KARA 東京ドーム公演 2013年1月6日 感想 part1 「セットリスト分析編」
KARAの念願の東京ドーム公演、"KARASIA 2013 HAPPY NEW YEAR IN TOKYO DOME"を1月6日に見ました。いまだ興奮冷めやらずという感じですが、感動の余韻に浸りながらも、part1ではセットリストを分析しつつ雑感を綴ってみたいと思います。
当日のセットリストは下記の通りです。
Setlist
Opening Video
01. Pandora
02. Speed Up
03. Jumping
MC
04. Dreaming Girl
Honey (Rock Remix) by Cyntia
05. Hara Solo / I Love Rock'n Roll (feat. Cyntia)
(Joan Jett & & The Blackhearts cover)
Sungyeon Photo Gallery Video
06. Seungyeon Solo / Strong Enough (Japanese Version)
(Stacie Orrico cover)
07. Girls Power
08. Kiss Me Tonight
09. Pretty Girl
10. Winter Magic
11. Orion
12. 今、贈りたい「ありがとう」
Nicole DJ Video
13. Nicole Solo / Humpin' Around (Bobby Brown cover)
Gyuri Video
14. Gyuri Solo / 白昼夢 (Japanese Version)
Jiyoung Video
15. Jiyoung Solo / 学園天国 (feat. Cyntia) (フィンガー5 カバー)
Marching Band Drum Live
16. Lupin (with Marching Band Drumline)
17. STEP
18. Let it go
Video
19. Electric Boy
20. GO GO Summer!
21. Jetcoaster Love
MC
22. Rock U
encore 1
23. Girls Be Ambitious
24. SOS
encore 2
25. Mr.
セットリストは昨年春のKARASIA日本ツアーをベースに選曲されており、KARASIA後に発表された曲が加えられ、何曲かはセットリストから消え、ギュリ以外のメンバーのソロ・コーナーに大幅な変化が見られました。
■新たに加わったKARAの曲は下記の4曲
Pandora
Kiss Me Tonight
Orion
Electric Boy
■消えてしまったのは下記の3曲
Umbrella
Honey
Missing
■メンバーのソロ曲(ギュリを除いていずれもカバー曲)
ハラ / I Love Rock'n Roll (ジョーン・ジェット&ブラックハーツのカバー)
スンヨン / Strong Enough (ステイシー・オリコのカバー。新たに書いた日本語ヴァージョン)
ニコル / Humpin' Around (ボビー・ブラウンのカバー)
ギュリ / 白昼夢 (日本語ヴァージョン)
ジヨン / 学園天国 (フィンガー5のカバー)
ソロは今回もメンバーの意向がかなり反映されていると感じました(特にスンヨンとニコル)。ハラとジヨンにカバー曲を提案したのが誰にせよ、天才的な選曲と言わざるをえません。そしてギュリは我が道を行くどころか、絶対的な禁じ手であったはずの宙吊りをやってしまうという破天荒な展開となり、あらゆる意味で期待を良いほうに裏切られた感があります。
構成の変化としては、『ウィンターマジック』からのバラード・コーナー3曲と『ルパン』からの韓国語曲コーナー3曲が入れ替わっており、またソロ・コーナーも連続ではなく、KARAの曲を挟んで前半と後半に分かれていました。さらに本編ラスト曲とアンコールラスト曲も入れ替えが生じています。
