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2014/08/23

東京パフォーマンスドール 名古屋、大阪公演 2014年8月12, 22日

Tpdquattro

■注意:セットリストを含むネタバレが含まれています。

東京パフォーマンスドールの初ワンマン・ツアー『LIVE TOUR2014夏 DANCE SUMMIT "1×0" ver.1.0』を8月12日に名古屋ダイアモンドホール、8月22日に梅田クアトロで見ました。

結論から書くと、MC無しノンストップ90分というステージ構成は現在日本で観られるアイドル・グループのパフォーマンスとしては他の追随を許さないオリイナリティー溢れるもので、現状の日本アイドルシーンのハードルを数段上げてしまった内容でした。そして若さから溢れる無限のスタミナでは先代TPDを凌駕していたとも感じました。

6月のリリース・イベントでファンになり、7月の芝居とパフォーマンスが融合した『PLAY×LIVE』大阪公演を全5回観て、単独コンサートを観たいという欲求が頂点に達した状態での最高のタイミングでのコンサート・ツアーということで、当初大阪のみ鑑賞予定が、がまんできず急遽名古屋まで遠征。

仙台における野外合同イベントをストリーミング放送で観た時の他のアイドル・ファンからのポジイティブな反応の大きさに手応えを感じ、それは8月2, 3日に開催された東京アイドル・フェス(TIF)にて確かなものになったようです。固定の劇場を飛び出してのこのイベントの参加でファンは一気に倍以上に増えたのではないでしょうか。

上西星来の地元ということもあり、名古屋ダイアモンドホールは観客動員も上々。というか初日への爆発しそうな期待が実感できる空気が漂っていました。

大阪、梅田クアトロの観客の込み具合と狭さ加減はまさに「あの頃の原宿ルイード」を再現したかのよう。そう、これこそが本当のダンサミの雰囲気。そして阿倍野と西宮のリリイベで猛威を震った高嶋菜七応援隊のJK軍団も健在。

客入れのダンス・チューンはダンスDJが趣味という菜七の意向も反映されたそうで、この段階からトータル・コンセプトとしての『ダンス・サミット』は始まっていました。

初日の名古屋は何とか間に合わせてきた感が残る技量と本番でないとわからない進行上の弛みを無制限ともいえる若さのエネルギーで乗り切ったとも捉えられますが、翌々日の東京公演で課題をクリアし、大阪公演でひととおりの完成形をみたという感じです。

東京O-EAST公演の後に続々と流れてくる絶賛ツイートを見るだけで胸熱でした。先代がルイードを飛び出して91年8月に日本青年館で行ったライブを見に行った時の爆発しそうな高揚感を新生ファンも体感してることに感動しました。
Tpdseinenkan01

ステージの構成などは既にネット・ニュースで詳しく報道されているので、先代TPDのファン&新生TPDの新参者ながらの大ファンとしての個人的な雑感を。

ステージはノンストップといっても衣装換えBGM的なブレイクで大きく3つに分けられていて、"IN THE WONDERLAND"から"The Perfect Day"までの『ワン・バイ・ゼロ』曲を先代曲とからめた2番目のパートが先代のようにソロ、ユニットをメインにした本来のダンス・サミットになってました。

ワンマンでの蔵出しの先代ナンバーは『Ruby Chase』『Shadow Dancer』『史上最大の誘惑』。

"Shadow Dancer"は絶対やってほしかったナンバー。生で聴いたのは22年ぶり。新生TPDにも先代からのハードコアな遺伝子が受け継がれているようです。当初の予想では晏夕あたりがやればいいかと思い、あかりは八木田麻衣ちゃんあたりの可愛い雰囲気で行く感じかと思っていたので、あかりが歌ったのは衝撃的でした。星来との『千夜一夜』での「新生原宿ジェンヌ」を継承しての川村千沙的扱いになったようですが、あかり、男前すぎる・・・。

