映画・テレビ

2014/08/05

パトレイバー実物大イングラム デッキアップイベント 2014年8月2日 大阪南港ATC

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8月2日に大阪南港ATCピロティ広場で開催初日を迎え10日まで催されるパトレイバー実物大イングラムのデッキアップイベントを見に行ってきました。各章ごとに劇場公開&映像ソフト化されている実写版『THE NEXT GENERATION パトレイバー』のプロモーションで、東京吉祥寺での同イベントは人が集まりすぎて3回予定のところ1回で中止になったというもの。

『機動警察パトレイバー』は初期OVAシリーズ、ゆうきまさみの漫画時代からのリアルタイム・ファンで、いかに想い入れがあるかを書くと何ヶ月もかかりそうなので全面的に省略します。

ちなみにこの実写版は第2章まで見ましたが、相変わらず実写なのにアニメ的な演出で台詞回ししてしまうのが押井守の実写スベりなところですね。過去作と比べるとかなり改善されてきましたけど。しかしそれでもパトレイバーの新作を見られる喜びは何物にも替え難いです。千葉繁も相変わらず良い味です。筧利夫の後藤田さんも雰囲気そのまんま。旧カヌカの役どころの太田莉菜はどちらかというと押井監督の『アヴァロン』 のヒロインのイメージ。

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イベントには実写版ヒロインで泉 野明の後任の泉野 明を演じる真野恵里菜さんも来るということで、『SPEC』『みんな!エスパーだよ!』の演技も好きだったので期待しましたが、この人が本業が歌手だったと前々日に知ったというにわかファンです。ハロプロの人なのですね。

あいにくの雨でしたが大勢のファンが集まり、11時にイベントがスタート。女性司会者の前説があって真野さん登場。可愛かったけど撮影NGでした。特車二課のユニフォームを期待したたのに普段着でした。真野さんのレイバーとの敬礼写真はプレスが撮影しているので検索すれば出てくると思います。

真野さんの号令でイングラムがデッキアップ。早いスピードで立ち上がりるとド迫力。リモコンのヘリコプターも飛んできて上空から撮影してました。お金がかかっているだろうけどプロモーション素材としてはかなり効果的なのではないでしょうか。

ちなみに立ち上がっていく途中はビデオ・モードで撮ってたので画像がありません。すみません。


ほどなくして真野さん退場。雨も小降りになり、ゆっくり撮影して帰宅。

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2010/09/15

キアヌ・リーブスと遭遇

Keanu01Keanu02トロントに到着し、ホテルにチェックインして、ちょっとまったりして一緒に来た友人と街の散策に出かけたのですが、ホテルを出て5分くらいの小じんまりした古い映画館の前に人だかりが。

話を聞くとどうもトロント国際映画祭に来ているキアヌ・リーブスがレッド・カーペットで出席するらしいという噂で、集まった模様。

で、プレミア上映を見る観客が何百と並んでいたけど、キアヌ目当てのギャラリーは百人もいなかったので、ガセかなーと思いつつ、映画館の向かい側の歩道で待つこと1時間。
リムジンでなくTIFF(映画祭)の普通の車が来て、本当にキアヌが降りてきて、皆大騒ぎになりました。びっくりです。

ファンサービスたっぷりで、映画館の両側のファンにサインをしていき、道路を渡ってこっちにも来て、サインしまくってました。30cmくらいの距離であのキアヌを見られて、感激!

私はデジカメのビデオで撮ってたので、写真は友人提供。

到着していきなり、いいものが見られましたー。一生自慢しますー。

で、結局何の映画のプレミアム上映だったかはわからず仕舞いでした・・・。
(ネットで調べろよ!)

http://www.torontointernationalfilmfestival.ca/

追記

調べたら、映画は Henry's Crime でした。

http://www.torontointernationalfilmfestival.ca/filmsandschedules/tiff/2010/henryscrime

映画館はELGINというところでした。今日も試写が別会場であるけど、チケットは無理でしょうねー。

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2010/04/23

ゾンビ 新世紀 完全版 5枚組DVD-BOX

Zombie01ホラー、スプラッター、近未来ジャンル映画の金字塔で、私の人生ベスト5に入る大好きな映画、『ゾンビ』(Dawn Of The Dead、ジョージ・A・ロメロ監督、1979年米・伊)の5枚組DVD-BOX、『ゾンビ 新世紀完全版』が通販専門の映画ソフト会社Stingrayのallcinema selectionから発売され、4/21に到着。見まくって至福の時間を過ごしている。

