KARASIA 大阪城ホール 2013年10月23日24日 part4
■注意:曲目全セットリストのネタバレが含まれています。これからコンサートをご覧になる方は、ご注意ください。
『バイバイ ハッピーデイズ』トロッコでのサブステージでの移動。前回も書いたとおり、メンバー全員が観客のひとりひとりと、一人でも多く目を合わせ気持ちを通わせるよう心がけているのが分かり、本当に感動しました。
ファンの盛り上がりや声援の凄さがいつものスタンド席の遠くからだとなかなか味わえない臨場感で、後方とはいえ、やはりアリーナ席は良いなとつくづく実感。
そして近づいてくるギュリのトロッコ。運命を賭けた手に汗握る瞬間が!
(この部分を書こうとして、思い出しただけで悶絶して脳波が停止して倒れてしまい、筆が進まないので一番ラストに書きます!)
とにかく、あんなに大声で「ギュ、ギュリ~~!ウォォォー!」と叫んだのは人生で初めてでした。
サブステージに到着したKARA。スンヨンがスタンド後方に向いて「皆さんに逢いたくてここまで来ちゃいました!」と言い、「今日は遠く韓国からも大勢のファンが来てくださっているので、ちょっと韓国語タイムです」と言って初日も2日目も全員で韓国語で挨拶。
「ウォォーー!」と盛り上がる遠征ファン。今回は大阪のコンサート・チケットをDSPが遠征KAMILIA用に公式発売したようで、そのことをメンバーも知っての挨拶と思われます。先ほどのkaraboardのグループ(ピンクのTシャツは遠くからでもあまりにも目立って事情を知らなかった他の日本の観客もすぐに遠征ファンと認識)も全力で盛り上がります。グループではなく個人で遠征してこられたKAMILIAも多かったのではないでしょうか。日本のKAMILIAも遠征組を称える声援。
2日目はジヨンがKARA KIDSで着ていたチキンラーメンの着ぐるみを昨日買ったとのMC。ニコルとの心斎橋のゲームセンターでの映像がInstagramにアップされていたので、その時に買ったのかもしれません。
横浜公演2日目から始まったというKARAと観客のアリーナ、スタンド1F、スタンド2Fに分けての声出しコール&レスポンス合戦。横浜2日目が何だったのか、未だにネットで調べても分からないのですが、福岡ではラーメンでKARAが「ラー!」、観客が「メン!」だったとのことで、大阪は「タコ!」「ヤキ!」、「クシ!」「カツ!」、「お好み!」「焼き!」などが事前にtwitterなどで予測されていました。
やはり掛け声はたこ焼きで、2Fスタンド、1Fスタンド、アリーナというところを初日は「3階の皆さん」「2階の皆さん」「(アリーナという言葉が出てこず)えーと、なんだっけ」とニコル言い笑が起こりました。
人生でこんなに大声でと叫んだことないボリュームで「タコ!」「ヤキ!」の声出し。最後は2F,1F,アリーナ全員で「タコ!」「ヤキ!」。
こういう観客とのコール&レスポンス合戦は、Perfumeのコンサートでも恒例で、去年の大阪城ホール公演では、初日は観客を「おお」「さか」「じょう」、2日目は「おこ」「のみや」「き」に分けて声出ししてました。実際Perfumeのメンバーとお互いのコンサートの内容に関して会話のようなものがあったのかどうかは知りませんが、Perfumeと仲の良いKARAらしい企画だなーと微笑ましく思いました。
情報によると名古屋では掛け声は何とメンバーがハマったという、「ひつまぶし」に。「ひつ!」「まぶし!」だと語呂が合わなくて発音しにくいから「ミソ!」「カツ!」になると思っていたのですが、「ひつまぶ!」「しー!」に音節を変えることによって叫びやすくしていたようです。
福井では「越前!」「ガニ!」、「おろしー!」「ソバー!」、「花ー!」「らっきょー!」、「ソースカツ!」「どーん!」あたりになるのでしょうか。
後方のサブステージには、あまりに近いとステージが上昇したとき奥のメンバーが見えなくなるので、15メートルほど距離があるのが理想というのがわかりました。その辺、自分の席は2日とも絶妙な良席だったなと実感。