TPDは92年の新宿厚生年金会館がピークと思っているルイード時代からのファンとしては"Ruby Chase"やTPDの可愛い正当派アイドル路線ユニットViva!の『史上最大の誘惑』のような曲はちょっと好みから外れてしまい、この選曲は93年の武道館公演をベースとしているからかもしれません。

『おちゃめなジュリエット』「あなたの心にらこビーム」は「巨神兵東京に現る」のような破壊力。

うさきも『号泣教室』や『RADIO SUMMIT』を観たり聴いたりしてるうちに菜七を凌ぐ勢いのイチオシになってしまい、今回のうさき中心に見ている部分がありました。『おちゃめなジュリエット』~『史上最大の誘惑』の表情が本当に豊かになって、ぐんぐん成長しているようです。ステージ裏で酸素ボンベ3本ほど空にしてそうな激しさでした。

"The Perfect Day"は『ワン・バイ・ゼロ』の5曲の中では一番好きで、あどけなさの残る二葉のソロをパペットのメンバーがカバーする演技も再現。なぜか芝居パートを思い出して涙が込み上げてきたり。

香帆の出番が一番多いとのことらしいですが、安定した歌唱力とダンス力を絶妙に引き出せている成果ともいでるでしょう。

終演後の打ち上げで先代時代からのファンの友人と「ソロ、ユニット枠では特出したソロ・パートのなかったいさきちゃんにも穴井夕子風の可愛いソロを歌わせたい」という話で一致。

ラストパートの畳み掛けるようなノンストップ攻撃は通常のアイドルのコンサートを見慣れている人には衝撃的だったのではないでしょうか。『東京ハッカーズナイトグルーヴ』はもうダメ押し的な破壊ナンバー。

アンコールは鉄板曲でしたが、MCの後に初のオリジナリ曲"Dreamin'"でステージを終えたのはさすが。
ダブルアンコールで完結に自己紹介し、この先も努力し邁進する決意表明。

「このTPDの初ワンマンを境に、メンバー、ファン、他アイドル・グループ、他アイドルのファン、日本のアイドル界そのものの意識が大きく変わってしまうのでは」と確信できるほどのインパクトを残したツアーでした。

オリジナル曲の比率をどんどん増やして、新生TPDとしての邁進を祈りつつ、年内のセカンド・ツアーを楽しみにしたいです。

終演後、先代が91年8月に初ライブをしたアムホール前を通ってから打ち上げ。
1991年8月15日TPDダンサミ大阪初襲来のあの夏の夜と2014年8月22日が23年を経て、さらにパワーアップして繋がった奇跡に感謝
Tpdticket9114

setlist
01. ダイヤモンドは傷つかない
02. 十代に罪はない
03. Wake Me Up
04. OVERNIGHT SUCCESS
Dance
05. IN THE WONDERLAND (feat.あかり、星来)
06. Ruby Chase (feat.晏夕 support香帆、菜七)
07. Shadow Dancer (feat.あかり support香帆、二葉)
08. Just Like Magic (feat.菜七、香帆、晏夕)
Dance
09. Lost without you (feat.菜七、晏夕)
10. 千夜一夜 (feat.あかり、星来)
11. おちゃめなジュリエット (feat.らこ、うさき support香帆、いさき、二葉)
12. 史上最大の誘惑 (香帆、いさき、二葉 supportらこ、うさき)
13. The Perfect Day (feat二葉 support全員)
Projection Mapping intermission
14. キスは少年を浪費する
15. Catch!!
16. 夢を
17. 東京パッカーズナイトグルーヴ
18. BRAND NEW STORY
encore
19. We Are TPD
20. WEEKEND PARADISE
MC
21. DREAMIN'
encore
MC

オマケ、初日前日に勝手に妄想したメンバーソロ曲の候補。全部はずれました・・・
二葉:恋して女みがいて
晏夕:Shadow Dancer
沙紀:カチンときちゃう!
桜子:ラッキー・ラブ
あかり:キミはボーイフレンド
香帆:恋はシャンソン
紗季:We Should Be Dancing
星来:誘惑のブギー
菜七:予感

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