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2012年9月

2012/09/30

2NE1 大阪城ホール 2012年8月31日

2NE1の1st Global Tour、New Evolutionを8月31日に大阪城ホールで見た。2NE1を見るのは昨年11月のソウル・東京ミュージック・フェスに続いて2回目。昨年の日本ファースト・ツアーはソールドアウトで見られず、心の底から後悔したので待望の単独コンサートだった。

当日は自転車で行く予定が大阪市内で凄い豪雨と雷鳴で、急遽地下鉄で大阪城ホールまで行くことに。やはりカミナリは怖い。 会場に到着すると落雷の危険からグッズ販売は中断されており、早めに入場。

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ステージは三角形の花道の中にバンドの楽器がセッティングされていて、通常の大阪城ホールのセッティングより全体的にステージが前にせり出した状態で、その分アリーナの座席数が少なくなっていた。これはステージの奥行きが異常に長くて、セットチェンジするのに必要な奥行きだったもの。

大阪城ホール3日間のうち追加公演で最後に売られたのが初日になったせいか、スタンドに空席が目立つ。満遍なく全体に空席があったので、転売用に買い占められたチケットがさばけなかったのかもしれない。残念な状態。客層は若い女性が80%以上を占めていたように感じた。

開演時間になり欧米人のバンド(ドラム、ギター、ベース、キーボードの4人でドラマー以外は女性)が演奏を開始。ドラム・セットが舞台上にせり上がってきた。バンド付きK-POPの単独ライブは初めて。生演奏はやっぱりいいね。ダンサー群もハンパなく凄い。

1曲目の『ネガチェーチャラガー』から会場の熱狂はピーク。ステージ上でメンバーが1人づつ乗った山車が登場し、ダンサーが手押して移動しながら歌うという演出。その他にも大道具を駆使した大胆な演出が多かった。

パフォーマンスは他を遥かに凌駕する圧倒的なクオリティに呆然。日本語曲も違和感なく熱唱。4人のパワーの出し方が凄すぎて、こんなんで3デイズ連続公演もつのかなーと思ったほど。中盤も中だるみの全くない練り抜かれた構成はワールドツアーならではの緻密感溢れるものだった。

ミンジとCLのダンス激しすぎ。

ダラのソロは会場から一般男性が指名されてステージに上がって最後キスされた。会場中から悲鳴。これはKARAでやったら暴動ものだなー。大人の2NE1だから許されるパフォーマンスかな。メンバーの中ではダラが一番お気に入りなので心中穏やかではなかったけど。

ダラのソロの後に、退場後のダラをカメラが楽屋まで追いかける姿がスクリーンに映り、楽屋で衣装替えやメイク直しするメンバーを映して、次の曲のためにステージ下まで走るところまで映していたが、たぶんあらかじめ録画されていた映像っぽい。

"I Love You"の後半のピアノコードを中心としたバンド演奏が凄くグルーヴがあって良かった。その後の衣装チェンジ用でのバンドのみの演奏もタイトだった。

"Ugly"を初めとするやさぐれた歌詞は2NE1の本国ファン層を象徴しているのかな。率直に前向きな少女っぽくて良い。

アンコールの"I Don't Care"では皆で掛け声をしたり、バンドのメンバー紹介とソロも披露したり。最後のリミックス・ヴァージョンの"I Am The Best"で大団円

アジアだけじゃなく世界を見ているなーという気迫が伝わってくるライブだった。衣装チェンジも間伸びしない構成で、息をつく間もなく2時間5分全力疾走という感じ。また見られる日が楽しみ。

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8月31日 大阪城ホール セットリスト

01. I Am The Best
02. Fire
03. Clap Your Hands
04. I Don't Care (Reggae Version)
05. Don't Stop The Music
06. CL DJ (Girls Just Wanna Have Fun ~ We Found Love ~ Hung Up)
07. Don't Cry ~ You And I (BOM)
08. Follow Me
09. Please Don't Go (CL & MINZY)
10. Pretty Boy
11. MINZY Dance Solo
12. Kiss (DARA)
13. It Hurts
14. Lonely
15. In The Club
16. Stay Together
17. I Love You
18. Band Instrumental
19. Ugly
20. Let's Go Party
21. Scream
22. Hate You
23. Go Away
24. Can't Nobody
encore
25. I Don't care
26. I Am The Best (Remix)

