気を演出するにはぴったりだった。

"Barbara Ann""Fun, Fun, Fun"ではAmericaの二人、クリストファー・クロスも飛びいりしての大団円。誰もが大満足のフィナーレ。

"Fun, Fun, Fun"を聴くと、なぜか、とり・みきの漫画『ポリタン』のエピソードでパトカーがファン・ファン・ファンとサイレンを鳴らしながら大量にやってくるという"Fun, Fun, Fun"を思い出してしまう。

ブライアンは自分の演奏が終わると早々にキーボードを離れて黙々と歩いてステージ中央に向かい、全員で合流して一列で手を組んで挨拶。

おそらくこれが最後のビーチ・ボーイズで最後のブライアン・ウィルソン。
もう思い残すことは無し。再結集してくれて、来日してくれたことに感謝。

9月23日にWOWOWでライブの模様が放送されるようで、今から楽しみです。


大阪市中央体育館
Osaka Prefectural Gymnasium
August, 17, 2012

The Beach Boys
Mike Love / vocals, percussion
Brian Wilson / vocals, keyboards, bass
Al Jardine / vocals, guitar
Bruce Johnston / vocals, keyboards
David Marks / vocals, guitar

Jeff Foskett / guitar, mandolin, percussion, vocals
Scott Totten / guitar, vocals
Nicky Walusko / guitar, vocals
Probyn Gregory / guitar, horns, bass, tannerin, percussion, vocals
Mike D'Amico / bass, drums, vocals
Darian Sahanaja / keyboards, mallets, vocals
Scott Bennett / keyboards, mallets, percussion, vocals
Paul von Mertens / woodwinds
Nelson Bragg / percussion, vocals
John Cowsill / drums, vocals

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2012/08/19

2012年上半期に買ったK-POPのCD

Kpop2012a
Kpop2012b
2012年上半期に買ったK-POPのCDは下記の56枚です (一部2011年年末や2012年7月発売のものも含まれています)。
ソロ・アーティストや男性グループにまではなかなか手が回りませんでした。

2NE1 / SCREAM (MUSIC VIDEO盤)(DVD付)
4Minute / 3rd Mini Album - Volume Up
Afterschool / Rambling Girls / Because Of You (Rambling盤)(DVD付)
Afterschool / Rambling Girls / Because Of You (Because盤)(DVD付)
Afterschool / Lady Luck / Dilly Dally (LIVE盤DVD付)
Afterschool / PLAYGIRLZ(DVD付)(初回受注限定生産)
Afterschool / PLAYGIRLZ(DVD付)
Afterschool / 1st Maxi Single: Flashback
AOA / 1st Single:Angels' Story
Apink / 1集 - UNE ANNEE
BoA / Only One
Brave Girls / 2nd Mini Album: Re-issue
Chocolat / 1st Mini Album: I Like It
DAL★SHABET / 4th Mini Album - Hit U
DAL★SHABET / 1集: Bang Bang
f(x) / 2nd Mini Album: Electric Shock
Girl's Day / 2nd Mini Album: Everyday II
Girls' Generation / Boys (USA edition)
Happy Pledis / 2012 Love Letter
Hello Venus / 1st Mini Album - Venus
IU / 1st Single: 二十歳の春
IU / Good Day (初回生産限定盤)(Type A)(DVD付)
IU / Good Day (初回生産限定盤)(Type B)(DVD付)
IU / Good Day
IU / You & I (Japanese Version)(初回生産限定盤 Type A)(DVD付)
IU / You & I (Japanese Version)(初回生産限定盤 Type B)(DVD付)
IU / You & I (Japanese Version)
KARA / Hits! Hits! (CD + ミニ抱き枕) (台湾独占豪華限定盤)
KARA / スーパーガール JAPAN TOUR Special Edition(DVD付)
KARA / スピード アップ/ガールズ パワー (初回盤A)(DVD付)
KARA / ガールズ パワー/スピード アップ (初回盤B)(DVD付)
KARA / スピード アップ/ガールズ パワー (初回盤C)(ボーナストラック入り)
Miryo (Brown Eyed Girls) / MIRYO aka JOHONEY
Miss A / Touch
Nine Muses / 1st Mini Album: Sweet Rendezvous
Rainbow / Over The Rainbow (初回限定盤)(DVD付)
Rainbow / ガナガナGO! (初回限定盤A DVD付)
Rainbow / ガナガナGO! (初回限定盤B フォトブック付)
Rainbow / ガナガナGO! (初回限定盤C ボーナストラック入り)
Secret / これくらいのサヨナラ(初回生産限定盤A)(DVD付)
Secret / これくらいのサヨナラ(初回生産限定盤B)(DVD付)
Secret / TWINKLE TWINKLE (初回限定盤)(DVD付)
Sistar / 1st Mini Album - Alone (Special Edition)
Sistar / Summer Special Album - Loving U
Spica / 1st Mini Album (Repackage) - Painkiller
T-ara / Roly-Poly (Japanese ver.)
T-ara / Roly-Poly(Japanese ver.)(初回限定盤A)(全3形態購入特典応募券封入)(DVD付)
T-ara / Roly-Poly(Japanese ver.)(初回限定盤B)(全3形態購入特典応募券封入)(DVD付)
T-ara / Jewelry box (ダイヤモンド盤)(初回生産限定盤)(DVD付)
T-ara / 5th Mini Album: Funky Town
T-ara / 6th Mini Album: Day By Day
Taetiseo / 1st Mini Album - Twinkle
Trouble Maker (Hyunseung & Hyuna) / Trouble Maker
Wonder Girls / 1st Mini Album - Wonder Party
少女時代 / Re:package Album "GIRLS'GENERATION" ~The Boys~【期間限定盤】(DVD付)
少女時代 / PAPARAZZI (初回限定盤)(DVD付)