ソロ・コーナーの変更はKARASIAでの構成の中だるみ部分を考慮・反省した結果が伺えます。
■さらにKARAライブでは初の生演奏との共演も下記の4曲で実現しています。
ハラ・ソロ / 日本のガールズ・メタル・バンドCyntiaとの共演
スンヨン・ソロ / 2人の少女によるグランド・ピアノ連弾との共演
ジヨン・ソロ / Cyntiaとの共演
ルパン / マーチング・バンドのドラムラインとの共演
1回だけのメガ・コンサートに相応しいゴージャスな企画でした。
ハラとジヨンのソロ・コーナーでバッキングを務めたCyntiaのオフィシャル・サイトは下記
http://cyntia.jp/
また、昨年のツアーでは恒例だったサインボールを客席に投げるパフォーマンスが無くなっていました。巨大会場での奪い合いなどのトラブルによる怪我人が発生するリスクを避けるためと考えられますが、遠い上に絶対にボールを受け取ることができない遥か遠方の席のファンに考慮したとも思われます。
また多くのサインボールがオークションに出品されるという残念な事態もあり、そのことも影響しているのかもしれません。
観客をステージに上げてのゲーム・コーナーも当然ながら無くなりました。
全体的にみて、KARASIAのツアーを見た人だと新曲が「とってつけた」ように挿入されただけで、代わり映えが無いようにも感じる気もします。特に"Wanna"はおろか、"Honey"までセットリストから消えてしまったのは残念でした。(メタル・ヴァージョンのインストとして復活していましたが)。
しかし観客のほとんどを占める日本デビュー以降のファン層を考えれば、いくら考えてもこういうセットリストになってしまうのはしょうがないとも感じました。
その分、ハイライトは個々のソロ・コーナーに凝縮されたといっても過言では無いかと思います。個人的にも客観的にも一番熱狂的にウケたのはジヨンの『学園天国』でしたし。
客観的なセットリスト分析は上記のとおりです。
次回のpart2では個人的な感想を綴りたいと思います。
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コメント
東京ドーム公演Part1ありがとうございます。僕も興奮が冷めないのでコメントします。妻とふたりで前日から現地入りしてドーム公演参加しました。18時ちょっと過ぎの開演から、ずーっと興奮しています。そうですか、ミスターはアンコールだったんですね。大阪からの参加でどうしても当日の最終新幹線で帰らねばならなかったので、ジョエットコースターラブのあとのMCの途中で会場を後にしました。WANNAもハニーも同じ気持ちもなかったけど、僕的には大満足です。KARAよ、よくここまで頑張ったなって感じです。みんな、とっても日本語が上手になってきて、彼女たちの純粋なハートがダイレクトに伝わってきました。それと、ファンのみんなもKARAといっしょにどんどん進化しているなって感じです。僕は、もう既に次のコンサート場面を想像しちゃってます。次は絶対最後まで会場にいることにします。それとtangerineさんのpart2楽しみにしてますね。
投稿: たむまさ | 2013/01/08 02:02
>たむまささん
コメントありがとうございます。最後まで見られなかったのはつくづく残念ですね。本当にKARAはここまでよくがんばったと思います。
KARAの純粋さが彼女たちをここまで頂点に上り詰めさせたのだと思いますねー。
次のコンサートはいったいどういうものになるのでしょうか。早くも楽しみですね。
投稿: tangerine | 2013/01/08 05:21
初めまして
KARAのコンサート行けなくて残念です
次がいつかはわかりませんがスケジュールをなんとか合わせてもと思っています