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Secret 1stアルバム・リリース・イベント 2012年8月30日 心斎橋BIG CAT

Secretの日本1stフル・アルバム"Welcom To Secret Time"のリリース・イベントを心斎橋Big Catで見た。アルバム購入者が参加応募できて当選したもの。

Secretを見るのは単独コンサート、イベント等含めて7回目。K-POP女性グループの中では日本語での作品クオリティーが最も高く、今回の日本語アルバムも個人的には年間ベストに挙げたいほどの内容だと思っている。

前のほうはぎゅうぎゅう詰めだったので最後列の見易い位置に陣取って開演を待った。
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イントロに乗ってシクリ登場。お気に入りのジンガーは黒髪になってて凄くキュート。
セットリストは下記の4曲。いずれも日本語ヴァージョン。

01. Madonna
MC
02. Shy Boy
03. SECRET DREAM
MC
04. 愛はムーブ

"Madonna"は相変わらずダンスが凄い。
最初のMCでは自己紹介とデビューして1年経ったことの感謝の言葉。
"Shy Boy"では応援の掛け声もばっちり決まって、3月の単独コンサートの感動が蘇った。

アルバムからは"SECRET DREAM"というレアな選曲。MCでSecretの夢を友情を歌ったものとの説明。ジンガーのラップが難しそう。個人的にはアルバムでは"DRIVE TO YOU"の疾走感が大好き。いつかライブで聴いてみたい。

最後のMCでは、ヒョソンがずっとみんなとロングランしていきたいと決意表明。ジンガーの紹介で『愛はムーブ』をプレイ。

ミニ・ライブ終了後、窮屈なまま30分待機して握手会。去年8月以来2回目だけど、めちゃくちゃ緊張。シクリのような可憐な女性と握手するって、ひょっとして犯罪になるんじゃないかと思うほど。ジンガーがいかに素晴らしいかを直接言えて感動。

本国ではめちゃくちゃカッコいい"POISON"でカムバックして、相変わらず絶好調なシクリ。はやくもセカンド・ツアーに期待したい。

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2012/09/29

CRAYON POP 第一回東京ファンミーティング 2012年8月24日お台場ヴィーナスフォート

K-POP5人女性グループ CRAYON POPの第一回東京ファンミーティングを8月24日お台場ヴィーナスフォート教会広場で見た。

23日のVDGGと25日のプログレ・フェスに挟まれて24日の予定が空いてしまったので、何か興味ありそうなものはと探したらヒットしたもの。

韓ラブで"Saturday Night"のライブ映像を見て、インパクトたっぷりの独特のダンスがかなり良かったのでいつか見てみたいと思っていたら絶妙なタイミングでイベントがあった次第。

新宿で所用があり、開始時間の15時ギリギリにビーナスフォートに到着。10分位遅れて教会広場に到着するも、まだ司会の古家正亨氏が前説をしていた。前方にはファンクラブ加入の熱心なファンが集まり、私は柵の後方で鑑賞。
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間もなくメンバーが登場。若々しくて子供に見えたが、プロフィールを見るとKARAと変わらない年頃。

約1時間に渡る盛り沢山な内容で、曲目は下記の4曲

01. Satnrday Night
02. Bing Bing
03, Bing Bing (日本語ヴァージョン)
04. 1 2 3 4 (「いちにーさんしー」と読む日本語曲)

楽曲もダンスもインパクトあってハジけていて良い。メンバーで印象的だったのはやはりPVでも目立っていた縫いぐるみ付きリュックを背負ったソユル。個人的には最初のマイクトラブルと最後の感動のままりの号泣でエリンも良かった。まだ初見なので細部までは見られていないですが。


古家氏のトークのカラミはさすがにこなれていて、見ていて安心。ゲームコーナーはお約束的なジェスチャーゲームと、かかった曲を即興でダンスするコーナー。GEE、Mr.と続いて、3曲目はT-araあたりかと思ったら、『江南スタイル』がかかってズコー!っとコケそうになった。しかも完璧に踊っていたのが凄い。