正月に年賀状と一緒に発売予告のDMが来ていて(以前同社の『特捜班CI-5』のDVD BOXを2種類買っていたので)、「遂にこの日が来たか!」と楽しみに待っていたもの。

内容は
【DISC 1】ダリオ・アルジェント監修版(119分)
【DISC 2】ディレクターズ・カット版(139分)
【DISC 3】米国劇場公開版(127分)
【DISC 4】特典ディスク(ロメロのインタビュー、予告編、デモニアのライブ等、107分)
【DISC 5】ゾンビマニア(2008年にカナダで放送されたドキュメンタリー、56分)
64ページ・ブックレット

Zombie02で、ダリオ版は1982年テレビ放送時の吹き替え付き。ディレクターズ・カット版は新録の吹き替え付き。3種とも5.1chサラウンドのワイド・スクリーン収録と日本独自の企画が盛り沢山で、マニアも納得の内容。1995年に発売された4枚組レーザーディスク・ボックスは買っていたので、今までにリリースされた国内版DVDは買い控えていたのだが、今回のDVDは買う価値十分にありだった。豪華で熱い解説や裏話満載のブックレットも素晴らしい。

『ブレードランナー』と並んで人生で見た回数が一番多い映画で、今でもビデオで年7~8回は見ているが、『ブレードランナー』と同じく、劇場公開時は見逃している作品。

1979年当時はスプラッターやホラーが大嫌いな怖がりで、雑誌の特集ページを開くのも怖いほどだったので、見に行くことなど考えられなかった。テレビCMや雑誌の情報だけを見て、公開当時にゾンビの夢を見たりした。

Zombie03ちなみに夢の内容は、今でもよく覚えていて、ゾンビで溢れかえった町を各駅停車の電車で逃げているのだが、各駅停車なので、駅ごとに停止してドアが開いてしまい、ホームいっぱいのゾンビを中のお客たちで押し戻してドアが閉まるのを待つという不条理なものだった。あと、ゾンビはチョコレートを食べている間はおとなしいので、とにかくチョコレートを食べさせるという笑える内容。でも夢の中では必死だった。

で、1980年に初TV放送され、勇気をもって怖いもの見たさで見てみたら、スプラッター・シーン以外のストーリーも非常によくできていて、すっかりハマってしまった。ゾンビだらけになった都市をヘリコプターで脱出した民間人カップルとSWATの隊員2人の4人が、ショッピング・モールに立て篭もってゾンビと戦うというシチュエーションには燃えまくった。

マニアの間では誰もが知っている「『ゾンビ』なのに音楽は同じゴブリンが手がけた『サスペリア』などから使っているヴァージョン」がこのときの放送で、放送されたのはこの時1回だけ。1982年に再放送されたときは、ちゃんとゾンビのサントラに戻っていた。サスペリア・ヴァージョンは今でもブートレッグとして高値で取引されているらしいが、私は持っていない。また見てみたいが・・・。

1983年に米国で初ソフト化されたのは、1979年日本公開版とは音楽も編集も大きく異なるヴァージョンで、ゴブリンの音楽の代わりに、使用料の安いサウンドライブラリの音源を多用しており、ヘリコプターの給油シーンなど、日本公開版ではカットされていたシーンが多くて、当時輸入版を友人宅で見てかなり驚いた。当時まだまだ高額だったビデオデッキが自宅に無かったので、しばらくは字幕なしのこの輸入盤を友人宅に入り浸って見まくっていた。

1995年にディレクターズ・カットでさらに長くなったヴァージョンをLDで入手し、ダリオ版も同じボックスに入っていたので、懐かしく見た。しかし、日本語吹き替えは収録されていなかったので、いつかはあのTV放送音源を・・・という飢餓感が募るばかりだった。

今回のDVDボックスは内海賢二&石丸博也という大御所による1980年収録当時の吹き替えが収録され、さらに長時間のディレクターズ・カットのために、再度同キャストで吹き替えを新録するという超豪華な企画が実現していて、感無量。よくぞここまでこだわってくれたと感謝したい。