「ガールズパワー」で再び大歓声の中、トロッコでメインステージに戻るKARA。ニコルが消えたと思ったら、少しでもファンと近づけるようにしゃがみこんでいたのでした。
この時の女神とのアイコンタクトのエピソードもラストにまとめで書きます・・・。
メインステージに到着した後のメンバーは、本編ラストまでチャンスがある度にいたずらっぽくじゃれ合い、くすぐりあったりして仲の良さを見せます。
前回のKARASIA DVDのメイキング映像でのスンヨンの「普段は疲れて眠いし会話するのも疲れているのに、舞台に上がると疲れが吹っ飛んで無邪気に遊んでしまう」というコメントを思い出します。
衣装換え時間に一輪車の団体が旗を持ってステージを走り回るビジュアルの美しい演出。
『サンキュー サマーラブ』『GO GO サマー!』で会場の盛り上がりが最高潮に達したことは誰もが認めるでしょう。やはり『GO GO サマー!』はKARAが日本で最大に成果を上げた曲だと再認識しました。
初日の最後のMCのおおまかな内容
ニコル「やっぱり大阪の皆さんは元気すぎます。一番重要なことは、KAMILIAのことが大好きよね!」
ジヨン「みんな、おもろかった?たくさん来てくれて、ほんまおおきに!」
ギュリ「大阪の皆さん、ギュリやで!大阪は特別な思い出があります。1ヶ月位ここで過ごしてミュージカルありました。皆さん、めっちゃ好きやねん!」
スンヨン「スンヨンでござるよ。」と言い、何か言い間違えて「アニャアニャ」ととっさに韓国語の否定語を使ったのが可愛いかったです。そして韓国からの遠征ファンのために韓国語で挨拶。
ハラ「今日は皆さんにとって特別な1日だったのに私のせいで心配かけてすみません。これからも応援よろしくお願いします。」
2日目のMCは
ギュリが「あのなー、うちはなー、大阪の皆さんめちゃ大好きやねん!」と関西のギュリ・ペン即死の大阪弁を炸裂させ、それを聞いた私は他のメンバーのMC全部吹っ飛んで忘れてしまいました。すみません!
スンヨンが「スンヨン!スンヨン!」と掛け声を要求し
スンヨン!スンヨン!( ゚∀゚)o彡°の大合唱をしたのは覚えています。
ハラちゃんが紹介しての『ジェットコースターラブ』の盛り上がりもアリーナで体験すると格別でした。
アンコールには横浜のようにピエロは登場せず。
『ミスター』で登場したメンバーの衣装でおへそが出ているのはニコルとギュリだけ。ニコルの鍛えられた腹筋を披露するのは理解できるのですが、ギュリがお腹を出していたのは「がんばってダイエットして絞り込んできましたよ!」とアピールしているようで微笑ましさでいっぱいです。
『スウィートデイズ』でトロッコで再び後方にやってくるメンバー。ニコルが目の前で停車。ニコルを史上最短距離で1分位堪能。 もうなんというか可愛さと美しさを通り越したセクシー度が凄くて呆然。握手会などのイベントも含めてニコルを近くで見たことが一度もなかったので、「ニコルというキュートな才能のかたまりが、実在して本当に目の前にいるのだ」という不思議な感覚を覚えて、手を振りつつも感動で唖然となりました。次にギュリのトロッコが来てるのに目線はニコルを追っかける始末。この顛末も最後に書きます。
スタンド最前列でハラボードを持って必死に応援している女性に気付き、絶妙なコントロールでキャップを投げて見事に受け取らせたハラちゃん。感激で泣き崩れる女性ファン。
サブステージに到着したメンバーの初日のMCは前回に書いたとおり、ハラちゃんののお詫びと一番最後にソロ・ステージをやりたいとのコメントで爆発のような大歓声。
最後にギュリから感謝の挨拶。でも、他メンバーがお辞儀をしている最中にも挨拶を続けてしまい、キレ悪い!と他のメンバーにツッコまれる事態で、いつもの絶好調のギュリでした。
2日目では「何を歌うかわかりますか」と言ってジヨンが「今贈りたいありがとう~♪」とワンフレーズ歌うと、スンヨンがふざけてジャイアンのリサイタルのごとく、わざと音痴に「今贈りたいありがとう~♪」。凄かったのでぜひDVDのメイキング編に入れてほしいほどでした。