撮影タイムもあって、とりあえず何枚か撮影。遠かったので、比較的まともに撮れたのは数枚だけ。
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"Bing Bing"のPVって新世界、道頓堀、神戸メリケンパークでロケしている。新世界は去年のKARAロケの影響もあったりして。誰もいないし早朝ゲリラ撮影かな。 http://tinyurl.com/8j6wfyk
インパクトたっぷりの"Saturday Night"のダンス
http://www.youtube.com/watch?v=c0flr72MjUU

日本進出&成功を目指す無数のK-POPグループの最後発的存在だけど、凄く好感が持てた。今後は是非大きなイベントにもどんどん出てほしい。

17時からも急遽ヴィーナスフォート内でミニライブが決まったと言っていたが、川崎のIMAXシアターで『プロメテウス』の前売りを購入済みだったので泣く泣く帰途についた。


日本オフィシャル・サイト
http://crayonpop.jp/

オフィシャル・ブログ
http://ameblo.jp/crayonpop/

英語サイト
http://www.crayonpop.net/

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2012/09/22

Progressive Rock Fes 2012 日比谷野外大音楽堂 2012年8月25日

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Progressive Rock Fes 2012を2012年8月25日に日比谷野外大音楽堂で見た。プログレ・フェスを見るのは一昨年の第1回に続いて2回目。

今回はVan Der Graaf GeneratorとGoblinが見られるということで迷わず参戦。他にはJohn Lees' Barclay James Harvestも出演。

開場時間に到着するも、リハーサルが押して15分ほど待たされた。前回のような炎天下ではなかったが、相変わらず蒸し暑い。ガマン大会はやめてほしいと思ったが、セミの声をバックに野外でプログレを聴くというのも風情があって捨て難い。第1回が超満員だったのに比較して、今回は後方の席に空きが目立った。
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クラブチッタで先行予約でチケットを取ったにもかかわらず、一般発売後の席よりも悪い後方のCセクションで閉口した。同じく遠方から遠征してきたVDGGファンの知り合いの方と久々の再会をして軽く談笑。暑いねーと話していたら、後でわざわざ去年のプログレ・フェスの団扇を配っていたのを貰ってきてくださり、感謝。他にも休憩時間に二人ほど友人と出合った。

セットチェンジ間のMCは、いつものストレンジデイズの岩本晃市郎編集長。

■John Lees' Barclay James Harvest

あっさりとメンバーが登場して開始。バークレイ・ジェームス・ハーベストを名乗るバンドは現在2つあり、2008年のドイツのローレライでの野外プログレ・フェスで、ベーシストLes Holroydが率いるBarclay James Harvest feat. Les Holroydのほうを見ている。ロックの世界でよくある「元祖」と「本家」の確執。当時のレポートは下記のとおり。

http://thenoisehomepage.cocolog-nifty.com/small_talk/2008/08/2_it_bites_the__36f2.html

やっている曲は似通っていて、前回も"Child Of Universe"や"Mocking Bird"をプレイしていた。ゆったりしたリラックスした雰囲気で、かつ堅実なテクニックをもってプレイ。もっと長い時間聴いていたい心地よい演奏だった。しかし演奏の最中にもグッズを買う列が続いていたのは如何なものか。

John Lees / Guitar, Vocal
Craig Fletcher / Bass
Kevin Whitehead / Drums
Jez Smith / Keyboards

1. Ball And Chain
2. Child Of Universe
3. Hymn For The Children
4. She Said
5. Mocking Bird
6. The Poet ~ After The Day


■Van Der Graaf Generator

トリかと思ったら2番目に登場。45分ほどの短いステージで、VDGGだけ見に来たファンには物足りない内容だったかもしれない。しかし、クラブチッタ公演ではやらなかった"The Sleepwalkers"や"Man-Erg"を物凄いテンションでプレイして、それだけでも十分価値があった。

VDGGを野外で見たのは2005年のローマのテニスコートでのライブに続いて2回目。ライトも演出も無く生々しくて良かった。

1曲目の"Interference Patterns"は前回も思ったが、ハミルとバントンの鍵盤ポリリズムが徐々にシンクロしていくところが、ハミルがヘタクソなのでポリリズムなのかテクニック不足でもたついてズレているのか分からない。それもVDGGの味わいといえばそうである。