ダリオ版の映像も2007年に製作されたHDマスターで、とにかく素晴らしい解像度。こんな綺麗なゾンビが見られるなんて・・・。

何十回、何百回見てもジョージ・A・ロメロが執念を持って作り上げたテーマと啓示は素晴らしく心に突き刺さる。今では失われつつあるインディペンデント映画の手弁当でがんばっている手作り感も最高。

6月は同監督によるゾンビ・シリーズの第6弾『サバイバル・オブ・ザ・デッド』が公開される。

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2010/03/18

おやすみ、フェルプス君

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『スパイ大作戦』のジム・フェルプス役、ピーター・グレイブスが亡くなったニュースはかなりショックでした。。83歳。
『0011ナポレオン・ソロ』と共に私ら世代なら誰でも夢中になったスパイ・ドラマ。子供ながらに見ることができたのはシリーズ終盤だったので、第1シーズンには出演していないことなどを知ったのは後々のことでした。

テープの指令、大平透の「おはよう、フェルプス君」があまりに印象的で、若山弦蔵の吹き替えもショーン・コネリーと並ぶ当たり役でした。
あの、自動的に消滅するテープレコーダーが欲しかった・・・。
子供のころ親が知り合いから借りてきたオープンリープ式のテープレコーダーでよく「おはよう、フェルプス君」と真似をしたものでした。

1988年に製作された『新・スパイ大作戦』での年老いての熱演も大好きでした。

キング・クリムゾンのロバート・フリップも、ライブCD・ボックス・セット"The Great Deceiver"に付属されていた1973~1974年のツアー日記で、アメリカツアー中にホテルで『スパイ大作戦』をしょっちゅう見ていたことが記されていました。

とりあえず旧シリーズの最高傑作といわれている『王家の血』三部作を見て追悼。

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2009/03/19

ヤッターマン

ヤッターマン側もドロンボー一味側も、キャストはほぼ満点をあげたいくらい良かった。
深キョンに「このスカポンタン!」と言われたい
(;´Д`)ハァハァ
という書き込みが映画化決定の時の2ch芸能ニュース・スレッドにあったが、それがまさに実現。

良くも悪くも三池監督テイスト満載という感じ。『妖怪大戦争』の最高の部分と『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』の最悪の部分が垣間見られた映画だった。

Yattahman01Yattahman02実写版としては最大限の忠実度を達成できているのに、テンポが良くなかった。ちょっと間延びしすぎの部分が多くて、ふと正気に戻って気恥ずかしさで耐えられなくなる瞬間がかなりあった。アニメの演出を映画でそのままやっても巧くいかない時はあるのだ。カッコ良さがスベるシーンが笑いをとれず、本当にスベってしまうことが多かった気がする。ちょっと演出をひとヒネりすればなうまくいったかもしれない。
エンディング・テーマのバックで流れた名場面集の編集が一番テンポ良くて、あれだけ見れば本編は見なくてもいいかなーというくらい良かった。

でも、もう1回見に行くかもしれない。深キョンもアイちゃんも可愛かったので(;´Д`)
「全国の女子高生の皆さん」を実現するシーンは凄かった。あれの巨大ポスターがあれば絶対欲しいなー。

ヤッターマン公式サイト
http://www.yatterman-movie.com/
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2008/09/28

大決戦!超ウルトラ8兄弟 舞台挨拶 9月15日MOVIX京都

Ultraman00_2大決戦!超ウルトラ8兄弟』9月15日の舞台挨拶のチケットがとれたので行ってきました。一生に一度見られるかどうかという信じられえないほど豪華なラインナップで、取った直後に完売となってしまいました。

本編は、とにかく理屈抜きで楽しむお祭り映画という感じで、ストーリーなんか二の次でしたが、40代以上にしかわからないネタ満載で、大人が大爆笑したり、「おーーー!!」と歓声を上げたりするのに、子供はキョトンとしているといった感じでした。

平成ウルトラマン4人(主演はV6の人)はメビウス以外見ていなかった時期のもので、人間関係などさっぱりわからなかったですが、なかなか良い演技をしていました。

やはりウルトラマンの昭和41年の初回放送の「タケダタケダタケダ~」の武田薬品のCMを流したところでツカミはOKという感じ。
初代4人のウルトラマン役に加えて4人のヒロインも夫婦役で出演するというあり得ない設定。そのうち3組は実子が子供役で出演していたり・・・。ゲスト出演者も豪華で、「ウルトラQ」の淳ちゃんは本人役で、一平君も怪獣に襲われる老人役で、「ウルトラマン」のイデ隊員も駄菓子屋のオヤジで登場。「帰ってきた~」の坂田モータースに岸田森の写真があったり(涙)、あいかわらず郷さんが流星1号を作っていたり。