とはいえ時が経つのは早いものでアイドルの賞味期限といいますか、彼女達も20代半ば(ジヨンはまだまだ若いけどギュリやスンヨンはもうお姉さまですからね)honeyにしてもRockUにしても個人的には大好きですがそろそろギャップを感じてきているんじゃないでしょうか
韓国とは2年くらいの時差があるわけですし、日本向けの楽曲と韓国での楽曲は明らかに違うというか・・・(pandoraやrupinなど)
お国同士の事情からかめっきりテレビ出演もなくなってしまい寂しいですがpandoraみたいなカッコよくてクールな曲を韓国語でガツンとやってほしいなぁ
日本向けのキャピキャピした楽曲とのいい意味でのギャップで驚かせてやってほしいくらいですが、まぁムリだろうなぁ・・・というかテレビ局にそんな勇気はないだろうなぁとも思う次第デス
投稿: tak | 2013/01/08 10:22
>takさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
なるほど、やはり大人になってHoneyやRockUは辛くなってきつつあるんでしょうね。
本国での活動曲はやはりシャープでカッコ良いし、ライブでの重要なスパイスになっていますね。今回もPANDORAのオープニングは素晴らしかったです。
確かに未だに日本でのニュース映像では『ミスター』が使われている有様で、なかなかテレビやマスコミ主導でKARAの本領を伝え拡げていくのは難しいかと感じます。
今後もツアーを積極的に展開してもらって、ライブで本領発揮できるグループとしてシフトしていくのも長生きの手段かなとも思います。
投稿: tangerine | 2013/01/09 00:06
ジヨンとハラのソロ・・・興味深いです。
ハラって「清楚な御嬢様」キャラでも在ったけど、
それって「声にパンチが無い」事も大きかったかと。
だから「強い情念を」って曲・キャラを避けて来た。
でもルパン辺りから「本当は稀代の毒婦の顔」こそが、
「ハラの真骨頂」ってのが見えて来て、迷いも在った・。
そんな気もしてます。
Speed upやPandoraの顔もそうだけど、
怖くて近づけない・・でも吸い寄せられ食われちゃう。
男にとって魔性・食虫植物の様な毒婦の顔こそ真骨頂。
そう思ってたら「I love rockn」だったので、
「来た来た!!これだ!」って言う、驚きが在りました。
もう大人の女性って年齢ですし、韓国のCMなどでも、
「男を手玉に獲るセクシークイーン」みたいなのも在る。
だから、今後もこっち側での作品を期待しちゃいます。
PS ドラムは良かったけど、ギターは複雑でした。
格好良かったけど「ジヨンの立場はぁ」と・・。
投稿: tuistairu | 2013/01/12 19:19
ジヨンのソロ・・最高でした!!会場一体に成ってたし、
「可愛い・可愛い!」の連呼・・でもその通りだったし。
日本のギター娘yuiのファンだったからか、
前回「アコギでのソロ」に挑みましたよね。
それはそれで良かったかと(若いし無駄な事ないしね)。
でもやっぱジヨンは「底抜けに明るい」とか、
「わがまま言っても許してちょ!」ってのが似合う。
「大人への脱皮」路線も良いけど、まだ「待ってね」と。
そう言う意味で、今回のジヨンのソロは、
この所の「大人への脱皮」で隠れてがちだった、
「最強かわいい末っ子ジヨン」の凄さが、
最大限に爆発できてたベストシーンと感じれました!!
ギターをハラに持ってかれた形には成ったけど・・・。
「エアロスミスの、スティーブンとジョー」みたいに、
今後は五右衛門・鬼のハラとルパン・ファンキージヨン。
そう言うギター&ヴォーカルみたいなのも魅せて欲しい。
投稿: tuistairu | 2013/01/12 19:32
>tuistairuさん
含蓄のある素晴らしいコメントありがとうございます!