圧倒的な"Man-Erg"の後はスタンディング・オベーションで、VDGG初体験の人もいたく感動しているようだった。

Peter Hammill / Vocal, Piano, Guitar
Hugh Banton / Organ, Bass Pedal
Guy Evans / Drums

1. Interference Patterns
2. Scorched Earth
3. Bunsho
4. The Sleepwalkers
5. Man-Erg


■Goblin

クラウディオ・シモネッティがDemonia時代にも来日していたが、情報不足で見ることができず、昨年の再結成後の来日はKARAのギュリのミュージカルとバッティングしてしまい断念。ダリオ・アルジェントのファンとして、どうしても見たかったので今回の再来日で夢が叶った。

単独公演がなかったせいか、約1時間15分という長丁場のライブをたっぷりと展開。
両端にツイン・キーボードの要塞というセッティングはバンコなどイタリアン・プログレのお約束的なゴージャスな配置で、これを見ただけで盛り上がる。ミニムーグもあって、期待が高まった。

全体的にメタル色が濃いパーソナルで、前半は"Roller", "Il Fantastico Viaggio Del Bagarozzo Mark"オリジナル・アルバムから中心にプレイ。メリハリのあるアルペジオと明快な音色のゴブリン・サウンドが忠実にライブで再現されて嬉しい。"Roller"はオリジナル・アルバムで一番好きな曲で遂に生で聴けて感動。MCは英語でギターのマッシモ・モランテが担当。

後半は怒涛のアルジェント映画サントラ攻勢で、アドレナリンが上がりっぱなし。『ゾンビ』はLDボックス、DVDボックス、北米版ブルーレイと揃えて何百回と見たマニアなので狂喜。説明不要の『サスペリア』のテーマがプレイされ、会場中が最高潮にホラー色になる。

続く『シャドー』ではシモネッティがボコーダーでテーマを歌いながら客にコーラスを要求して、どう盛り上がったらいいものかとちょっと戸惑った。メンバー紹介をしてから、メタル色の濃い『フェノミナ』では、映画の内容どおりにハエの大群の効果音が出て、メンバーがそれを叩こうとするパフォーマンスで笑を誘う。

そしてダメ押しの最高傑作『サスペリア2』はイントロであの童謡が流れて不気味さいっぱい。とにかくゴブリン節を腹いっぱいになるまで堪能でき至福の時を過ごすことができた。

Massimo Morante / Guitars
Claudio Simonetti / Keyboards
Maurizio Guarini / Keyboards
Bruno Previtali / Bass
Titta Tani / Drums

01. Magic Thriller
02. Mad Puppet
03. Dr. Frankenstein
04. Roller
05. E Suono Rock
06. Non Ho Suono ~ Death Farm
07. L'Alba Dei Morti Viventi
08. Zombi
09. Susperia
10. Tenebre
11. Phenomena
12. Profondo Rosso


個人的には、いつかプログレ・フェスにMarillionをぜひ呼んでもらいたい。今月新譜も出てまだまだ活躍中だし、94年のクラブチッタ2回公演から18年も経過しているので。

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Van Der Graaf Generator クラブチッタ川崎 2012年8月23日

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Van Der Graaf Generatorの2度目の来日公演を8月23日に川崎クラブチッタで見た。VDGGを見るのは、2005年のミラノ、ローマ公演、2008年の東京公演最終日に続いて4回目。

上記公演のレポートは当時下記ブログに書きました。
http://thenoisehomepage.cocolog-nifty.com/small_talk/2005/06/__f1cb.html
http://thenoisehomepage.cocolog-nifty.com/small_talk/2008/07/van_der_graaf_g_292e.html

「全員生きているうちに何とか再度一緒にプレイを」という気持ちで再集結したVDGGだが、新作"Present"の録音、本格的なツアー、David Jacksonの脱退を経てから「本気」が出てしまい、2008年の"Trisector"、2011年の"A Grounding In Numbers"、2012年のインプロ集"Alt"と充実し切った活動を繰り広げての再来日公演で、期待も高まった。

今回はツアーでピーター・ハミルのソロ"A Black Box"収録の大作"Flight"をプレイしているという情報を得て、これを聴けると想像しただけ興奮で昇天しそうになった。1981年11月26日にドイツのTV番組"Rockpalast"でK-Groupで出演した時のビデオが当時ブートレッグで出回り、これに"Flight"のバンド・ヴァージョンが収録されていて、あまりのカッコ良さに死ぬほど見た。その後出たライブ・アルバム"Margin"にも同バンドでの演奏が収録されている。