チャートや人気やルックスやダンスなどのコンセプトを考慮せず、音楽的に「おお!」とハマったものでの個人的なベスト10は下記のとおりです。

01. Nine Muses / 1st Mini Album: Sweet Rendezvous
 2曲目の"Ticket"にめちゃくちゃハマった。何十回でもリピートできるクセになる曲。他も捨て曲なしの名盤。KARAでお馴染みのハン・ジェホ&キム・スンスのSweetuneがプロデュース。少女時代のパチもんくらいにしか思ってなかったので深く反省。

02. DAL★SHABET / 1集: Bang Bang
 4枚のミニ・アルバムに続いての待ちに待った第1集。最初から豪快なダルシャ節。ファンキーな感じが凄く好き。例えるなら日本のバラエティ番組でApinkはおしゃれなカフェでブルーベリーのスムージーを上品にすすっていたのに対し、同じ番組で豪快にカニをむさぼっていたダル・シャーベットがそのまま表現されたようなアルバム。

03. Spica / 1st Mini Album (Repackage) - Painkiller
 2曲目のバラード『火』にドハマリ中。情感にどっぷり浸れる超名曲。他も捨て曲なし。

04. f(x) / Electric Shock
 インパクトありすぎのタイトル曲に加えてエレクトロK-POPの完成形を見た感じ。ほっと息をつけるラスト曲も良い。

05. IU / 二十歳の春
 全体的にしっとりした作りだけど3曲目は情熱的な部分も。声の作り出す独特の世界観と完成度は相変わらず他を遥かに凌駕している。

06. Sistar / Alone
 ギミックなしで正当派でどこまで良いものが作れるかを認識させられるアルバム。

07. Tara / Day By Day
 変わらないT-ara節はトロット風でも健在。PVは一大スペクタクルなサイバー・パンク大河物語なので、CDだけでは物足らない。YouTubeでなく画質のよい映像作品発売を希望。

08 4minute / Volume Up
 タイトル曲はエレクトロニクス度が薄くて正当派な印象だけど全体的には一聴してわかるポミニ節。ボーカルの技量の髙さを認識。本国では確固たる地位を築いているし、日本でももう一度単独コンサートをしてほしいところ。

09 Wonder Girls / Wonder Party
 ベテランの底力を見せ付けられたアヴァンギャルドな"Like This"がやはり良い。

10. Afterschool / Flashback
 タイトル曲より、日本ファースト・アルバムにも収録の"Rip Off"と、ナナの歌う"Eyeline"が良い。"Eyeline"は1回聴いたら忘れられない昔の歌謡曲調のリフレインがクセになる。

次点: AOA / 1st Single:Angels' Story
 昭和歌謡的なタイトル曲のインパクトが強い。セカンドの方向性に期待。


日本盤でのベスト3も

01. KARA / スピード アップ / アップ/ガールズ パワー
 ギュリが声帯結節で高音が出せないことを前提にパート分けされたという点が興味深い。ガールズ パワーももう少しプロモーションできたら良かったのだが、ニコルとギュリの傷病という不可抗力で仕方なかった。

02. Secret / TWINKLE TWINKLE
 Secretの日本語オリジナルはいずれも水準が高い。『韓流ファクトリー』でやったスタジオ・ライブ・ヴァージョンが秀逸だった。

03. 少女時代 / PAPARAZZI
 1曲だけのシングルという強気な作りだけど、やはり「日本向け」という概念を超越した完成度。早く生で見たいけどセカンド・ツアーは今年は無理かな。