本当のところ、スンヨンも現状はこの曲をあまりシリアスなものにしたくないという想いがあったように感じます。本当に感情を爆発させて歌えるのは最後までツアーをやり遂げた時なのだという意志があったのかもしれません。
初日に戻り、『今、贈りたい「ありがとう」』が始まり例のサプライズのメッセージボードがじわじわと会場中に広がっていって、私も用紙を掲げて、圧倒的な光景が広がっていきます。ジヨンが気付いてトロッコの上で泣きまくり、他のメンバーも感動の驚き。ステージに戻ってもニコルと抱き合って泣くジヨン。しっかりと受け止めるニコル。
2日目はステージに戻った後、ギュリがジヨンに肩をかけた状態でジヨンの差し出したマイクで最後の「そばにいるわー」のフレーズを歌い、本当に感動的なエンディングでした。
初日に戻り、涙を拭いて笑顔になったジヨンが「まだSTEPやらなきゃ!」。ハラが「何でサプライズしました?びっくりしました!」
最後のSTEPは横浜のような圧倒的な驚きはなかったものの、やはりコンサートのラストを飾るに相応しいナンバー。KARAのコンサートとしての完璧なエンディングです。
初日はハラちゃんのソロ・ステージ追加という衝撃のサプライズ。
"Glamorous Sky"をカバーしたことにあやかって、この曲がテーマ曲として使われた映画『NANA』のDVDをレンタルしてきました。ハラちゃんもこの映画を見たのかな。
2日目は最後の退場時にギュリがカメラに向かってダメ押しのキス顔。
その後の記憶が全く無く、どうやって家に帰ったのかもわかりません・・・。
こうして大阪2デイズはKARAのコンサートの歴史を飾るに相応しい怒涛の2日間となりました。
しかし情報によると名古屋2日目もラストにハロウィーン仮装で登場などのサプライズもあり、さらに盛り上がったとのこと。大阪以上の盛り上がりって、いったいどれほど凄かったのか。どんどんとパワーアップしていくKARASIA。
残り6公演も熱くなりそうです。
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おまけ
トロッコで来た女神とのアイコンタクトのエピソード
(怒ったり、失笑したり、冷たい目で見たりせずに聞いてください!)
初日の1回目、約0.5秒目が合った時にアイコンタクトで脳内で交わされた女神との会話
「あ、あなたは4月7日の握手会の時の!」
「女神!覚えていてくださりましたか!」
「勿論ですわ!」
「もったいのうございます!へへー!_| ̄|○」
(注:下記ブログ参照)
http://thenoisehomepage.cocolog-nifty.com/small_talk/2013/04/kara-a17d.html
http://thenoisehomepage.cocolog-nifty.com/small_talk/2013/04/kara-1f7e.html
2日目の2回目約0.3秒のアイコンタクトでの会話
「今日も来てくださったのですね」
「もちろんです女神!一押しです!」
「でもさっきニコルばかり見てませんでしたか?」
「ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン」
取り返しのつかない事態に、しばし呆然とする私でした。
最後に2日目のアンコール時の最後の最後での約0.2秒のアイコンタクトでの女神との会話をご紹介することで、私の脳内妄想的な決意で本文を締めくくりたいと思います。
「次に帰ってくる時まで、大阪は貴方に預けました。よろしくお願いしますね」
「勿論です女神!私が倍返しで盛り上がる町にしておきます!」
ツアー最終地。11月23日、24日の神戸公演に続く
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