当日午後に羽田空港経由で川崎入り、クラブチッタ近くのビジネスホテルにチェックイン。30分前に会場入り。6列目の右寄りで、ヒュー・バントンのオルガン・プレイが間近で堪能できる位置で嬉しかった。グッズではVDGGが持ってきた"Grounding In Numbers"のジャケットのTシャツがあったが、デザインいまいちで購入せず。開演時間になり3人が登場。

オープニングは"Scorched Earth"でピアノのサウンドチェックのような音から緩やかにそのまま始まった。相変わらずハミルのピアノ・プレイはテクニカルさを放棄したエモーショナルなものでグダグダな部分が目立ついつもの感じだが、ガイ・エヴァンスのドラム・プレイが鉄壁で、ヒュー・バントンのベース・ペダルを駆使したリズム・セクションと一緒にアンサンブルを絶妙に整えている。

3人という少人数による音の薄さは全く感じられず、どの曲も「豪快」という言葉がぴったり。ヒュー・バントンのハモンドとローランドの2台のオルガンでここまで厚い音の壁を作れるのかと思うほどで、彼のオルガンはやはりVDGGのサウンドを象徴している。

3曲目の"Flight"はやはり圧倒的。3人でこれほど厚いサウンドと声量が出せるとは。この大作を今あえてプレイするハミルの野心に感服した。というかこれをライブで聴くことをどれだけ夢見てきたことか。長生きはするものである。

"Lemmings"も火花が飛び散るような激しさで、これこをVDGGの真骨頂という名演奏。

今回は近作2枚から7曲も演奏され、現役感が非常に高い。多くの若いファンにも見てもらいたい内容だった。個人的に近作ではオルガンのリフレインが大好きな"All That Before""Mr. Sands"もプレイ。結局、前回の来日公演で私が見た最終日2008年6月30日、原宿アストロホールの演奏曲目と新曲中心に6曲も重複していた。

本編ラストは"Still Life"のラスト曲"Childlike Faith In Childhood's End"で、前回見た来日公演の本編ラストと同じ。イタリアでも2回聞けたし、"Scorched Earth"などと共にVDGGライブの定番曲。クライマックスをドラマチックに盛り上げた。観客全員が感動と興奮のスタンディング・オベーション。

アンコールはハミルが「日本でVDGGで演奏するのは初めてのはず」と言って"Still Life"をプレイ。2005年のローマ公演で聴けたが、日本でも3人ヴァージョンを聴けるとは。バンドの表現力はハミルのボーカルと絡んで、この曲の持つ抒情性を最高潮に盛り上げた。

2005年にイタリアまで見に行った時は「これが最後のチャンス」と思っていた。デヴィッド・ジャクソンは脱退してしまったが、その後もツアーを続け、瑞々しくワイルドな新作を立て続けに発表し、2回も来日公演が実現するとは全く予想していなかった。2012年にヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーターが日本で演奏することは全くもって奇跡だが、全ては不可能を可能にしようとする小さなきっかけが、大きな力となり、各々のメンバーの意思を動かしていった賜物だと感じる。

8月25日のProgressive Rock Fes 2012に続く。

Van Der Graaf Generator
August 23, 2012 / Club Citta, Kawasaki

Peter Hammill / Vocal, Piano, Guitar
Hugh Banton / Organ, Bass Pedal
Guy Evans / Drums

01. Scorched Earth (Godbluff: 1975)
02. Your Time Starts Now (A Grounding in Numbers: 2011)
03. Flight (A Black Box: 1980)
04. Lemmings (Pawn Hearts: 1971)
05. Lifetime (Trisector: 2008)
06. Bunsho (A Grounding in Numbers: 2011)
07. All That Before (Trisector: 2008)
08. Mr. Sands (A Grounding in Numbers: 2011)
09. Over The Hill (Trisector: 2008)
10. (We Are) Not Here (Trisector: 2008)
11. Childlike Faith In Childhood's End (Still Life: 1976)
encore
12. Still Life (Still Life: 1976)

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