まさにおっしゃる通りで、今回のソロではハラちゃんの可愛さのオブラートに包まれていた本質をやっと垣間見られたような気がしました。
基本的にハラちゃんは親の愛情に乏しく育てられた苦労人で、早くから独立心の芽生えた大人の女性だと思っていたので、髪を振り乱して真剣な表情でドラムを叩く姿にハッとしました。
ジヨンも学園天国で出てきた瞬間まず思ったのは、「まるでジヨンだ!」というくらいジヨンそのものだったことでした。前回のアコギはおっしゃるとおり別の意味でジヨンのやりたかったことだとは思いましたが、お姉さん方のソロの歌詞作りを見て、ちょっと背伸びしていた感がありましたね。
4年前『KARAベーカリー』の番組でゲーセンでポテチを食べながらゲームしていた2人が、ここまで成長してきたことを思うと、今後ますます楽しみです。ギター&ボーカルの共演もぜひ見たいところですねー。
投稿: tangerine | 2013/01/12 22:26
tangerinさんレス感謝です。
>ハラちゃんは親の愛情に乏しく育てられた苦労人で、
早くから独立心の芽生えた大人の女性だと思っていた・・
そうですね・・言い方悪いかも知れないけど、
「ナイフみたいに尖っては」みたいな所感じてました。
「誰にも舐められてたまるか・全員敵なんだ」的な。
特に「先輩だけど同い年・でも天才・エース」で在った、
ニコルに対しては、ちょいちょい「剥き出し」が見えた。
でも、それがルパンあたりから良い方に覚醒した感が。
流川と花道みたい・・まぁニコ・ハラはもっと仲良いけど。
あの曲の「(隠れ)テーマ」って3女と4女のエース争いみたいなのが在った。
僕は、凄く感じたんです・・あの曲でニコルは完全にエースとして覚醒を魅せた・・恐ろしい位に。
これでもかのラップで「4人とも付いて来いよ」から曲を幕開けさせる。
最後もニコルで締める・・・と成る直前で大外からいきなりハラがセンターを強奪し「一人威風堂々の睨み」で締める。
そう言う「ニコルが陽と成って輝くと、ハラが横取りして魔性の睨みで痺れさす」展開がズラリ。
最初のチーム演技の決め「シ!」でも司令塔ギュリが両脇に従えるのは3女と4女でした。
そう言う「ハラのKARAに無かった毒・とげ」の魔性は、今に成ってみると大きなエッセンスに成ったなと。
ルパンで「裏エース・裏センター」だったけど、一人だけ歌パート無しだったですよね?
強い曲に対して声が弱いとは言えセンターなのに一人だけ歌わせないってね。
(逆に言えば、スタッフの演出・思い切りは凄い・・まぁ悩んだろうけど・顔では一番パンチ出せる・でも声一番弱すぎで)
でもそれで堂々演じきる表現力ってホント魔性ですよね。
(ただ本音はもっと声量鍛えて欲しい・・もしくは、完全に歌唱法をウィスパーで固定しちゃうとか)
投稿: tuistairu | 2013/01/13 10:33
>4年前『KARAベーカリー』の番組でゲーセンでポテチを食べながらゲームしていた2人が、
ここまで成長してきたことを思うと、今後ますます楽しみです・・・
ホントですね~(しみじみ)。
それこそ改めてルパン直前ころまでのPVを見ると、
やっぱり「先輩3人のグループ+アシスタント」感が随分します。
先輩3人は、もう見事に「自分を磨く術・道筋」を感じさせてました。
(まぁ、その成長度合いは、想像を完全に絶してくれましたけど)
そこに「素材は良いけど、さすがにあの3人とは次元が」なんて、
心配もしてたけど、これまた見事に裏切ってくれました。
ただ「先輩3人とは違う」のは、よい意味で在ってた気がします。
ギュリ・スンヨン・ニコルが「全く違う個性で輝く」様に成長したのを、
ちゃんと見て感化され続けたのか、
この2人も「私は私・・でなきゃKARAでは輝けない」って。
よい意味で「頑張るけど、尊敬するけど、私は私。誰にも染まらない」って強い主張を感じます。
(ハラは情念・執念的・・ジヨンは天心欄間そのままに)
強いて言えば、「ジヨンが、もうちょっと貪欲・自覚を持ったら」完璧じゃ無いかな・・。
そうなったら「世界でも男女問わず、史上最高のアーティスト集団に成る」のでは?
投稿: tuistairu | 2013/01/13 10:55
>tuistairuさん
再度コメントありがとうございます。『ルパン』のあまりに鋭いパート分け分析に感嘆しました!