前に座っていた親子連れは、5歳くらいの娘さんが途中でぐずりだして、トイレ~って泣き出しているのに、お父さんが頑として連れていこうとせず、「今いいところなんだからガマンしなさい!」と20分くらい引っ張った挙句、「子供なんか連れてくるんじゃなかった!」と仕方なく席を立って連れ出していきました・・・・・。すみません、後半ネタです。

結構いい加減なストーリーだったけど、ウルトラ遺伝子が幼少から染み付いている世代としては、ちょっと感動してしまって心の中のウルトラマンが呼び起こされた感じで映画は終了。いよいよ舞台挨拶です。

Ultraman01円谷プロの進行役のおねーさんのMCで夢のような8人が登場。上手から黒部進さん、桜井浩子さん、森次晃嗣さん、ひし美ゆり子さん、団時朗さん、榊原ルミさん、高峰圭二さん、星光子さんの順番で立って、順番に挨拶しました。もうなんというか頭が真っ白になって何を喋ったか覚えてないほどなんですが、桜井浩子さんと同じ空間の空気を吸えただけで、生きてた甲斐がありました

京都出身だという団時朗さんのMCの時には「郷さーん!!」という歓声がオヤジ達から沸きあがり、ドラマの面白さがわかりつつあった小学校2年生位のころ、一番想い入れをもって見ていた「俺達のウルトラマン」が「帰ってきたウルトラマン」だった私の世代なんだなーと思いつつ、自分も「郷さーーーん!!」と叫んでしまったり・・・。芸能界を引退後住んでいたアメリカから帰国して出演した榊原ルミさんにも涙。

北斗星司(高峰圭二さん)と、南夕子(星光子さん)が生ウルトラタッチをやってくれた時は、オヤジ達が「ウォォォーーー!!!」と大歓声を上げたりして、子供はドン引きしてました・・・。

Ultraman02あっという間に舞台挨拶が終わり、ロビーに平成ウルトラマンの着ぐるみが2人いて握手会をやっており、やっと子供のお楽しみタイムとなってました。例によって私は8歳の頃のようにパンフレットにロビーにあったウルトラ記念スタンプを押してから退場。

外は小雨が降っていたが、大勢の人がマイクロバスに乗る8人を出待ちしており、私も20分ほど待機して、無事見送りをしてから帰途についたのでした。

http://blog.hicbc.com/blog/ultra8/archives/2008/09/15/

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2008/03/09

追悼 広川太一郎

Hirokawa007声優の広川太一郎さんが3月3日に亡くなったというニュースを3月8日に知った。
こればかりはショックが大きすぎて、絶句。

最初に意識して聞いたのは、1969年の『ムーミン』のスノークで、台詞の言い回しのスノッヴさがおもしろくて刷り込まれてしまった。吹き替えでは1970年代初頭の『謎の円盤UFO』のストレイカー司令官(エド・ビショップ)。その次が『サイボーグ危機一髪』『600万ドルの男』のスティーヴ・オースチン(リー・メジャース)、そして『宇宙戦艦ヤマト』の古代守。『モンティ・パイソン』のエリック・アイドルさらに決定的なロジャー・ムーアの007ジェームズ・ボンド役と、Mr.BOO!シリーズのマイケル・ホイ

モンティ・パイソンから受け継がれた、Mr.BOO!シリーズでのアドリヴの凄さは、もはや伝説的になっていて、さらに『大阪ほんわかテレビ』のナレーションで完璧なまでに確立されていた。少し前に発掘された『クイーン・コング』で配給元がそれを狙って起用していたりもした。(おもしろかったけど映画はコケてしまった。)トニー・カーティスやロバート・レッドフォードの2枚目もこなせるけど、コミカルな役どころも得意で、ジェームズ・ボンド役はそれが絶妙にミックスされていた。