BoAの"Only One"は格別なので下半期に入れたいと思います。下半期はKARAのカムバックと各人のソロ集が楽しみ。あとCRAYON POPとEXIDのアルバムに期待したいです。

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2012/08/03

K-POP NON STOP LIVE IN SAPPORO 8月1日札幌ドーム

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KARAが出演したK-POP NON STOP LIVE IN SAPPOROを8月1日に札幌ドームで見ました。
当日の出演順とセットリストは下記のとおりです。

01. RAINBOW (ガナガナGO! / To Me / A)
02. BTOB (Irresistible Lips / アボジ / imagine)
03. 4minute (Volume Up / 鏡よ鏡 / Heart To Heart)
04. MBLAQ (戦争だ / 落書き)
05. BEAST (BadGirl / shock / Beautiful)
06. BTOB (BORN TO BEAT / 秘密 / Monday to Sunday)
07. 4minute (Muzik / Huh / Hot Issue)
08. MBLAQ (Y / Oh yeah)
09. BEAST (fiction / 雨が降る日には / 僕じゃない / Beautiful Night)
10. KARA (STEP / ジャンピン / LUPIN / GO GOサマー! / ミスター)
11. 全員登場でフィナーレ

オープニングとトリをDSPのアーティスト2組が勤め、それに挟まれたCUBEのアーティスト3組とMBLAQが2回づつ登場するという構成でした。各事務所の面目もあり、構成にいろいろ苦労したのが伺えます。
当初はSMEとも交渉していたそうですが、もし実現していればCUBEは前座扱いにされていたかもしれません。

直前に出演予定だったFT ISLANDがキャンセルとなり、それに対する払い戻しなどの処置もなく、チケットも売れてもいないという噂で、神鍋の件もあったので行くのはやめておこうかと思っていたのですが、ギリギリで先月のNY旅行の帰り便のマイレージが加算され、伊丹~新千歳間の特典航空券に達したので、久々の札幌観光も兼ねて大きな期待はせずに行ってみました。コンサート・チケットは一番安い7千円のB席を購入。

札幌は21年ぶり(前回は舞鶴からフェリーで行った)で、ざっと観光してラーメンなどを食べ、翌日昼にハイタッチ会の抽選があるとのことで、まあ当らないだろうけど、下見がてらに札幌ドームに向かいました。

既にハイタッチ会抽選には千人を超えるとみられる長蛇の列ができており、グッズ売り場は閑散としていました。並んで開始の12時になると、「準備に時間がかかっているので、もう少々お待ちください」とスタッフのアナウンス。

そして25分を過ぎたころに「KARAとRAINBOWはリハーサルの都合でハイタッチ会は中止になりました。」とのアナウンス。ほとんどの客から失望のブーイングが上がりましたが、スタッフに詰め寄ってクレームを入れる人などはいませんでした。代わりにKARAとRAINBOWの抽選はサイン入りポスターになりましたが、これはグッズ売り場で800円で売っている「印刷されたサイン」が入ったポスターでした。
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早々と張り紙もされていました。おそらく抽選時間のかなり前から決定していたのでしょう。謝罪の一文も無いのはクレームを受け付けないという強固な姿勢なんでしょうか。

まあハイタッチ自体は10分ほどで済むイベントなので、契約や意思の行き違いなどの問題でDSPだけがボイコットしているように受け取れます。

2chに「ハイタッチするする詐欺か。新しいな」との書き込みがあって、大爆笑。

一度ホテルに戻って、開演1時間前くらいに再度札幌ドームへ。

会場に入ると、B席なのにスタンド前列から19列目とかなり見やすい席。これもある程度予想していました。
アリーナは埋まっていましたが、スタンドは8割ほどが閉鎖状態で、ざっと目測でアリーナ6千、スタンド3千人という感じでしょうか。招待客もかなりを占めていた模様です。キャパ1万人の会場で十分だった感じです。

自分の前の約400席位、招待客とおもわれる足元もおぼつかないお年寄りがほとんどで、そこだけペンライト皆無でブラックアウトでした。あと、会場への行き道「チケット安く譲ります」の手書き看板の高校生がいて、女性が「何枚あります?」と尋ねたら「20枚くらい」と答えてました。かなりばら撒きがあったようです。アリーナ特等席16,000円という価格はやはり非常識な設定ですね。