何かのDVDに入っていた練習風景のビデオでニコルがリードして修正点を指摘しつつ「さあもう1回やってみよう!」といってるシーンがあって、やっぱりダンスパートをリードしているのはニコルなんだなーと思ったことがあります。
アメリカ的なバックグラウンドであまり遠慮感なく突き進んでいくニコルに対してハラちゃんがどう思って自己を極めていったかの分析はなるほどと思いました。
今までハラちゃんはキャラクターと存在感自体が圧倒的で今までは「歌唱力は二の次」に感じる曲風ばかりだった(前回のソロの"Secret Love"も含めて)ので、今回のハードロックへの挑戦をきっかけに新境地を極めていってくれそうな気もします。
ジヨンに関しては若さからあらゆることを強力に吸収していく力があり、日本語力もスンヨンを凌駕しつつあるほどなので、今後が楽しみですねー。
ERでいえばシーズン1では新人だったカーター先生がどんどん成長していってシーズン11ではリーダーになって病院全体をひっぱっていく存在になったような感じで、期待が高まります。
投稿: tangerine | 2013/01/14 15:42
>『ルパン』パート分け分析に・・・
僕も初見では「凄すぎる!何だこのPVは!」って驚愕しただけでした。
でも「何によっての衝撃なのか」までは気づきませんで・・。
ただ在る時開いた動画サイトのコメに「ハラだけ歌わせて謡わせて貰えて無くない?」と・・
僕は「まさか、そんな事あり得る?制裁か何か?それにしたって!」と。
しかし見直した所、その在り得ない事がホントに起きていた・・。
しかし、その為に(一人‘のけ者’にされたはずの)ハラを意識して見直したら、さらに仰天。
オープニングから唯我独尊の様相でライムも「着いて来な!」のラップで命令するニコルに対して、
ことごとく「挑戦する形」で陣形(入れ替わり)が組まれてた。
髪型もニコルは「スンヨンと短髪コンビの一人」(ジヨン・ギュリの師弟コンビは長髪コンビ)とされたのに、
ハラだけは、たった一人「上で束ねて顔・目が剥き出し」の別格ポジションを当てられた。
他の4人が「髪で目・表情を隠しながら」の陣形では、
ハラは「中央で一人・恐ろしく・そして美しすぎる表情を全開で睨みつける」構成も。
また「this is mine!」では髪を解いて居る物の、一人だけ髪を掴んで顔をださせてる。
スタッフが、この曲を出すに当たって「ハラの本性を見抜き引き出した」事には驚愕です。
ニコルもまた「この曲で完全にースとして激変・覚醒した」と言う事も感じたし、製作意図も感じましたが、
「それに食らい付くライバル・ハラ」と言う振り付け・陣形・髪型も、大きく感じました。
そして二人が各々の役柄を「企画・想定を凌駕する精度で超えてみせた」事も驚愕でした。
ギュリは「5人を引っ張るカリスマ司令塔であり、3女・4女を特別視し、指名して競わせる」って振り付けなども。
スンヨンとジヨンは、この曲では「歌で支える」に回った感じ。
アイドルはどっちかと言うと嫌いな僕が、KARAの虜に成った作品でした。
PS tangeさん・・皆さんへの返信でお忙しいでしょうから、
レスは「もし気が向いたら・その時にでも」で十二分ですよ!