ショーン・コネリーのジェームズ・ボンドが若山弦蔵でなければならないのと同様に、ロジャー・ムーアのボンドは広川太一郎でなければならなかった。一昨年に007の全DVDが5.1chでリマスターされた時に、未収録だった吹き替えヴァージョンが、若山コネリー、広川ムーアのオリジナル吹き替えキャストで新収録された。これが残されたのは何よりの救いである。オリジナルTV版の吹き替えに比べると、老いを感じてしまうが、よくぞ残してくれたと言いたい。

テレビ・ジャンキーの人生の要所要所で本当にお世話になった人。なくてはなからかった人がいなくなってしまった。

とりあえずは007シリーズの新吹き替えを見て追悼。

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2007/11/22

クワイエットルームにようこそ

Quiet01松尾スズキ原作・監督、内田有紀主演の映画、『クワイエットルームにようこそ』を梅田ブルク7のレイトショーで見た。事前情報はほとんどなかったのだが、知り合いが日記で凄く良い(映画がというよりは内田有紀が)と書いていたので、久々の邦画。

結果、かなり面白かったし、内田有紀がとにかく良かった。他の出演者も皆魅力的だった。

実はアイドル時代の内田有紀がなぜかすごく苦手で、出演していたTVも全く見ていなかったし、歌も聴いたことがなく、後に筒美京平のボックスセットに入った『TENCAを取ろう!~内田の野望~』くらいしか持っていなかった。

結婚して一時引退したらしく音沙汰なかったが、離婚・復帰後の北野武監督の『監督・ばんざい!』に出ているのを見て、すごく良かったので、ちょっと見てみようと思って観賞した次第。

31歳の内田有紀、メロメロに可愛いではないか!なぜ10代20代のころはそう見えなかったのだろうか。

いきなりゲロまみれで記憶を失って精神科の女性用隔離病棟に軟禁状態の内田=佐倉明日香の過去が徐々にフラッシュバックでテンポよくコミカルに解明されていく。だだのコメディでなくて、後味はホロ苦くて、しかし爽やかで、泣けてくる。観客のだれでも感じている人生の苦しみを精神病棟の患者達と共有体験して、苦しみが少し吐き出せた気にもなれる。レディスデーで多くの女性客と見たが、なんか皆共感しているような雰囲気だった。

出演者は宮藤官九郎をはじめ、やはり大人計画関係が多いが、妻夫木聡なんかも三枚目の脇役で出ている。新世紀ヱヴァンゲリヲンの監督の庵野秀明も医師役で出ていたりして、著名ゲストも多様。大竹しのぶ、りょう、蒼井優と別枠女優陣も豪華で、気迫ありあまる演技。ナース役の大人計画所属、平岩紙は独特の風貌で『ロッカーの花子さん』の頃から気になっていた女優だが、うーむ、この映画では可愛く見えて仕方ない。どうしたものか。

演劇畑の人が映画を撮ると、どうしても芝居が演劇的になって映画の必然性がなくなっているケースが多いが、これはそうではなく、フラッシュバックの多用は効果的だった。唯一演劇的だったのが、入院患者達がレクリエーションでザ・ピーナッツの『恋のフーガ』を踊るシーン。ミュージカルっぽいが、なかなか良くて、見入ってしまった。なんせ人生で最初に見たコンサートが小学生だった1973年頃、近所の大学の学園祭野外ステージで見たザ・ピーナッツなので・・・。

ミュージカルといえば、ラストクレジットで出演者に元南青山少女歌劇団の大越史歩の名前があったことに驚いた。患者役だと思うが気が付かなかった。彼女が16,7歳だった頃の主演ミュージカルを20回位見ているが、もう30歳なのか。しみじみ。

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2007/11/18

ブレードランナー ファイナル・カット

Bladerunner0110月23日の日記にも書いたBLADE RUNNER THE FINAL CUTの初日初回を梅田ブルク7で見た。米国で最初にビデオ化された頃に本作を勧めてくれた、ファン歴24年位の友人の提案で、やはり盛り上がる初日初回しかないだろうということで、2日前に座席指定券を購入。朝9:50の初回を見た。

初回の観客は30人程度で、盛り上がっているとはいい難かったが、やはり熱心なファンの方達と見るのは嬉しい。パンフレット、グッズなどは無し。ポスターくらい売ってくれても良かったと思うのだが。