10分押しでイベント開始。アニメーションで「宇宙人が札幌を侵略してそれを出演者が迎え撃つ??」的な意味のよくわからないアニメが出演者の前に流れるけど、最後までよく分からなかった。

男性グループのレビューは割愛させていただきます。"Fiction"が大好きで、CD1枚持っているBEASTは、やはりクールでした。あまり媚びていないというか、シャイなのか、センス良かったです。

■RAINBOW
メインステージの上段で1曲目、挨拶して、下に降りて2曲目。途中で花道を通ってセンターステージに。LOVE-1の短縮版といった内容。「お水飲んでもいいですか」というMCもLOVE-1どおり。あいかわらず元気です。LOVE-1を見てしまった以上、3曲ではちょっと物足りない。

■4minute
過去5回見たなかでは最高の内容でした。ヒョナもいつもより割と愛想良く見えました。日本語で懸命にMCして一生懸命さが伝わったし、何より歌とパフォーマンスが良かったです。新曲のVolume Upも聴けたし、Hot Issueでは観客の右半分、左半分で掛け声練習もして、結構盛り上がりました。

■KARA
やはり待ちに待ったという感じで今までに無い大きな歓声でドームが沸きました。北海道初上陸で、地元ファンも感慨深かったと思います。トリとして王者の風格が漂っていました。

ギュリは髪型とカラーを変えてて新鮮。ニコルはおだんご結び。ジヨンはちょっと髪が伸びて、パープルが入っている感じ。スンヨンもマレーシアのイベントで体調を崩したそうですが、健康そうでした。Jumpingは日本語で、ミスターが韓国語ヴァージョンという変則技。生歌が大きくて、GOGOサマー!でマイクがハウリングしまくってました。バック・ダンサーを使ったのはKARAだけでした

Jumpingの後の挨拶でハラちゃん「札幌にみんなで初めて来たんです!」。『青春不敗』でハラちゃんだけ2年前に美瑛に来ていたからならではの挨拶でした。MCは全体的に短めでしたが、いつものホー、ホッホ、ホホホの掛け声もミスター前にやりました。

ルパンの途中で花道を通ってセンターステージに移動。GOGOサマーはまるまるセンターステージで披露。5曲あっという間に全力疾走。アンコールは無しで残念。これに『ジェットコースターラブ』が加わっていれば、誰もが満足して帰途につけたでしょう。

最後にDJが出演者の曲を短くサンプリングしたものを流し、全員が登場して、あちこちで巨大な風船を客席に投げ入れて、挨拶し終了。

イベント自体の良し悪しは別として、とりあえず、あざといハイタッチ・ドタキャンの件といい、コンサート開始前にオフィシャルサイトを閉鎖し連絡とれなくする態度といい、この主催者とその後援者は二度と信用しません。神鍋事件でとどめを刺された感のあったK-POP合同イベントというものの終焉を実体験できました。主催者側も北海道ということで、こういうイベントに不慣れだったとは思いますが、シロウトではないので「ベストを尽くし苦労した」などの言い訳は通用しません。

ハイタッチに関してもあざとい茶番を「理解」するつもりはありません。問題が主催者側にあるのか韓国事務所側にあるのかは客にはどうでも良いことで、「そちらの事情」を高いチケット代払って見に来ている客に押し付ける態度にはもううんざりです。「集客のための詐欺行為」「これが韓国イベントのクオリティだ」ととられてしまったら、もうそれで信用を取り戻すことは二度とできないでしょう。

まあ、ある程度予想していた通りで、いい勉強ができた感じです。もうK-POPイベントの事前情報や宣伝を信用する根拠は皆無だと思います。安心できるのはSM TOWNのような事務所主催のものだけになるでしょう。

やはり問題は、こういう合同イベントの運営指針がもうファン第一のものではなくなっており、いろいろとイヤな部分が見えて不完全燃焼してしまうことにあるかなーと思います。

去年のMusic Bank in 東京ドームや、新潟のK-POP All Star Liveや、さいたまのソウル東京ミュージック・フェスのように、TV局主催のものだと、構成も含めて質の高い満足度のあるものだったのですが、得体の知れない興行主が簡単に儲けるためにやっているのがミエミエのものは、もうダメですね。

音楽イベント主催の健全性を見極める個人的指針
1.主催者の所在が明確 (怪しげな中間ブローカーが介在していない)
2.後援・協賛が妥当
3.非常識な価格設定をしていない
4.出演者に対する公演会場の規模が妥当
5.宣伝に時間と予算をかけ開催までの日程に余裕がある
6.出演者のサイトに予定が掲載済み

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