僕は「一人・書く側」だから、気ままに書くだけですから。
投稿: tuistairu | 2013/01/14 17:57
>tuistairuさん
KARAの曲分析が凄すぎるので、独自にブログなど立てられて広く読者に展開していただきたいくらいです。
『ルパン』は2010年の日本のショーケースの時には既にレコーディングが完了しており、ショーケースのドキュメント・ビデオで楽屋で聴いているシーン(しかし門外不出のものをビデオにとられていたので慌ててニコルが逃げるシーン)がありましたね。
既に韓国では次のイメージに変わろうとしていたのに、日本では初期の可愛いイメージをやり直している感じで本人達も複雑な思いもあったのではないでしょうか。
とにかく私も『ルパン』を聴いてからの遅れてのファンで、いまだに1番好きで23回見たライブでも1番多く聴けた曲です。今回のドームでのマーチング・ドラムとの共演は最高にゴージャスでした。
投稿: tangerine | 2013/01/16 11:42
たしかに日本では「pretty kara」側が多いですよね。
これは「本格派は煙たがられる」「身近な存在=未熟を愛する」今の日本業界の趣向に合わせたのでしょう。
「強く成れ!・・はもう聞きたく無い」と言うマインドを汲みすぎた業界の戦略が、
さらに国民の空気を「素人芸が気楽だし、好き」に仕向け続けている様ですが。
勿論「可愛い」も至極上手に演じれて「可愛い路線での展開」で、
日本でもファンを増やすKARAですが、デビュー曲はミスターに選んだ所が、
これまたDSP・KARAの凄さ・・だと感じます。
これが「pretty kara」だったら、今のKARAは無かったのでは?と思うのです。
正直「少女の可愛いさ」商売は、日本が世界の牽引車に成ってしまってますから。
そこを「最初はあえて本格派攻撃でインパクト」を選んだ。
(あれを出来る・しようと思う)日本のダンスグループは皆無の現状ですから・・昨今の日本は。
そこから「日本人ってこう言うのが好きなんでしょ」を続けて来た・・。
その辺は「迎合だけで無く・勝負も心得ているなぁ」と感服した思いでした。
ただ「日本向けの可愛い路線」も、「外国語で在る日本語」ですし、
「度肝を抜かすダンス・計算され尽くした陣形の妙」も封印に成っちゃうんですよね。
(まぁ、それでこんだけ愛されるって、超絶かも)
だから「DSPの戦略性は立派」だと感服してるんですけど、
「それでも、もっと良さを出してあげて!日本市場で!」と思っちゃう。
外交の現状から(?)「韓国語は控えなさい」にしても、
英語はもっと使っても良いとは思う(ニコルの凄さを知って!)。
ダンスにしても、韓国発表のルパン・ステップ・パンドラの様に「素人じゃ真似出来ねぇだろ」を、
今後日本でも創って欲しいです・・もう大丈夫でしょう?
どう思いますかね・・tangeさんやファンの方々は。
投稿: tuistairu | 2013/01/16 22:50
>独自にブログなど立てられて広く読者に展開していただ きたいくらいです。
はははぁ~・・・全然無理ですよ・・
僕は「見聞きさせて貰った事を元に、気持ちを書く」程度ですから。
勿論「ファンの方の分析に痺れて、それを引用させて貰ったり」とか、色々・・です。
要は「無責任な‘ネット遊び人の’」の域を出られません・・。
KARAをここまで愛されてるんですもん・・今後も、コメントさせて下さい。
(文句は全然言って下さいね)
投稿: tuistairu | 2013/01/16 23:38
日本で「pretty kara」側が多い理由として頭に浮かぶのは「日本語の性質」かなぁ~と。
韓国語って「音数」が多いでしょ?日本語の倍ある感じじゃない?
パッチムが在るから「一音+パッチム」って感じで、単純に「倍のビート数」刻む形で謡う。
ルパンにしても謡い出しは「あなたの・こどおが・きこえる」の12音だけど、
韓国語では「こんもっちまん・にっしんじゃっそ・りがどぅるきょ」の22音?
当然「リズムが踊る・スイングする」感覚は、韓国語側がずっと出て当然だと思います。
勿論「日本語版の‘差し替え歌詞’の語数が少ないだけ」と言う疑問も感じましたが、
でも「じゃぁ倍の日本語ワードを割りいれたら回るかな?」と想定したら・・。
例えば「あなたの鼓動が聞こえる・クールに決めなきゃ」までを、
同じメロディー内に押し込めるとすると・・・無理だよなぁと。
そもそもダンス音楽って「パッチム的な音を入れてこそ」な音楽の気がするのです。
マイケルジャクソンだってwana to know「わなとぅーの う」を、
「わん!にゃっ!たん!にゃおう!」って発音するでしょう?