Bladerunner02デジタル上映ということで、大画面なのに画質は最高。初のサラウンド・チャンネルで音もきめ細やかで凄かった。最初のドーン!のところで、もう万感胸に迫るものがある。続く工場地帯のドカーン!の迫力に腰が抜けそうになる。ビデオや名画座、ディレクターズカット版ロードショーなどで100回以上見たなかでも最高の音響だった。

当日の早朝にビデオで見直してきたのだが、ファイナル・カットも基本的には、ディレクターズカット版に忠実で、あからさまな追加シーンは有名なホッケーマスク・モデルくらい。あとは、マニアなら誰でも知っている細かいミス・ショットの修正があった程度。

・ ゾーラの逃走シーンはスタントだったものにジョアンナ・キャシディの顔をデジタル合成し、ハイヒールの高さがシーンごとにバラバラだったものを修正。
・ スピナーが上昇する時、クレーンから吊り上げたワイアーが見えていたものを消去。
・ デカードの口の動きと台詞が合っていないものをハリソン・フォードの息子に喋りなおしてもらって修正(息子というのが、苦しいところだが、事情を知っているファンは納得)。
・ シーンが前後するのに出来ているデカードの頬の傷を修正。
・ 最後のハトの飛び立つシーンの背景を雨の夜空に修正。
・ 効果音を多数修正(日本語が聞こえるシーンなど)。

遠方の照明、車やスピナーの動きが、おそろしくリアルになっており、その辺もデジタル技術が用いられているが、オリジナルファンから大ブーイングだったスターウォーズのリマスター版のような露骨な改変はなく、スタートレックのデジタル・リマスター版のようにオリジナルを尊重したものになっていて安心できた。

改めて思うことは、ヴァンゲリスの音楽がこの映画の大部分を支配していること。女優の素晴らしさ。リドリー・スコット独特の煙と雨と光の効果。これらが巧く組み合わさってこそ、あの素晴らしい特撮が活きたのだと実感。あと、4人のレプリカントに終始ボコボコにされる、弱いハリソン・フォードが現実感溢れていて、とても魅力的で、故に終盤のロイ・バディの「生きること、命の尊さ」の台詞に重みが出ている。エンディングもディレクターズカットのほうがやはり良い。

DVDボックスが待ち遠しいが、とりあえずあと数回は見に行く予定。

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2007/11/03

小林聡美 『めがね』舞台挨拶 エッセイ『ワタシは最高にツイている』

Megane03少し前の話になるが、映画『めがね』の公開舞台挨拶を9月23日に梅田ガーデンシネマに見に行った。『かもめ食堂』のスタッフ、キャストが再集結して製作された映画。整理券を貰いに朝6時半に行くと早くも長蛇の列で、2回目の立ち見席にギリギリ間に合ったほどの盛況ぶり(100席程しかない小劇場なので)。前回の『かもめ食堂』の時も7時半に行くも、とっくの昔に売り切れていたので、今回はラッキーだった。

Megane01Megane02立ち見で入場後いよいよ舞台挨拶となり、小林聡美、市川実日子、もたいまさこ、荻上直子監督が登場。小林マダムと待望の接見を果たせて感激!それどころか最愛のドラマ『すいか』のキャストのうち、3人もが目の前に!感無量であった。

マダムはマイクの上手使いの持ち方で軽いギャグをかまして、ツンデレキャラ装う市川実日子とのコンビネーションも絶妙。もたいまさこは常にマイペースという感じ。マダムによると、もたいさんは仕事が終わったらもう映画の内容などすっかり忘れてる人との話。荻上直子監督も一緒に映画に登場するヘンな体操を披露して終了。

映画自体は「仕事に疲れた女性の駆け込み寺シリーズ第2弾」という感じで、たしかに癒されるし、携帯電話も通じない南方の孤島のゆったりとした空気が心地よい。でも、個人的にはもうこういうのはいいかな。宗教がかった部分もあって、スローライフもここまでくるとちょっと苦手な雰囲気も感じられた。まあこれは1回見ればOKかな。

Watashi01_2で、新しく出た小林聡美のエッセイ『ワタシは最高にツイている』も購入してみる。エクソシストを4回も見てしまった話とか、親知らずを抜いた話、滝川クリステルのヘアスタイルをまねて失敗した話、ノートパソコンを買った話などが最高におもしろかった。『かもめ食堂』の撮影以降も、フィンランドにもプライベートで行っているらしく、気に入っているんだなと思わせるエピソードも。素晴らしい人生を送っている人だ。

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