バラード(man in the mirrorです)ですら、こうすると「踊りだす」のですよね。
偶然にも韓国語の体系って「ダンス音楽向き」なんだと思います・・。
日本語は素晴らしい言語だと思いますが「普通に発音する」分には「踊れない」性質かも。
だから「韓国で発表する、キレキレのナンバー」が日本語版で死ぬ。
だから「日本人は‘格好良い’より‘可愛い’を買う」分析も後押しして、
「日本語で作る曲はpretty karaでいこう」に成ってるのかなぁ・・と。
まぁ「その言語的性質を乗り越えて」くれたら最高だなぁと僕は期待してるんですけどね。
日本では実力派に類するコブクロが「アジア人でダントツ上手い」って推す、
lena parkさんは、少ない言葉の日本語詩を‘マイケル的’に、ビート数を増やしてますし。
彼女の「GOLD」って曲は、日本語で謡ってくれてますが、僕は震えるし・泣きます。
ある意味「NHKアナだったら0点」だけど、音楽としては1000点な芸術だなと。
サザンの桑田さんとかもそうですしね。
KARA/DSPが「その域へ挑む・足を踏み入れる」なら、僕は大歓迎なんだけど。
ファンの皆さん・tangeさんはどう思うのかなぁ・・・と。
PS しょっちゅう書いてゴメンなさい!!
投稿: tuistairu | 2013/01/18 00:15
>tuistairuさん
言語の音数(シラブル)と音楽のかっこよさの感じ方との関連のお話、興味深かったです。
桑田桂祐は音楽のノリのために日本語のシラブル数を崩壊させた最初の人ですね。何語で歌っているのかわからないほど。
日本語にノセるためを前提に書かれた曲と、韓国語の曲を日本語に移行してしまったがためにノリがいまひとつになったり不自然になる(ルパンのように)の違いは歴然ですから、たとえば作曲家(sweettuneなど)の段階から日本語のノリを勉強してもらって曲を作るなどの手法も必要かもしれません。
現状、日本のポップスは「カラオケで歌う」ことを大前提に作られているような部分があるので、その辺は意識せざるを得ないのかもしれませんね。昔、五木ひろしが『千曲川』だったかな?をレコーディングするときにプロデューサーに「技巧に走らずにわざとヘタに歌ってくれ」と言われて怒ったけど、結果空前の大ヒットとなり、歌の愛されかたってそういうものなのかと悟ったとありました。
KARAの日本デビュー後のファン中心層である女子高生あたりに一番評判いいのが、古参ファンが頭を抱えた『GO GO サマー!』(さすがにソウルのコンサートでは(レベルが低すぎて?)曲目から外された)カラパラ・ダンスだったということを考えると、なかなか日本サイドに優秀なブレインがついているんだなーとひしひし感じました。
技巧的な歌唱で有り得ないほどキレのあるダンスで作品を発表することはKARAにはいくらでも可能なので、実験的にシングルのダブルAサイドのカップリングあたりにもってきて、なおかつ歌番組でも1回か2回くらい歌って様子を見るという展開もありかなと感じます。
投稿: tangerine | 2013/01/19 12:38
「五木ひろしのエピソード」初めて聞きました・・感謝です!
やっぱり、そういう「商売動向」が、昨今の日本には働いて来てるんですね。
大御所・実力派中の実力派「五木ひろし」ですら・・ですからねぇ~。
そりゃ若手・新顔には「もっと」でしょうし、それを聞いて育った歌手本人も、
「そもそも、そう歌うのが‘上手いって事’だと思ってる」でしょうし。
そう言えば、爆笑問題のラジオ番組で、彼らが「誰が今までで一番歌が上手かった」って、
テーマを語る会にて「五木さんも凄いよ」って、田中の推挙が在りました。
僕は「そこまで上手いかい?」とも思ったのですが、推挙の理由を聞いて「そうかぁ・・」と、
ちょっと納得した記憶が在ります。
その理由とは「五木さんって‘いわゆる’声を張らない」のに、曲に壮大な強弱を付けれる。
そこが凄い所・・だと。
それを聞いて「そうだわぁ~」・・と。
今の歌手で、あの小さい声・サビも声を(わざと)張らないで謡える人って皆無だしなと。
それを聞いて「歌が上手い」って事が、カラオケ文化の弊害も大きく働いて、
「誰でも出来る教科書」をなぞったもの・・に成っているのは、
日本人としては「個性的な分野の成長なら歓迎」だけれども、
「全てが、それに毒されてる」事は、怖いなぁ~・・って思ってます。
PS KARAの話と言うより「五木さんと歌謡界」をしちゃった・・お許しを。
投稿: tuistairu | 2013/01/19 18:46
>作曲家(sweettuneなど)の段階から日本語のノリを勉強してもらって曲を作るなどの手法も必要かもしれません。
そうしてくれたら嬉しいですよね~・・・。
どういう判断に基づいてるのかは分かりませんが、
もしかすると「深読みし過ぎ」な面も感じてるんです。
確かに僕も「優秀なブレイン」だなぁとも思っているんですが、
最近はちょっと「そこまでマーケティングに従わなくても」とも思うのです。
「売れる・理解される」のも大事だけど「良い物だから聴く側も着いて来い」的な。
実際、kARAのファンって「韓国語版の‘凄い曲’に辿り着く」でしょ?
「ルパン・ステップ・パンドラの良さが一向に分からない」人いるのかな?
僕は「そんな人は稀有」だと思うのです。
かといって「だから、即、韓国版むき出しを」ってのは行き過ぎだと思うから、
「ちょうど良い所」と言う位までのレベルまで攻めて欲しい・・気持ちです。
少なくとも「英語すら殆ど入れない」ってのは、日本市場を意識し過ぎてる気が。
「ニコルの、英語の格好良さ」を入れるとカラオケで歌え無いリスクは在りますが。
あと「韓国語は政治状況的に控える」にしても、擬音くらいなら・・・。
実際、一発目のミスターでは「トッタトッタ」とか「チャクチャク」を使ってる。
何語だとか気にされずに、曲に躍動感を出せるのだから多様しても良いんじゃない?
GoGoサマー(この曲へのtangeさんの解釈・・僕も一緒でにやけちゃいました)でも、
「ぐずぐず」の所からテンポアップしますもんね。
後は「ぼちぼち5人も日本ファンを信用して頂戴!」とも思います。
「自分を信じて暴れて」くれれば、ファンはちゃんと評価する事を。
「綺麗に日本語の発音・出来てますか?」じゃ無くても、
もうミュージシャンとしての美的感覚を大事にしてくれれば良いよ・・って。
東方神気さんなんかは、もう大胆に「くっちゃくっちゃ日本語」してますもんね。
「あ・い・し・て・る」も「あnいぇっしってnらぅ~」的に・・。
そう言う「日本向けラインギリギリ」の曲をシングル用に作るとかも在りかなと。
「それよりもっと過激なレベル」を作って、
「今までの日本向けレベル」と両A面として(隠すしながら)ってのも含めて、
「可愛いだけだと思ったら大間違いだぞ!」ってKARAの魅力を、
もっと表立って見て貰える様に出来んもんかなぁ~と勝手に悩む毎日です。
PS シラブルって言葉が在るのですね~勉強に成ります!
投稿: tuistairu | 2013/01/20 06:59
ここでも暴れてるのか「 tuistairu」は
結局ただ単に朝鮮アイドルが好きだからようつべで批判封じしようと躍起になってたのがモロバレじゃん
投稿: あ | 2017/07/04 17:35